collect_metric

指定された内部メトリック名に関連するメトリックのセットに関して、収集およびしきい値評価を即座に実行します。メトリック・データ収集としきい値評価がEM CLIの呼出しに対して非同期で発生します。

通常、このコマンドは、オープン・メトリック・アラートまたはエラーが解決されたと判断し、メトリックを即座に収集して再評価することでイベントをクリアする場合に使用します。このコマンドは、サーバーが生成するデータベース・メトリックを除くほとんどのメトリックに適用されます。

get_on_demand_metrics Verbを使用して、特定のターゲットでサポートされるメトリックの完全なリストを表示できます。

書式

 emcli collect_metric        -target_name=name        -target_type=type        -metric_name=metric_name | -collection_name=user_defined_metric_name

[ ]  indicates that the parameter is optional

オプション

  • target_name

    ターゲットの名前。

  • target_type

    内部ターゲット・タイプの識別子(host、oracle_database、emrepなど)。

  • metric_name

    収集されるメトリックのセットを表す内部名。get_on_demand_metrics Verbを使用して、特定のターゲットでサポートされるメトリックのリストを表示できます。

  • collection_name

    メトリック拡張の名前。このオプションはメトリック拡張にのみ適用されます。

例1

「CPU使用率(%)」メトリックを収集する場合、get_on_demand_metricsコマンドを使用して適切なメトリック内部名(ここではLoad)を確認し、次のようにコマンドを実行します。

emcli collect_metric  -target_type=host  -target_name=hostname.example.com  -metric_name=Load

例2

この例では、MyUDMというメトリック拡張のしきい値を即座に収集および評価します。

emcli collect_metric -target_type=host -target_name=hostname.example.com  -collection=MyUDM