プロビジョニング・サマリー
「プロビジョニング・サマリー」では、関連付けられたホストの「ファイル・システム」(書込み可能NFSの部分)、「ASM」、「ボリューム」および「ディスク」について、割当てに関連するサマリー属性(割当て済、未割当ておよびオーバーヘッド)が表示されます。
「プロビジョニング・サマリー」に表示される書込み可能NFSは、NFSを介してホストに接続されている記憶域の値であることに注意してください。各レイヤーは、アプリケーションに領域を割り当てるIT管理者によって管理されます。
割当てに関連する属性は頻繁に変更されることはありません。通常、変更が行われるのは、IT管理者が管理アクションを実行した場合です。この情報の計算方法の詳細は、「記憶域の計算式」のプロビジョニング・サマリーに関する項を参照してください。
ホストまたはグループの関連ホストのディスク、ボリューム、Oracle ASM、およびファイル・システム・レイヤーの書込み可能ネットワーク・ファイル・システム(NFS)部分に存在するすべてのエンティティについて、割当て済、未割当ておよびオーバーヘッドのサマリーが棒グラフで表示されます。
特定のレイヤーがデプロイされていない場合、対応するバーはグラフに表示されません。棒グラフにより、次のような疑問が解決されます。
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指定したレイヤーにあるエンティティから割当て可能な領域はどのくらいか。
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指定したレイヤーにあるエンティティから割り当てられた領域はどのくらいか。
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デプロイされたボリューム管理ソフトウェアのオーバーヘッドはどのくらいか。
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デプロイ済Oracle ASMソフトウェアのオーバーヘッドはどのくらいか。
ノート: グループのコンテキストで起動した場合、グラフで表示されるロールアップ情報には、関連ホストに存在するローカル・ファイル・システムに基づくNFSマウントは含まれていません。