create_gold_agent_image

指定したソース管理エージェントを使用して、またはすでに作成済のイメージを別のエンタープライズ管理システムからインポートして、管理エージェント・ゴールド・イメージを作成します。

書式

emcli create_gold_agent_image
        -image_name="gold_image_name"
        -version_name="gold_image_version_name"
        -source_agent|-import_location="source_agent|import_location"
        [-gold_image_description="gold_image_description"]
        [-working_directory="working_directory_location"]
        [-config_properties= " agent_configuration_properties"] 
[ ]  indicates that the parameter is optional. 

オプション

  • image_name

    作成した管理エージェント・ゴールド・イメージを追加する必要があるゴールド・イメージ名を指定します。

  • version_name

    管理エージェント・ゴールド・イメージのバージョン名を指定します。

  • source_agent

    管理エージェント・ゴールド・イメージを作成するためにソースとして使用する必要がある管理エージェントを指定します。ゴールド・イメージを作成するためにソースとして使用できる管理エージェントのリストを表示するには、emcli get_targets -target="oracle_emd"を実行します。

  • import_location

    ゴールド・エージェント・イメージ・バージョンを作成するためにゴールド・エージェント・イメージ・ソフトウェアをステージングし、すべてのOMSからアクセス可能な場所を指定します。

  • gold_image_description

    管理エージェント・ゴールド・イメージの説明を指定します。

  • working_directory

    管理エージェント・ゴールド・イメージを作成するために使用する必要がある作業ディレクトリを指定します。デフォルトの作業ディレクトリは、$AGENT_INSTANCE_HOME/installです。

  • config_properties

    管理エージェント・ゴールド・イメージの作成中に取得する必要がある管理エージェント構成プロパティを「;」で区切って指定します。

終了コード

正常終了した場合は0。0以外の値は、verb処理が正常終了しなかったことを示します。

例1

次の例では、ソース管理エージェントとしてexample.com:3872を使用して管理エージェント・ゴールド・イメージOPC_AGI_DB_JUL_13を作成し、ゴールド・イメージ・バージョンをゴールド・イメージOPC_DB_MONITORINGに追加します。

emcli create_gold_agent_image 
                 -source_agent=example.com:3872 -version_name=OPC_AGI_DB_JUL_13 -image_name=OPC_DB_MONITORING 

例2

次の例では、ソース管理エージェントとしてexample.com:3872を、作業ディレクトリとして/tmpを使用して管理エージェント・ゴールド・イメージOPC_AGI_DB_JUL_13を作成し、ゴールド・イメージ・バージョンをゴールド・イメージOPC_DB_MONITORINGに追加します。

emcli create_gold_agent_image 
                 -source_agent=example.com:3872 -version_name=OPC_AGI_DB_JUL_13 -image_name=OPC_DB_MONITORING -working_directory=/tmp