変更アクティビティ・プランナの使用例
この項では、変更アクティビティ・プランナのユースケースについて説明します。
この項の内容は次のとおりです。
アクティビティ計画の自動化
たとえば、システム・マネージャまたはDBAが、3か月以内にすべての本番データベースにクリティカル・セキュリティ・パッチを適用し、その状況を追跡するとします。
システム・マネージャまたはDBAは次のステップを実行します。
アクティビティ計画の自動化の追加ステップ
アクティビティ計画を自動化する場合に実行可能な追加ステップは、次のとおりです。
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URLリンクをアクティビティ計画またはタスクに指定します
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アクティビティ計画のトポロジ上のグラフィカル・ビューを取得します。
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コンプライアンス標準ルールを使用して、タスクを自動的にクローズします。選択したターゲットについてルール・チェックが合格した場合、自動的にタスクがクローズされます。
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タスクを手動でクローズします。
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ターゲットをタスク・グループに割り当てると、タスク・グループ内のすべてのタスクが割り当てられます。タスク・グループ・レベルまたは個々のタスク・レベルでターゲットを割り当てることができます。したがって、すべてのタスクがデータベース1で実行される場合、タスク・グループ・フォルダを選択してデータベース1のターゲット・タイプを割り当てると、グループ内のすべてのタスクはデータベース1を割り当てられます。引き続きグループ内でタスクを1つ選択して、必要に応じて他のデータベース・ターゲットに割り当てることができます。
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タスク・グループを自動的にクローズします。すべてのサブタスクが完了すると、タスク・グループが自動的にクローズされます。
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タスク定義のフェーズ中に、削除、移動およびコピー機能を使用して、タスクを再調整します。適切な依存性とフローを実現するように、タスク定義とタスク・グループを計画の階層に再配置できます。
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タスク作成フェーズ中に、2つのタスク間の依存性を作成します(たとえば、タスクBがタスクAに依存している場合、タスクBはタスクAが完了するまで開始できません)。ユーザーが同じレベルの依存性(兄弟間のみの依存性)を作成できるようにします。
変更アクティビティ・プランナを使用したパッチ適用の例
パッチ適用タスクを作成するには、パッチ・テンプレートを選択して、ターゲットをパッチ適用タスクに関連付けます。ターゲット所有者にタスクを割り当てたら、ターゲット所有者はパッチ計画ツールを使用して、パッチ・テンプレート内にあるパッチを適用できるようになります。
ターゲットへのパッチ適用の詳細は、「ソフトウェアのデプロイのパッチ適用」を参照してください。