構成ファイル
OCKイメージ構成ファイルについて説明します。
ock-forge
スクリプトには、生成されたイメージに含まれるものを指定するrpm-ostreeツリー・ファイル構成が必要です。 スクリプトはOracle CNEデプロイメント用のOCKイメージを生成するため、ツリー・ファイルには、その環境での作業に必要な基本構成が含まれている必要があります。 これらの構成ファイルは、「OCK構成GitHubリポジトリ」の異なるターゲットKubernetesバージョンで使用できます。
これらの構成ファイルを直接編集しないで、カスタム構成を別々のファイルに含めることをお薦めします。 これにより、OCKイメージ構成ファイルに対する今後の更新によってカスタム構成が上書きされるのを防ぎます。
ock-forge
スクリプトが読み取る初期構成ファイルは、manifest.yaml
と呼ばれます。 ターゲットのKubernetesバージョンの既存の構成を使用し、次のようにmanifest.yaml
ファイルに追加の構成ファイルを含めることでカスタマイズします:
# manifest.yaml
include:
- base.yaml
- ux.yaml
- ocne.yaml
- removals.yaml
- custom/myconfig.yaml
...
たとえば、VimエディタをカスタムOCKイメージで使用できるようにするには、
myconfig.yaml
ファイルに次を追加します:packages:
- vim
rpm-ostreeツリー・ファイルで使用可能なパラメータの詳細については、「rpm-ostreeツリー・ファイル参照」を参照してください。