apply_template_tests

ファイルからリポジトリ・ターゲットに変数およびテスト定義を適用します。

書式

emcli apply_template_tests
      -targetName=target_name
      -targetType=target_type
      -input_file=template:template_filename
      [-input_file=variables:<variable_filename>]
      [-input_file=atsBundleZip:<ats_bundle_zip_filename>]
      [-useBundleDatabankFile]
      [-useFirstRowValues]
      [-overwriteExisting=all | none | <test1>:<type1>;<test2>:<type2>;...]
      [-encryption_key=key]
      [-swlibURN=<URN_for_swlib_entity>] 
      [-swlibPath=<Path_for_swlib_entity>] 

[ ]  indicates that the parameter is optional

オプション

  • targetName

    ターゲット名。

  • targetType

    ターゲット・タイプ。

  • input_file=template

    テスト定義を含む入力ファイルの名前。

    input_fileオプションの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。

  • input_file=variables

    変数定義を含む入力ファイルの名前。この属性が指定されていない場合、テスト定義を含む同じファイルから変数が抽出されます。

    変数ファイルの書式は次のとおりです。

    <variables xmlns="template">
    <variable name="<name1>" value="<value1>"/>
    <variable name="<name2>" value="<value2>"/>
    ...
    </variables>
    

    input_fileオプションの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。

  • input_file=atsBundleZip

    テンプレートに定義されているATSバンドルzipの名前。

    input_fileオプションの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。

  • useBundleDatabankFile

    このオプションを指定した場合、バンドルのデータバンク・ファイルが使用されます。

  • useFirstRowValues

    このオプションを指定した場合、最初の行の値が使用されます。

  • overwriteExisting

    テストがターゲットにすでに存在する場合、どのテストを上書きするかを指定します。可能な値は次のとおりです。

    1. none(デフォルト): ターゲットの既存のテストはすべて上書きされません。

    2. all: ターゲットに同じ名前のテストがある場合、そのテストはテンプレート・ファイルで指定されたテスト定義で上書きされます。

    3. <test1>:<type1>;<test2>:<type2>;...: ターゲットに、<test1>、<test2>などの同じ名前のテストがある場合、これらはテンプレート・ファイルの定義で上書きされます。

  • encryption_key

    ファイルの内容を復号化するオプションのキー。ファイルの暗号化に使用したキーと同じキーを指定します。

  • swlibURN

    URNを介したソフトウェア・ライブラリ・エンティティのロード。OATZ zipファイルおよびZipファイル名などの該当するエンティティ・データは、新しいサービス・テストに関連付けられます。OATS zipファイルをサービス・テストに関連付けるには、このオプションまたは-swlibPathオプションのいずれかが必要です。

  • swlibPath

    エンティティ・パスを介したソフトウェア・ライブラリ・エンティティのロード。OATZ zipファイルおよびZipファイル名などの該当するエンティティ・データは、新しいサービス・テストに関連付けられます。OATS zipファイルをサービス・テストに関連付けるには、このオプションまたは-swlibURNオプションのいずれかが必要です。

これらの例を実行するには、次の権限が必要です。

  • サーバー・プール・ターゲットでのOPERATOR権限。

  • 現在ターゲットをモニタリングしているすべてのビーコンでのOPERATOR権限。また、「任意のビーコンの使用」権限も必要です。

例1

この例では、ファイルの内容の復号化にキーmy_passwordを使用して、ファイルmy_template.xmlに含まれるテスト定義を汎用サービス・ターゲットmy_targetに適用します。my_websiteまたはmy_scriptという名前のテストがターゲットに存在する場合、ファイルのテスト定義で上書きされます。

emcli apply_template_tests
      -targetName='my_target' -targetType='generic_service'
      -input_file=template:'my_template.xml' -encryption_key='my_password'
      -overwriteExisting='my_website:HTTP;my_script:OS'

例2

この例では、ファイルmy_variables.xmlに指定された変数の値を使用して、ファイルmy_template.xmlに含まれるテスト定義をWebアプリケーション・ターゲットmy_targetに適用します。テンプレート・ファイルに指定されたテストと同じ名前のテストがターゲットにある場合、そのテストは上書きされます。

emcli apply_template_tests
          -targetName='my_target' -targetType='website' 
          -input_file=template:'my_template.xml' -input_file=variables:
            'my_variables.xml' 
          -overwriteExisting='all'