Cloud Controlのリポジトリ・サイジング
リアルタイム・モニタリングでのデータベース・サイジングに関する考慮事項は、いくつかの要因に依存します。最も重要な要因は、予測される1か月当たりの監視数です。2番目の要因は、データがリポジトリに保存される月数です。リポジトリの保存率については、Enterprise Manager管理ガイドを参照してください。
一般に、1回の監視でデータベースの領域が約1.5KB消費されます。これはガイドラインであり、各インストールで多くの要因に応じて様々に異なります。
たとえば、すべてのターゲットにわたるリアルタイム監視数が月当たり合計1,000万件で、データの保存期間が12か月である場合、必要なデータベース・サイズは約180GBです。
10,000,000(監視)x 12(月)x 1500(バイト)= 180,000,000,000(バイト)
このサイズはリアルタイム・モニタリング・データのみを表したものであり、他のCloud Control領域に必要なデータベース記憶域要件は含まれていません。
月当たりの予測監視数は環境によって異なり、また構成するモニタリングのタイプによっても異なります。ルールおよびファセットを一定期間有効にし、組織の要件に合うように構成した後で、時間をかけて予測サイズを調整する必要があることがあります。1か月間の監視使用量を調べるには、「エンタープライズ」メニューから「コンプライアンス」を選択し、「リアルタイム監視」ページからシステムによる参照のUIレポートを選択してシステムを選択し、一定の期間の各システムの関連する監視数を表示します。