Apache HiveデータベースのためのDataDirect Connect ODBCドライバの構成

Apache Hiveデータベースに接続するDataDirect ODBCドライバのファイルの名前は、libARhive28.soです。

Apache Hiveの使用に関する制限事項を参照してください。

mwhome\bi\common\ODBC\Merant\8.0.2\helpディレクトリにある『Quick Start: Progress DataDirect for ODBC for Apache Hive Wire Protocol Driver for Linux』を参照してください。

  1. 次の場所にあるobis.propertiesファイルを開きます。

    BI_DOMAIN/config/fmwconfig/bienv/obis

  2. LD_LIBRARY_PATH変数を見つけて、次の情報を使用します。
    • Linuxの場合、ライブラリ・パス変数はLD_LIBRARY_PATHです。

    • AIXの場合は、ライブラリ・パス変数はLIBPATHです。

    たとえば、Linux上のドライバにライブラリ・パス変数を設定するには、次のようにします。

    LD_LIBRARY_PATH=$MW_HOME/bi/bifoundation/server/bin,
    $ORACLE_HOME/bi/bifoundation/web/bin,
    $ORACLE_HOME/clients/epm/Essbase/EssbaseRTC/bin,
    $ORACLE_HOME/bi/bifoundation/odbc/lib,
    $ORACLE_INSTANCE,
    $ORACLE_HOME/lib
    
  3. 必要に応じ、DataDirectドライバのパスが含まれるようにLD_LIBRARY_PATH変数を更新します。

    Linuxのドライバの変数を更新するには、次の例を確認します。

    LD_LIBRARY_PATH=$bi/modules/oracle.bi.datadirect.odbc/8.0.2/lib,
    $ORACLE_HOME/bi/bifoundation/server/bin,
    $ORACLE_HOME/bi/bifoundation/web/bin,
    $ORACLE_HOME/clients/epm/Essbase/EssbaseRTC/bin,
    $ORACLE_HOME/bi/bifoundation/odbc/lib,
    $ORACLE_INSTANCE,
    $ORACLE_HOME/lib
    
  4. obis.propertiesPATH変数を検索し、必要に応じ、DataDirectドライバ・パスを含めます。
  5. DataDirectドライバを指すには、LD_LIBRARY_PATH変数の上または下のどちらかに、HADOOP_DLL変数を作成します。

    例:

    HADOOP_DLL=MW_HOME/bi/modules/oracle.bi.datadirect.odbc/8.0.2/lib/ARhive28.so

  6. ファイルを保存して閉じます。
  7. 次の場所にあるodbc.iniファイルを開きます。

    BI_DOMAIN/config/fmwconfig/bienv/core

  8. ODBC接続名がリポジトリで定義した接続プールに指定されているデータソース名と同じになるように、データベースにエントリを作成します。

    DriverパラメータをHive用のDataDirect Connectドライバのファイル名および場所に設定します。HostNameパラメータを指定する必要があります。完全修飾ホスト名またはIPアドレスおよびPortNumberパラメータを使用できます。

    次の例では、DriverパラメータはDataDirect Connectドライバに設定されており、データ・ソース名はHiveです。

    [Hive] 
    Driver=MW_HOME/bi/modules/oracle.bi.datadirect.odbc/8.0.2/lib
    Description=Oracle 8.0 Apache Hive Wire Protocol
    ArraySize=16384
    Database=default
    DefaultLongDataBuffLen=1024
    EnableDescribeParam=0
    HostName=localhost
    LoginTimeout=30
    MaxVarcharSize=2000
    PortNumber=10000
    RemoveColumnQualifiers=0
    StringDescribeType=12
    TransactionMode=0
    UseCurrentSchema=0
    
  9. odbc.iniファイルを保存して閉じます。
  10. OBIS1を再起動します。