get_sample_migration_xml
選択した移行方法に基づいて、指定したディレクトリの場所にソースと宛先のマッピングを示すサンプルXML移行ファイルを生成します。
書式
emcli get_sample_migration_xml
-migration_type=<migration type>
[-file_name=<file name>]
[-directory=<directory path>]
[ ] indicates that the parameter is optional.オプション
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migration_type
移行方法を次のように指定します。
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ONLINE_DATAGUARD: Data Guardフィジカル・スタンバイ(最短停止時間)
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RMAN_CLONE: RMANクローン
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OFFLINE_DATAPUMP: データ・ポンプ(フルまたはスキーマ)のエクスポートおよびインポート(クロス・プラットフォーム)
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ONLINE_TTS: 完全トランスポータブル・エクスポートおよびインポート(最短停止時間、クロス・プラットフォーム)
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file_name
サンプル移行ファイルの名前。拡張子を指定しない場合、デフォルトでxmlになります。ファイル名を指定しない場合、デフォルトでSampleMigrationXML.xmlになります。
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directory
サンプル・ファイルの保存場所。ディレクトリを指定しない場合、デフォルトで現在のディレクトリになります。
終了コード
正常終了した場合は0。0以外の値は、verb処理が正常終了しなかったことを示します。
例
例1
次の例では、現在のディレクトリにSampleMigrationXML.xmlという名前のサンプルXML移行ファイルを生成します。サンプルの移行では、Data Guard移行方法を使用します。
emcli get_sample_migration_xml
-migration_type="ONLINE_DATAGUARD"
例2
次の例では、/scratch/migrationsディレクトリにRMANMapping.xmlという名前のサンプルXML移行ファイルを生成します。サンプルの移行では、RMANクローン移行方法を使用します。
emcli get_sample_migration_xml
-migration_type="RMAN_CLONE"
-file_name="RMANMapping"
-directory="/scratch/migrations"