データ・フローへの増分処理の適用

増分処理を使用してデータ・フローで最後に処理されたデータを判別し、新しく追加されたデータのみを処理します。

  1. データ・セットの増分識別子としてデータ要素列を選択します。

    増分識別子として選択できるのは、データベース接続を介して調達されたデータ・セットのみです。

    1. 「データ」ページに移動し、「データ・セット」を選択します。

    2. データ・セットを選択し、「アクション・メニュー」をクリックまたは右クリックして、「開く」を選択します。

    3. 「結果」ツールバーの「データ・セットの編集」をクリックします。

    4. ダイアグラム内のデータ・セット・ノードを選択します。「新規データ・インジケータ」リストから列を選択し、「保存」をクリックします。

  2. 増分識別子を選択したデータ・セットを使用して、データ・フローに増分処理を適用します。

    1. 増分処理を適用するデータ・フローを作成するか開きます。

    2. データ・フロー・エディタで、データ・セットを選択します。

    3. 「ステップ・エディタ」ペインで「新規データのみ追加」を選択し、データ・セットを増分としてマークします。

    4. 「保存」をクリックします。

複数のデータ・セットを持つデータ・フローでは、増分として1つのデータ・セットのみを選択できます。2つ目のデータ・セットを増分として選択しようとすると、警告メッセージが表示されます。「はい」をクリックすると、「新規データのみ追加」を選択した2番目のデータ・セットの増分処理が有効になります。最初のデータセットの増分処理の選択は解除されます。