OSTreeイメージのアーカイブ
カスタム・イメージをOSTreeアーカイブ形式で説明し、「独自の持込み」クラスタでKubernetesノードを作成します。
OCKのカスタム・インストールは、Oracle LinuxのAnacondaおよびKickstart自動インストール・オプションを使用して実行します。 Anacondaでは、ターゲット・ホストのルート・ファイル・システム(HTTPを介して提供されるOSTreeアーカイブ)にインストールするために、OSTreeコンテンツが特定の形式で使用可能である必要があります。 更新に使用されるOCKコンテナ・イメージは、この形式ではありません。 Anacondaでコンテンツを使用するには、アーカイブに変換してHTTPサーバーを使用して使用可能にする必要があります。
イメージは、--type ostree
オプションを指定したocne image create
コマンドを使用して作成できます。 結果のコンテナ・イメージは、Open Container Initiativeのアーカイブ形式で格納され、ローカル・キャッシュにインポートするか、コンテナ・レジストリにプッシュできます。 コンテナ・イメージを構築すると、Kubernetesクラスタ内からベース・イメージがプルされます(これは、kubeconfig
ファイルを使用して設定された既存のクラスタ、またはこの目的で起動されたエフェメラル・クラスタのいずれかです)。
デフォルトでは、このイメージは、コマンドが実行されるシステムのアーキテクチャ用に作成されます。 --arch
オプションを使用すると、ほかのアーキテクチャ用にイメージを作成できます。
通常、OSTreeアーカイブ・イメージはコンテナ・レジストリにコピーされます。 Open Container Initiativeのトランスポートとフォーマットで動作する任意のターゲットにイメージをコピーできます。 使用可能なオプションについては、containers-transports(5)
を参照してください。