create_job_from_library

ライブラリ・ジョブをテンプレートとして使用して、ジョブを作成します。このVerbはマルチタスク・ジョブをサポートしています。

書式

emcli create_job_from_library
    -lib_job_name="library_job_name"
    -name="new_job_name"
   [-owner="library_job_owner"]
   [-input_file=property_file:"filename"]
   [-appendtargets]

[ ]  indicates that the parameter is optional

オプション

  • lib_job_name

    テンプレートとして使用するライブラリ・ジョブ。

  • owner

    ジョブの所有者。このオプションを指定しないと、デフォルトのジョブ所有者はログインしているEnterprise Manager管理者になります。

  • name

    作成する新しいジョブの名前。名前はプロパティ・ファイル内に指定することもできます。名前を指定しない場合、名前はライブラリ・ジョブの名前から生成されます。

  • input_file

    filenameを提供して、ジョブを作成するプロパティをロードできます。

    プロパティ・ファイルを指定すると、プロパティ・ファイル内の値は上書きされるか、ライブラリ・ジョブ内の既存の値に付加されます。プロパティ・ファイルを指定しない場合、ライブラリ・ジョブは未変更で発行されます。

    input_fileオプションの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。

  • appendtargets

    プロパティ・ファイルのターゲットをライブラリ・ジョブの既存のターゲットに付加します。これ以外の場合、プロパティ・ファイルにターゲットが指定されている場合、ライブラリ・ジョブのターゲットは上書きされます。

例1

この例では、ライブラリ・ジョブMYLIBJOB1に基づいてMYJOBという名前のジョブを作成します。

emcli create_job_from_library -lib_job_name=MYLIBJOB1 -name=MyJob

例2

この例では、ライブラリ・ジョブMYLIBJOB1に基づいてMYJOB2という名前のジョブを作成します。/tmp/myjob1_prop.txtのプロパティは、ライブラリ・ジョブの設定を上書きします。

emcli create_job_from_library -lib_job_name=MYLIBJOB1 -name=MyJob2 -input_file=property_file:/tmp/myjob1_prop.txt