ビジュアライゼーション・キャンバスからREST APIに接続するためのデータ・アクションの作成

列を選択したときに値をREST APIに送信して外部Webサイトからレスポンスを返すように、キャンバスでHTTP APIデータ・アクションを使用できます。

HTTP APIデータ・アクションを作成する前に、接続しようとしているドメインを安全なドメインとして構成する必要があります。安全ドメインの登録を参照してください。

  1. プロジェクトを作成するか開き、「ビジュアル化」領域で作業していることを確認します。
  2. 「メニュー」をクリックし、「データ・アクション」タブを選択します。
  3. 「アクションの追加」をクリックして新しいHTTP APIデータ・アクションの名前を入力します。たとえば、HTTP API Exampleと入力します。

    複数のHTTP APIデータ・アクションを追加できます。

  4. 「タイプ」フィールドをクリックし、「HTTP API」を選択します。
  5. 「アンカー先」フィールドをクリックし、HTTP APIデータ・アクションを適用する列を選択します。メジャー列または非表示の列を選択しないでください。「アンカー先」フィールドに値を指定しない場合、データ・アクションは、ビジュアライゼーション内のすべてのデータ要素に適用されます。
  6. 「HTTPメソッド」フィールドをクリックし、適切な値(GET、POST、PUT、DELETE)を選択してREST APIに送信します。
  7. httpまたはhttpsで開始し、オブションで置換トークンを含むREST APIのURLを入力します。

    URLの置換トークンはコンテキスト値をデータ・アクション(データ値、ユーザー名、プロジェクト・パス、キャンバス名など)に渡します。

    たとえば、http://www.googleapis.com/books/v1/volumes?q=${valuesForColumn:"Category"}を使用し、列値(「カテゴリ」列など)をREST API (Google books APIなど)に渡すことができます。「カテゴリ」列内のセルから選択した値がREST APIに渡されます。

  8. POSTメソッドを選択した場合、各パラメータを別々の行に入力するフィールドが表示されます。

    "="で区切られた名前と値を持つ名前/値ペアとして各パラメータを入力します。呼び出しているAPIに応じて、同じURLトークン構文を名前/値ペアで使用できます。

    次に例を示します。

    • paramName1=paramValue1
    • paramName2=${valuesForColumn:"Product"}
  9. 「OK」をクリックして保存します。
  10. ビジュアライゼーションのデータ・ポイントをクリックします。

    たとえば、「カテゴリ」列から「ブック」を選択します。

  11. 右クリックしてHTTP APIの例を選択し、結果を表示します。

    選択したデータ・ポイントで、URLトークンに渡す値が決定されます。

    成功または失敗メッセージが表示され、選択した値を使用してREST APIが正常に起動されたことを確認します。