高度な手法: HTMLタグを使用した書式設定

管理者権限がある場合、オプション「HTMLマークアップを含みます」が一部のダイアログに表示されます。

このオプションを使用すると、有効なHTMLマークアップ(JavaScriptを含む)を使用してコンテンツを書式設定できます。追加の書式設定を含める場合は、HTMLマークアップに@を接頭辞として付加します。カスタム書式設定がサポートされないデバイスでは、@の後ろのマークアップは無視され、コンテンツは書式設定なしで表示されます。

たとえば、次のHTMLマークアップでは、表とピボット表の列の幅および高さが設定されます。接頭辞@[html]は、HTMLを適用することを意味します。

@[html]<span style="width:200px; height:50px>@</span>

「HTMLマークアップを含みます」オプションは、書式設定を適用できるすべての場所で使用できます。

  • 分析:

    • 分析エディタ。

    • 「分析プロパティ」ダイアログ。

    • 「列のプロパティ」ダイアログ。

    • 「新規計算済メジャー」ダイアログ。

  • ダッシュボード:

    • 「ダッシュボードのプロパティ」ダイアログ。

いくつかの例を示します。実際の使用目的と類似する例がある場合は、その例をコピーして貼り付け、必要に応じて変更します。

HTML要素 使用上のノートおよび使用例

テキスト

任意のHTMLタグを使用してテキストの書式を制御できます。次に例を示します。

  • テキストをセクションの中央に配置するには:

    <CENTER>中央に配置されるテキスト</CENTER>

  • テキストを太字にするには:

    <B>太字のテキスト</B>

  • フォント・サイズおよび色を設定するには:

    <FONT SIZE="4" COLOR="red">赤いテキスト</FONT>

タグを結合して効果を付加する場合:

<CENTER><B><FONT COLOR="red">中央に配置される太字の赤いテキスト</FONT></B></CENTER>

JavaScript

ブラウザによってサポートされている自己包含型のスクリプトを使用します。「HTMLテキスト」ウィンドウにスクリプトを貼り付けるか入力します。開始タグ<script>および終了タグ</script>を含めます。

開始タグ<SCRIPT>でJavaScriptを指定します(<SCRIPT LANGUAGE="javascript">)。