provision_mw_profile
Oracle以外のミドルウェア・プロビジョニング・プロファイルをプロビジョニングします。
Oracle以外のミドルウェアには、Apache TomcatやJBossなどがあります。
書式
emcli provision_mw_profile
-profile="Profile Location"
-hosts="List of Hosts"
-credentials="List of Credentials"
[-input_file=parameters:"Provisioning Options"]
[-input_file=host_qualifiers:"Host Qualifiers"]
[-action="Provisioning Action"]
[-work_dir="Working Directory"]
[-analyze]
[-schedule=
start_time:yyyy/MM/dd HH:mm;
[tz:{java timezone ID}];
[grace_period:xxx];
]
[ ] indicates that the parameter is optional.オプション
-
profile
プロファイルのソフトウェア・ライブラリの場所を指定します。
-
hosts
プロファイルがプロビジョニングされるホストのカンマ区切りリスト。
-
credentials
ホストにアクセスするために使用される名前付き資格証明のカンマ区切りリスト。1つの資格証明パラメータを渡すには、次の形式で名前:値のペアを入力します。
credential_name:credential_owner説明:
credential_nameは、名前付き資格証明の名前です。
credential_ownerは、管理サーバー・ホストのOracleホーム所有者の資格証明です。
1つの資格証明を指定するか、資格証明の数がホストの数に一致している必要があります。1つの資格証明を指定すると、それがすべてのホストで使用されます。
-
input_file:properties
プロファイル・プロパティにリストされたコマンドによって必要とされるすべてのパラメータの値をリストしたプロパティ・ファイル。プロファイル・プロパティにリストされたコマンドが外部パラメータを必要としない場合、これはオプション・パラメータです。
-
input_file:host_qualifiers
プロビジョニング用に指定されているホストに関する詳細を含むプレーン・テキスト・ファイル。プロファイル・プロパティにリストされたコマンドがホスト修飾子を必要としない場合、これはオプション・パラメータです。
-
action
プロファイル・プロパティで説明されているプロビジョニング・アクションの1つ。このオプションは必須ではありません。値を指定しない場合、プロファイル・プロパティに示されているデフォルト・アクションが使用されます。
-
work_dir
プロビジョニング処理用の一時作業ディレクトリ。プロシージャの最後にクリーンアップされます。このオプションは必須ではありません。値を指定しない場合、エージェントの作業ディレクトリが使用されます。
-
analyze
このフラグを使用して、プロシージャを分析モードで実行するかどうかを指定します。このオプションが渡されると、前提条件のチェック後、手動操作のためにプロシージャは一時停止します。
-
schedule
デプロイメント・プロシージャを実行するタイミングを指定します。値を入力しない場合、デフォルトで、プロシージャは即座に実行されます。プロシージャをスケジュールするには、次の項目を指定します。
-
start_time: プロシージャの開始時間。
-
tz: タイムゾーンID。
-
grace_period: 猶予期間(分)
-
例
例1
次の例では、指定したスケジュールで、1つの資格証明を使用して2つのホストにMyProfile1という名前のプロファイルをプロビジョニングします。
emcli provision_mw_profile
-profile="Middleware Provisioning/Generic Profile/MyProfile1"
-hosts="myhost1.mycompany.com,myhost2.mycompany.com"
-credentials="MYHOSTCRED:SYSMAN"
-input_file=parameters:"/tmp/MyProfile1Input.properties"
-input_file=host_qualifiers:"/tmp/host_details.txt"
例2
次の例では、個別の資格証明を使用して2つのホストにMyProfile2という名前のプロファイルをプロビジョニングします。プロシージャは、プロファイル・プロパティのcloneという名前のアクションで指定されたステップを実行します。指定した作業ディレクトリがプロシージャによって使用され、分析モードで実行されます。
emcli provision_mw_profile
-profile="Middleware Provisioning/Generic Profile/MyProfile2"
-hosts="myhost1.mycompany.com,myhost2.mycompany.com"
-credentials="MYHOST1CRED:SYSMAN,MYHOST2CRED:SYSMAN"
-input_file=parameters:"/tmp/MyProfile2Input.properties"
-input_file=host_qualifiers:"/tmp/host_details.xml"
-action="clone"
-work_dir="/tmp/mytmpdir"
-analyze