検出後のクラウド・ターゲットのリフレッシュ

次のいずれかのシナリオで、検出後にクラウド・ターゲットを更新できます。

  • クラウド・ターゲットの検出後に検出された追加のデータベース・ターゲットを関連付ける場合

  • 検出後にExadata Cloud Serviceに追加された新しいストレージ・サーバーのセルを関連付ける場合

  • コンピュート・ノードまたはホストを追加する場合

  • コンピュート・ノードまたはホストを削除する場合

  1. 追加または削除するホストのリストを含むプロパティ・ファイル(たとえば、refresh_exacc_fin.txt)を作成します。
    configMap.targetName=ExaCC_Finance  
    
    credMap.cellCredSet=SYSMAN:EXADATA_CRED  
    
    host.add.name.0=addhost0.example.com
    host.add.name.1=addhost1.example.com  
    
    host.remove.name.0=removehost0.example.com
    host.remove.name.1=removehost1.example.com

    前述の例では、

    • configMap.targetName: リフレッシュするクラウド・ターゲットの名前
    • credMap.cellCredSet: クラウド・ターゲットの検出に使用された資格情報セット。これは、明示的な付与を提供する名前付きの資格証明であり、タイプがExaCLIまたはRESTful APIである必要があります。
    • host.add.name.x: クラウド・ターゲットに関連付ける必要があるデータベースが実行されるホスト名。この場合、xは、0から始まるホスト名番号であり、addリストに追加される各ホスト名について、1ずつ増分される必要があります。
    • host.remove.name.x: クラウド・ターゲットの関連付けから削除する必要があるホスト名。この場合、xは、0から始まるホスト名番号であり、removeリストに追加される各ホスト名について、1ずつ増分される必要があります。指定したホストで実行されているすべてのデータベースが削除されることに注意してください。
  2. プロパティ・ファイルをデータ<property_file>の形式で指定して、次のemcliコマンドを実行します。
    emcli submit_procedure -name=ExaCloudServiceRefresh -input_file=data:<property_file> -notification="scheduled, action required, running" ;

    次に、サンプルのプロパティ・ファイルrefresh_exacc_fin.txtを使用してコマンドを実行した後の出力例を示します。

    $ emcli submit_procedure -name=ExaCloudServiceRefresh -input_file=data:refresh_exacc_fin.txt -notification="scheduled, action required, running" ;
    Schedule not specified, defaults to immediate.
    94100035C07141DCE053010011AC4000
    Deployment procedure submitted successfully
  3. リフレッシュ・アクティビティのステータスは、プロシージャ・アクティビティページで表示できます。Enterprise Managerホームページに移動し、「エンタープライズ」アイコン「エンタープライズ」アイコンをクリックし、「プロビジョニングとパッチ適用」をクリックします。プロシージャ・アクティビティページが表示されます。
リフレッシュ・アクティビティが完了した後、クラウド・ターゲットのホームページにアクセスして、クラウド・ターゲットに追加された新しいデータベース・ターゲットまたはホストを表示したり、削除したホストが存在しないことを確認できます。クラウド・ターゲット・ホームページの探索を参照してください。