関係
関係は、ターゲット間(広義では管理対象エンティティ間)に存在するアソシエーションを定義します。一般に、関係はターゲット・タイプ定義に固有です。しかし、ターゲット・タイプの作成時にすべての関係を予測することはできません。このため、Cloud Controlで追加の関係の作成がサポートされます。新規関係の作成に使用できる方法は2つあります。
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手動(汎用システム・ターゲットの追加による)
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インタラクティブ(構成トポロジ・ビューア内)
この項では、手動のプロセスについて説明します。構成トポロジ・ビューア内での関係の作成の詳細は、「ターゲットへの関係の作成」を参照してください。
汎用システム・ウィザードにアクセスする方法は2つあります。
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「設定」メニューから「ターゲットの追加」を選択し、「汎用システム」を選択します。
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「ターゲット」メニューから「システム」を選択し、「追加」ボタンをクリックします。
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ターゲットの意味のある名前を指定します。
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これが権限伝播システムかどうかを指定します。
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コスト・センターやライフサイクル・ステータスなどのシステム・プロパティを設定します。
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システム・メンバーを追加します。選択に論理的な相関性がある必要があります。
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メンバーの依存性を確認し、それを含めるかどうかを指定します。
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適切なタイムゾーンを設定します(デフォルトはグリニッジ標準時)。
完了後、「次へ」をクリックします。
アソシエーションの定義
システムに追加されているメンバーに基づいてCloud Controlで自動的に検出されたアソシエーション(関係)を表示するチェック・ボックスを選択します。次のようにしてアソシエーションを追加します。
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「追加」をクリックします。
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開くダイアログで、次のように入力します。
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左側の表でメンバー・ターゲットを選択します。これが右側の表に移入されます。
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右側の表で関連付けられているターゲットを選択します。これがアソシエーション・ドロップダウン・リストに移入されます。
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作成するアソシエーションを選択します。
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「OK」をクリックします。新規アソシエーションがアソシエーション表に表示されます。
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「追加」をクリックし、追加アソシエーションの作成を繰り返します。
完了後、「次へ」をクリックします。
可用性の基準
このページを使用してシステムの主要なメンバー(システムが使用可能とみなされるために稼働している必要のあるメンバー)を宣言します。1つ、複数あるいはすべてのメンバーを選択できますが、少なくとも1つのメンバーを選択する必要があります。
完了後、「次へ」をクリックします。
チャート
システム・チャート・ページでのチャートの表示方法をカスタマイズします。
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チャートを追加して提示されたチャートを補います。
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ニーズに合せて、提示されたチャートを編集します。
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提示されたチャートのチェック・ボックスを選択解除し、ページ全体をカスタマイズします。
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列や略称の追加や削除を行い、「メンバー」ページの外観を変更します。
完了後、「次へ」をクリックします。
確認
汎用システム・ターゲットの構成を確認します。問題がなければ、「終了」をクリックします。
ターゲットが正常に作成されたことを確認したら、構成トポロジ・ビューアを使用して、作成した関係を確認し、走査します。