create_paas_zone

PaaSインフラストラクチャ・ゾーンを作成します。

書式

emcli create_paas_zone
       -name="<PaaS Zone name>"
       -credential="<global named credential>"
       [-hosts="<Host1,Host2,Host3...>"]
       [-ovm_zones="<OVMZone1,OVMZone2,OVMZone3...>"]
       [-roles="<ssaRole1,ssaRole2,..>"]
       [-description="<PaaS Zone description>"]
       [-cpu_utilization="<value between 1 and 100>"]
       [-memory_utilization="<value between 1 and 100>"]

[ ]  indicates that the parameter is optional.

オプション

  • name

    作成するPaaSインフラストラクチャ・ゾーンの名前。

  • credential

    このPaaSインフラストラクチャ・ゾーンでプロビジョニングに使用するグローバル名前付き資格証明。資格証明はすべてのホストで同じである必要があります。クラウド管理者は、所有している名前付き証明書のみ使用できます。

  • hosts

    このPaaSインフラストラクチャ・ゾーンのメンバーとして追加するホスト・ターゲットのカンマ区切りのリスト。

  • ovm_zones

    このPaaSインフラストラクチャ・ゾーンのメンバーとして追加するOracle仮想マシン(OVM)ゾーン・ターゲットのカンマ区切りのリスト。作成するPaaSインフラストラクチャ・ゾーンには、最低1つのホストまたはOVMゾーン・ターゲットを追加する必要があります。

  • roles

    このPaaSインフラストラクチャ・ゾーンにアクセスできるSSAロールのカンマ区切りのリスト。PaaSインフラストラクチャ・ゾーンは、ロールを使用することで、限定されたユーザーに対して使用可能にできます。SSAロールは、このEM CLIコマンドを実行する前にすでに作成されている必要があります。

  • description

    PaaSインフラストラクチャ・ゾーンの説明。

  • cpu_utilization

    配置ポリシー制約を使用すると、クラウド管理者がPaaSインフラストラクチャ・ゾーンのすべてのホストの上限値を設定できます。この制限は、PaaSインフラストラクチャ・ゾーン内のホスト・メンバーが消費するリソースの最大量を制限します。たとえば、本番PaaSインフラストラクチャ・ゾーンでは、CPUの使用率を80%に制限し、開発用PaaSインフラストラクチャ・ゾーンでは使用率を最大95%に制限できます。サービス・インスタンスは、配置制約を満たす1番目のホストにプロビジョニングされます。入力する値は、1から100の間である必要があります。指定しない場合は、デフォルト値の80%が使用されます。

  • memory_utilization

    PaaSインフラストラクチャ・ゾーンで使用されるメモリーの割合を制限する配置ポリシー制約。入力する値は、1から100の間である必要があります。指定しない場合は、デフォルト値の80%が使用されます。

この例では、My PaaS Zoneという名前のPaasインフラストラクチャ・ゾーンを作成します。

emcli create_paas_zone
       -name="My PaaS Zone"
       -credential="ZoneNamedCredentials"
       -hosts="host1.mycompany.com, host2.mycompany.com"
       -roles="SSA_USER_ROLE"
       -description="This is a test PaaS Zone"
       -cpu_utilization="85"
       -memory_utilization="75"