update_swlib_entity

ソフトウェア・ライブラリにエンティティを変更します。デフォルトでは、エンティティの新しいリビジョンが作成されます。説明または属性値のみを変更しても、新しいリビジョンは作成されません。このような変更は、エンティティのすべての既存のリビジョンで表示できます。

書式

emcli update_swlib_entity 
        -entity_rev_id="entity_rev_id" 
        [-desc="entity_desc"] 
        [-attr="<attr_name>:<attr_value>"] 
        [-prop="<prop_name>:<prop_value>"] 
        [-secret_prop="<secret_prop_name>:<secret_prop_value>"] 
        [-note="note_text"] 
        [-use_latest_revision] 

[ ]  indicates that the parameter is optional

オプション

  • entity_rev_id

    エンティティ・リビジョンの識別子。ソフトウェア・ライブラリ・ホームページには、フォルダとエンティティの識別子がカスタム列(内部ID)として表示されます。これらはデフォルトでは非表示です。

  • desc

    エンティティの説明。新しい説明はすべての既存のリビジョンで表示できます。

  • attr

    コロン(:)で区切られた属性とその値。複数の属性に値を指定するには、このオプションを繰り返し指定します。新しい属性はすべての既存のリビジョンで表示できます。

  • prop

    コロン(:)で区切られた構成プロパティとその値。複数の属性に値を指定するには、このオプションを繰り返し指定します。

  • secret_prop

    コロン(:)で区切られた構成プロパティとそのシークレット値。コマンドラインでシークレット値を指定しないことをお薦めします。コマンドラインで指定しない場合、値を入力するように要求されます。複数のプロパティに値を指定するには、このオプションを繰り返し指定します。

  • note

    エンティティについてのノート。複数のノートを指定するには、このオプションを繰り返し指定します。

  • use_latest_revision

    entity_rev_idで指定されたリビジョンのかわりに更新するエンティティの最新リビジョンを指定します。

この例では、entity_rev_idで指定されたエンティティ・リビジョンを変更します。エンティティ・リビジョンの識別子の値は、ソフトウェア・ライブラリのホームページで確認できます。ソフトウェア・ライブラリ・ホームページには、フォルダとエンティティの識別子がカスタム列として表示されます。これらはデフォルトでは非表示です。

新しい説明が指定されています。エンティティの属性の値(PRODUCT、PRODUCT_VERSIONおよびVENDOR)が指定されています。DEFAULT_HOMEという構成プロパティの値が指定されています。エンティティについてのノートも指定されています。

新しいリビジョンが変更のために作成されます。指定されたエンティティ・リビジョン(identified by entity_rev_id)は変更されないままです。新しく作成されたエンティティの識別子が標準出力で印刷されます。

entity_rev_id="oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Component:SUB_Generic:B1B1880C6A8C62AAE040548C4D14:0.1"
       -entity_desc="myAcmeInstall description"
       -attr="PRODUCT:Acme"
       -attr="PRODUCT_VERSION:3.0"
       -attr="VENDOR:Acme Corp"
       -prop="DEFAULT_HOME:/u01/acme3/"
       -note="myAcmeInstall for test servers"