記憶域の管理のスタート・ガイド

Oracle Enterprise Managerは記憶域リソースとそのコンポーネント(記憶域プール、記憶域ハードウェア、ファイルシステム、および論理ボリュームなど)を検出、管理します。

記憶域サーバーはそのリソースを、論理ユニット(LUN)または共有として公開します。記憶域クライアントはこれらのLUNおよび共有に対するアクセスがあり、固有のファイルシステムまたはデバイスとして表し、さらにこれらのファイルシステムを固有のクライアント(アプリケーション、データベースまたは仮想マシンなど)に公開します。

システム・インフラストラクチャ・プラグインにより、記憶域アプライアンスおよびホストの記憶域リソースが管理されます。

記憶域管理には、記憶域リソースをオペレーティング・システムと仮想アセットが利用できるようにするためのすべてのアクティビティが含まれます。次にいくつかのアクティビティを示します。

  • 記憶域ターゲットの検出とそれらの関係を導出します。

  • すべての記憶域ターゲット・コンポーネントの構成およびパフォーマンスのメトリックを収集します。

  • インシデントを検出します。

  • LUN、ファイルシステム、プロジェクト、プールなどの記憶域ターゲット・コンポーネントをモニターします。