カスタム・イメージ
Kubernetesクラスタ・ノードの作成に使用されるカスタムOCKイメージについて説明します。
カスタム・イメージを作成するには、ocne image create
コマンドを使用します。 結果のイメージは、ターゲット・プラットフォームに適した形式で、localhostの$HOME/.ocne/images
ディレクトリに保存されます。 ocne image upload
コマンドを使用して、イメージを使用してVMを作成できるロケーションにイメージをアップロードします。
イメージを作成するには、Kubernetesクラスタへのアクセス権が必要です。 実行中の任意のクラスタを使用できます。 使用するクラスタを指定するには、環境変数KUBECONFIG
を設定するか、またはocne
コマンドの--kubeconfig
オプションを使用します。 使用可能なクラスタがない場合は、デフォルトの構成でlibvirt
プロバイダを使用してエフェメラル・クラスタが自動的に作成されます。
イメージ変換には大量の領域が必要です。 20 G以上のストレージを任意のクラスタ・ノードに割り当てることをお薦めします。 構成ファイルのエフェメラルおよびlibvirtクラスタのストレージを設定できます。たとえば、CLIのデフォルト・ファイルに次のものを追加できます:
ephemeralCluster:
node:
storage: 20G
providers:
libvirt:
workerNode:
storage: 20G
controlPlaneNode:
storage: 20G