14 リポジトリ・オブジェクトへのデータ・アクセス・セキュリティの適用
Oracle BIリポジトリ・オブジェクトに使用できるデータ・アクセス・セキュリティについて説明します。
データ・アクセス・セキュリティは、データの参照および変更の権限を制御します。次のデータ・アクセス・セキュリティ・メソッドを使用できます。
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行レベルのセキュリティ。
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オブジェクト権限。
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問合せ制限。
データ・アクセス・セキュリティの実装に必要なタスクには、ユーザー、グループおよびアプリケーション・ロールの管理、カスタムLDAPサーバーの設定、カスタム・オーセンティケータの管理などが含まれます。これらは、Oracle Analytics Serverセキュリティの管理を参照してください。
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SSL接続の設定。
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アプリケーション・ロールと機能グループの定義。
データ・アクセス・セキュリティを実装する前に、ユーザーおよびアプリケーション・ロールを作成する必要があります。
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アプリケーション・ロールと機能グループへのユーザーの割当て。
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LDAPサーバーの設定。
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カスタム・オーセンティケータの定義と管理。
Oracle BI管理ツールで、オンライン・モードを使用してデータ・アクセス・セキュリティを実装します。オフライン・モードを使用している場合は、オフライン・モードでのデータ・アクセス・セキュリティの適用についてを参照してください。Oracle Analytics Server使用状況トラッキングは、データ・アクセス・セキュリティの監査を実行します。Oracle Analytics Serverの管理の使用状況トラッキングの管理を参照してください。
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