11 Oracle Business IntelligenceインスタンスおよびOracle Essbaseの検出とモニタリング
Oracle Business Analyticsの一部であるOracle Business Intelligence(Oracle BI)は、エンタープライズ・パフォーマンス管理、財務パフォーマンス管理、データ統合、データ・ウェアハウスなどの様々なビジネス・インテリジェンス機能に加えて、問合せ、レポート作成、分析およびアラートの各種ツールを提供するテクノロジとアプリケーションを組み合せたものです。
Enterprise Manager Cloud Control 13cを使用して特定のOracle Business Intelligenceターゲットをモニターできます。Oracle Business Intelligenceターゲットのステータス、パフォーマンスおよび状態をモニタリングすると、より効率的なビジネス・インテリジェンス・システムを設定できます。
Enterprise Managerを使用してターゲットをモニタリングすると、ターゲットのステータス、可用性、パフォーマンスおよび状態に関する完全かつ最新の概要が得られます。Enterprise Managerには、ターゲットの複雑なパフォーマンス・データがグラフや円グラフを使用して簡潔な形式で表示されます。また、ターゲット・メトリックで、そのしきい値レベル、ターゲット・アラートおよびターゲット・インシデントが相反するため、ユーザー操作が必要になることも常に知らせます。
この章では、Enterprise Manager Cloud Control 13cでのOracle BIインスタンスおよびOracle Essbaseターゲットのモニター方法について説明します。内容は次のとおりです。
モニター可能なOracle Business Intelligenceターゲットの概要
この項では、Enterprise Manager Cloud Control 13cリリース1以上を使用してモニターできるOracle Business Intelligenceターゲットの概要を示します。次の項目が含まれます。
Oracle Business Intelligenceインスタンス
Oracle Business Intelligenceインスタンス(BIインスタンス)は、単一の統合Business Intelligence機能を提供するために一単位として構成できる、Business Intelligenceコンポーネントの論理グループです。すべてのBIインスタンス・ターゲットは、WebLogicドメインの一部になります。
BIインスタンス・ターゲットは、Enterprise Managerを使用して個別にモニターできる多数のコンポーネントで構成されています。
表11-1 Oracle Business Intelligenceインスタンスのコンポーネント
コンポーネント | 説明 |
---|---|
BI Server |
このコンポーネントでは、Oracle Business Intelligenceの問合せおよびデータ・アクセス機能が提供され、エンタープライズ・セマンティック・モデルのアクセスおよび管理のためのサービスが提供されます。 |
BI Presentation Server |
このコンポーネントは、WebクライアントへのOracle Business Intelligenceデータのプレゼンテーションに使用されるフレームワークとインタフェースを提供します。このプレゼンテーション・フレームワークのカスタマイズ用にファイル・システム上にOracle BIプレゼンテーション・カタログ・サービスを保持します。 |
BI Cluster Controller |
このコンポーネントは、Oracle Business Intelligence Server(BI Server)クラスタを管理します。また、Oracle Business Intelligenceスケジューラ(BIスケジューラ)コンポーネントのアクティブ・パッシブ・クラスタリングの管理も行います。 |
BI Scheduler |
このコンポーネントは、指定された時間に分析をユーザーへ配信するための拡張可能なスケジューリング機能を提供します。 |
BI Java Host |
このコンポーネントは、Oracle BI Scheduler、Oracle BI Publisherおよびグラフ生成におけるJavaタスクなど、様々なコンポーネントのOracle BIプレゼンテーション・サービスでのサポートを可能にするコンポーネント・サービスを提供します。また、Oracle BI Server問合せによる、Hyperion Financial ManagementやOracle Online Analytical Processing(OLAP)データソースへのアクセスも有効にします。 |
Oracle Essbase
Oracle Essbaseは、企業内のアナリストの複雑な計算要件を満たすためのビジネス・パフォーマンス管理ソリューションを提供する多次元データベース管理システムです。
Oracle Essbaseは、事前にパッケージ化されたアプリケーションをデプロイしたり、カスタム分析およびパフォーマンス管理アプリケーションを開発したりするための環境を提供する、Online Analytical Processing(OLAP)サーバーで構成されます。すべてのEssbaseターゲットは、WebLogicドメインの一部になります。
Enterprise Managerを使用すると、EssbaseサーバーとデプロイされるすべてのEssbaseアプリケーションを個別にモニターできます。
モニタリング・プロセスについて
Oracle Business Intelligenceインスタンス(BIインスタンス)およびOracle Essbaseターゲットをモニターするには、次のステップを実行します。
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Oracle Business Intelligenceをインストールします。
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Enterprise Manager Cloud Control 13cリリース1以上をインストールします。これより前のリリースのEnterprise Manager Cloud Controlを使用している場合、13cリリース1以上にアップグレードします。
Enterprise Manager Cloud Control 13cシステムのインストール方法の詳細は、 『Oracle Enterprise Manager Cloud Control基本インストレーション・ガイド』を参照してください。
Enterprise Manager Cloud Control 13cリリース1以上へのアップグレード方法の詳細は、 『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlアップグレード・ガイド』を参照してください。
注意:
Oracle Business Intelligenceをインストールしたホストとは別のホストにEnterprise Manager Cloud Controlシステムをインストールすることをお薦めします。
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Oracle Business IntelligenceをインストールしたホストにOracle Management Agent(管理エージェント)がインストールされていない場合、バージョンが12.1.0.5.0以上の管理エージェントをインストールします。12.1.0.2.0よりも前のリリースの管理エージェントがホストにインストールされている場合、管理エージェントを12.1.0.5.0以上にアップグレードします。
管理エージェントのインストール方法の詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Control基本インストレーション・ガイド』を参照してください。
管理エージェントのアップグレード方法の詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlアップグレード・ガイド』を参照してください。
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12.1.0.3.0 Enterprise Manager for Oracle Fusion Middlewareプラグインは、12.1.0.2.0 OMSをインストールするときにOMSホストにデフォルトでダウンロードされます。12.1.0.4.0 Enterprise Manager for Oracle Fusion Middlewareプラグインは、12.1.0.3.0 OMSをインストールするときにOMSホストにデフォルトでダウンロードされます。
プラグインのデプロイ方法および既存のプラグインのアップグレード方法の詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド』の「プラグインの管理」を参照してください。
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必要なBIインスタンスとEssbaseターゲットを検出します。
BIインスタンスとEssbaseターゲットは、これらが構成要素となるWebLogicドメインの検出時に自動で検出されます。
モニターするBIインスタンスとEssbaseターゲットは、未検出のWebLogicドメインの一部になるか、以前に検出されたWebLogicドメインの一部になります。
未検出のWebLogicドメインを構成するBIインスタンスとEssbaseターゲットの検出方法については、「未検出のWebLogicドメインのターゲットの検出」を参照してください。
以前に検出されたWebLogicドメインを構成するBIインスタンスとEssbaseターゲットの検出方法については、「検出済WebLogicドメインの新規ターゲットまたは変更済ターゲットの検出」を参照してください。
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BIインスタンスとEssbaseターゲットをモニターします。
BIインスタンスとEssbaseターゲットのモニター方法の詳細は、「Oracle Business IntelligenceインスタンスおよびEssbaseターゲットのモニタリング」を参照してください。
Oracle Business IntelligenceインスタンスおよびOracle Essbaseターゲットの検出
検出するOracle Business Intelligenceインスタンス(BIインスタンス)とOracle Essbaseターゲットは、未検出のWebLogicドメインまたは検出済WebLogicドメインの一部になります。
この項は、次のトピックで構成されています。
未検出のWebLogicドメインのターゲットの検出
未検出のWebLogicドメインを構成するBIインスタンスとEssbaseターゲットを検出するには、まずそのターゲットが構成要素となるWebLogicドメインを検出します。これを行うには、WebLogicドメインの自動検出を有効にするか、必要なWebLogicドメインを手動で検出します。WebLogicドメインの検出後、ターゲットをプロモートしてそのターゲットをモニターする管理エージェントを割り当てる必要があります。
次の各項では、これらのアクションの実行方法について説明します。Fusion Middleware検出の詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド』を参照してください。
ターゲットの自動検出の有効化
この方法を使用して、エンタープライズの各種WebLogicドメインを自動的に検出するFusion Middlewareターゲットの自動検出を有効にします。また、WebLogicドメインを構成するBIインスタンスとEssbaseターゲットをプロモートして、これらのターゲットをモニターする管理エージェントを割り当てます。
自動検出では、「ミドルウェア」タブで表示されないドメインのみがモニタリングのために検出されます。ドメインを表示するには、まずEnterprise Managerにプロモートする必要があります。ドメインをプロモートするには「自動検出」ページを使用します。
ターゲットの手動検出
この方法を使用して、WebLogicドメインを手動で検出します。また、WebLogicドメインを構成するBIインスタンスとEssbaseターゲットをプロモートして、これらのターゲットをモニターする管理エージェントを割り当てます。
検出済WebLogicドメインの新規ターゲットまたは変更済ターゲットの検出
一般的なエンタープライズの場合、WebLogicドメインが一定のままであることはありません。新規または変更済ドメイン・メンバー(BIインスタンスやEssbaseターゲットなど)は、どの時点でも検出済WebLogicドメインに追加できます。これらの追加したターゲットの自動検出を有効にするか、追加したターゲットを手動で検出します。これらのターゲットの検出後、ターゲットをプロモートしてそのターゲットをモニターする管理エージェントを割り当てる必要があります。
次の各項では、これらのアクションの実行方法について説明します。Fusion Middleware検出の詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド』を参照してください。
ターゲットの自動検出の有効化
この方法を使用して、新規または変更済WebLogicドメイン・メンバー・ターゲット(BIインスタンスやEssbaseターゲットなど)の自動検出を有効にします。また、新規や変更済ドメイン・メンバー・ターゲットをプロモートして、これらのターゲットをモニターする管理エージェントを割り当てます。
ターゲットの手動検出
この方法を使用して、新規メンバー(BIインスタンスやEssbaseターゲットなど)のWebLogicドメインを手動で確認し、そのメンバーを検出します。また、新規や変更済ドメイン・メンバー・ターゲットをプロモートして、これらのターゲットをモニターする管理エージェントを割り当てます。
Oracle Business IntelligenceインスタンスおよびOracle Essbaseターゲットのモニタリング
Oracle Business Intelligenceインスタンス(BIインスタンス)およびEssbaseターゲットをモニターするには、必要なターゲットのホームページに移動します。
BIインスタンスまたはEssbaseターゲットのホームページに移動するには、次のステップを実行します。
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「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。
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ナビゲーション・ツリーから、BIインスタンスまたはEssbaseサーバー・ターゲットを含む「Oracle Fusion Middlewareファーム」を選択します。BIインスタンスまたはEssbaseサーバーの名前をクリックします。
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「ターゲット・ナビゲーション」ウィンドウのナビゲーション・ツリーで、必要なターゲットの名前をクリックします。
ターゲットのホームページを使用すると、モニタリング・タスクを複数実行できます。これらのタスクについては次の項で説明します。この項の内容は次のとおりです。
注意:
この項は、Oracle Business Intelligence Enterprise Edition 11gおよび12cにのみ適用できます。
一般的なモニタリング・タスクの実行
この項では、BIインスタンスとEssbaseターゲットの一般的なモニタリング・タスク(ターゲットのステータスや可用性、パフォーマンス、状態、アラート、インシデントなどの表示)の実行方法について説明します。
このセクションには次の要素があります。
一般
パフォーマンス
状態
構成、ジョブおよびコンプライアンス
ターゲット全般および可用性のサマリーの表示
ターゲットの詳細のサマリー全般を表示するには、次のステップに従って「サマリー」セクションに移動します。
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「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。
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ナビゲーション・ツリーから、BIインスタンスまたはEssbaseサーバー・ターゲットを含む「Oracle Fusion Middlewareファーム」を選択します。BIインスタンスまたはEssbaseサーバーの名前をクリックします。
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「ターゲット・ナビゲーション」ウィンドウのナビゲーション・ツリーで、必要なターゲットの名前をクリックします。
「サマリー」セクションに、ターゲットに関する背景情報が表示されます。この情報は、表示や編集を行うためにターゲット・バイナリ、ログ・ファイル、メタデータ・ファイルおよび構成ファイルを特定する場合に役立ちます。
表11-2では、「サマリー」セクションの要素について説明します。
表11-2 ターゲット全般および可用性のサマリー
項目 | 説明 |
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稼働開始 |
(ターゲットが稼働中のときのみ表示されます) ターゲットが最後に正常に起動した時刻。 |
停止時刻 |
(ターゲットが停止中のときのみ表示されます) ターゲットが最後に停止した時刻。 |
可用性 |
ターゲットの可用性割合。 |
バージョン |
ターゲット・ソフトウェアのバージョン |
Oracleホーム |
ターゲット・バイナリの場所。 |
Oracleインスタンス |
ターゲット・コンテンツ・ファイル、メタデータ、構成ファイルおよびログ・ファイルの場所。 |
ポート |
ターゲットで通信に使用されるポート。 |
実行中のアプリケーション (Essbaseサーバー・ターゲットの場合のみ) |
現在、稼働していて実行中のEssbaseアプリケーションの数。 |
予想外のアプリケーション (Essbaseサーバー・ターゲットの場合のみ) |
現在、どのユーザーもアクセスしていないEssbaseアプリケーションの数。 |
接続ユーザー (Essbaseサーバー・ターゲットの場合のみ) |
現在、1つ以上のアプリケーションを介して接続されているユーザーの数。 |
記憶域タイプ (Essbaseアプリケーション・ターゲットの場合のみ) |
アプリケーションで使用されるデータ記憶域のタイプ。 |
キューブ (Essbaseアプリケーション・ターゲットの場合のみ) |
アプリケーションに含まれるキューブの数。 |
問合せトラッキング (Essbaseアプリケーション・ターゲットの場合のみ) |
問合せトラッキング、つまり、集計が必要な多数のデータ値が含まれるトラッキング・データの組合せが有効であるかどうか。 |
メモリー使用量(MB) (Essbaseアプリケーション・ターゲットの場合のみ) |
アプリケーションで使用されるメモリー(MB)。 |
スレッド (Essbaseアプリケーション・ターゲットの場合のみ) |
アプリケーションのスレッドの数。 |
ターゲットのステータスおよび可用性履歴の表示
ターゲットのステータスおよび可用性履歴を表示するには、次のステップに従います。
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「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。
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ナビゲーション・ツリーから、BIインスタンスまたはEssbaseサーバー・ターゲットを含む「Oracle Fusion Middlewareファーム」を選択します。BIインスタンスまたはEssbaseサーバーの名前をクリックします。
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「ターゲット・ナビゲーション」ウィンドウのナビゲーション・ツリーで、必要なターゲットの名前をクリックします。
-
ターゲットのホームページに表示される、BIインスタンス・コンポーネント・メニュー、またはEssbaseターゲット・メニューから、「モニタリング」、「ステータス履歴」の順に選択します。
場合によっては、ネットワークの問題やシステム・エラーにより、ターゲットが停止したり、Oracle Management Service(OMS)で、ターゲットをモニターする管理エージェントに達することができないことがあります。可用性(ステータス履歴)ページでは、特定のターゲットに対して、このような状況が発生するタイミングおよび期間に関する情報が提供されます。この情報は、ターゲット関連のインシデントのトラブルシューティングに必要です。
可用性(ステータス履歴)ページは、「全体の可用性」、「停止時間履歴」および「一般」セクションで構成されます。「全体の可用性」セクションは、ターゲットが検出されてからの可用性を示す円グラフで構成されます。「停止時間履歴」セクションには、ターゲットが停止していた期間の詳細が示されます。
表11-3では、「一般」セクションの要素について説明します。
表11-3 ターゲットのステータスおよび可用性履歴
項目 | 説明 |
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現行のステータス |
ターゲットの現行のステータス(稼働中および実行中、または停止中かどうか)。 |
稼働開始 |
(ターゲットが稼働中のときのみ表示されます) ターゲットが最後に正常に起動した時刻。 |
停止時刻 |
(ターゲットが停止中のときのみ表示されます) ターゲットが最後に停止した時刻。 |
可用性(%) |
ターゲットの可用性割合。 |
停止時間(分) |
ターゲットが停止していた期間。 |
ブラックアウト時間(分) |
ターゲットに設定されているブラックアウトの合計時間。 |
エージェント停止時間(分) |
ターゲットをモニタリングするOracle Management Agentが停止していた期間。 |
システム・エラー時間(分) |
システム・エラーが原因でターゲットをモニターできなかった期間。 |
ステータス保留時間(分) |
ターゲットのステータスを特定できなかった期間。 |
ターゲットのパフォーマンスまたはリソース使用率の表示
ターゲットのパフォーマンスまたはリソース使用率を表示するには、次のステップに従い、「レスポンス」セクションまたは「CPU使用率およびメモリー使用量」セクションに移動します。
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「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。
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ナビゲーション・ツリーから、BIインスタンスまたはEssbaseサーバー・ターゲットを含む「Oracle Fusion Middlewareファーム」を選択します。BIインスタンスまたはEssbaseサーバーの名前をクリックします。
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「ターゲット・ナビゲーション」ウィンドウのナビゲーション・ツリーで、必要なターゲットの名前をクリックします。ターゲットのパフォーマンスまたはターゲットのリソース使用率を示すグラフが表示されます。
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(オプション)パフォーマンス・データまたはリソース使用率データを表形式で表示するには、「表ビュー」をクリックします。
注意:
BIインスタンス、BI ServerおよびBI Presentation Serverターゲットの場合、ターゲットのホームページに表示できるのはパフォーマンス・データのみです。リソース使用率データは表示できません。他のBIインスタンス・コンポーネント・ターゲットおよびEssbaseターゲットの場合、ターゲットのホームページに表示できるのはリソース使用率データのみです。パフォーマンス・データは表示できません。
ターゲットのパフォーマンス
「レスポンスと負荷」セクションには、BIインスタンス、BI ServerまたはBI Presentation Serverターゲットのパフォーマンスが表示されます。これらのターゲットの場合、「レスポンスと負荷」セクションは、次のグラフで構成できます。
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平均問合せ時間の時間による変化
「平均問合せ時間」は、BI ServerまたはBI Presentation Serverで問合せの実行にかかった平均時間です。平均問合せ時間は、デフォルトで15分ごとに、収集されてOracle Management Repositoryにアップロードされます。
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1秒当たりのサーバー問合せの数の時間による変化
「サーバー問合せ(/秒)」は、BI ServerまたはBI Presentation Serverで1秒間に処理された問合せの数です。「サーバー問合せ(/秒)」は、デフォルトで15分ごとに収集されてOracle Management Repositoryにアップロードされます。
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1秒当たりの完了したリクエストの時間による変化
「完了リクエスト(/秒)」は、1秒間にBI Presentation Serverで完了したリクエストの数です。「完了リクエスト(/秒)」は、デフォルトで15分ごとに収集されてOracle Management Repositoryにアップロードされます。
これらのグラフを注意深く観察することにより、サーバーの過負荷やサーバー・アクセスの減少などに関する問題を早期に検出できる場合があります。長期間にわたって収集されたグラフのデータを分析すると、より効率的なBI ServerまたはBI Presentation Serverの設定に役立ちます。
ターゲットのパフォーマンスの詳細は、「パフォーマンス・サマリー」ページにアクセスしてください。このページにアクセスするには、「Business Intelligenceインスタンス」、「BIサーバー」または「BIプレゼンテーション・サービス」メニューで、「モニタリング」、「パフォーマンス・サマリー」の順に選択します。
ターゲットのリソース使用量
「CPU使用率およびメモリー使用量」セクションには、ターゲットのリソース使用量が表示されます。このセクションは、次の2つのグラフで構成されます。
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CPU使用率(%)の時間による変化
CPU使用率は、ターゲットによって使用されるCPU時間の割合を示します。CPU使用率が高い場合、Business Intelligenceコンポーネントとアプリケーションの処理速度が落ち、パフォーマンスが低下します。CPU使用率は、デフォルトで15分ごとに、収集されてOracle Management Repositoryにアップロードされます。
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メモリー使用量(MB)の時間による変化
メモリー使用量は、ターゲットによって使用されるメモリーの量を示します。メモリー使用量が高い場合、Business Intelligenceコンポーネントとアプリケーションの処理速度が落ちます。メモリー使用量は、デフォルトで15分ごとに、収集されてOracle Management Repositoryにアップロードされます。
これらのグラフを注意深く観察することにより、アプリケーションの過負荷やコンポーネントの停止などに関する問題を早期に検出できる場合があります。
ターゲット・メトリックの表示
特定のターゲットに関して収集されたメトリックをすべて表示するには、次のステップを実行します。
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「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。
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ナビゲーション・ツリーから、BIインスタンスまたはEssbaseサーバー・ターゲットを含む「Oracle Fusion Middlewareファーム」を選択します。BIインスタンスまたはEssbaseサーバーの名前をクリックします。
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「ターゲット・ナビゲーション」ウィンドウのナビゲーション・ツリーで、必要なターゲットの名前をクリックします。
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ターゲットのホームページに表示される、BIインスタンス・コンポーネント・メニュー、またはEssbaseターゲット・メニューから、「モニタリング」、「すべてのメトリック」の順に選択します。
「すべてのメトリック」ページには、特定のターゲットに関して収集されたすべてのメトリックの詳細が表示されます。収集されたメトリックごとに、平均値、しきい値、収集スケジュールおよびメトリック値の履歴が表示されます。
ターゲットのメトリックおよび収集の設定の表示または編集
特定のターゲットのメトリックおよび収集の設定を表示および編集するには、次のステップに従います。
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「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。
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ナビゲーション・ツリーから、BIインスタンスまたはEssbaseサーバー・ターゲットを含む「Oracle Fusion Middlewareファーム」を選択します。BIインスタンスまたはEssbaseサーバーの名前をクリックします。
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「ターゲット・ナビゲーション」ウィンドウのナビゲーション・ツリーで、必要なターゲットの名前をクリックします。
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ターゲットのホームページに表示される、BIインスタンス・コンポーネント・メニュー、またはEssbaseターゲット・メニューから、「モニタリング」、「メトリックと収集設定」の順に選択します。
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メトリックまたはその他の収集対象アイテムの収集スケジュールやしきい値を編集するには、「編集」列内の対応するアイコンをクリックします。
メトリックと収集設定ページには、ターゲット・メトリックの収集しきい値と収集スケジュールの詳細が表示されます。このページを使用して、管理者は、ターゲット・メトリックやその他の収集対象アイテムの警告しきい値とクリティカルしきい値、およびこれらの収集間隔を編集できます。
ターゲットのメトリック収集エラーの表示
特定のターゲットのメトリック収集エラーを表示するには、次のステップに従います。
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「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。
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ナビゲーション・ツリーから、BIインスタンスまたはEssbaseサーバー・ターゲットを含む「Oracle Fusion Middlewareファーム」を選択します。BIインスタンスまたはEssbaseサーバーの名前をクリックします。
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「ターゲット・ナビゲーション」ウィンドウのナビゲーション・ツリーで、必要なターゲットの名前をクリックします。
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ターゲットのホームページに表示される、BIインスタンス・コンポーネント・メニュー、またはEssbaseターゲット・メニューから、「モニタリング」、「メトリック収集エラー」の順に選択します。
メトリック収集エラー・ページには、ターゲット・メトリックの取得時に発生したエラーの詳細が表示されます。これらの詳細によって、メトリックの収集時にエラーが発生した際に、ターゲットのパフォーマンスを正確に表さない場合があるメトリックの情報が提供されます。
ターゲットの状態の表示
ターゲットの状態のサマリーを表示するには、次のステップに従って「モニタリングと診断」セクションに移動します。
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「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。
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ナビゲーション・ツリーから、BIインスタンスまたはEssbaseサーバー・ターゲットを含む「Oracle Fusion Middlewareファーム」を選択します。BIインスタンスまたはEssbaseサーバーの名前をクリックします。
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「ターゲット・ナビゲーション」ウィンドウのナビゲーション・ツリーで、必要なターゲットの名前をクリックします。
「モニタリングと診断」セクションには、特定の期間内における、ターゲットに関連し、ユーザー処理を必要とする異常事象の数とターゲット構成に加えられた変更の数が示されます。この情報は、管理者がターゲットの全体的な状態を短時間でとらえ、解決の必要のある問題の数を把握するのに役立ちます。ターゲットの構成の詳細は、BIインスタンス・コンポーネント・メニューまたはEssbaseターゲット・メニューから「構成」にアクセスします。
表11-4では、「モニタリングと診断」セクションの要素について説明します。
表11-4 ターゲットの状態
項目 | 説明 |
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インシデント |
ターゲットに悪影響を及ぼすため、ユーザー処理が必要な未解決の状況や問題の数。表示される整数は、インシデント・マネージャ・ページへのリンクでもあります。 |
子ターゲット・インシデント (Essbaseサーバー・ターゲットの場合のみ) |
Essbaseアプリケーションに関連するインシデントの数。表示される整数は、インシデント・マネージャ・ページへのリンクでもあります。 |
構成の変更 |
過去7日間にターゲットの構成に対して行われた変更の数。表示される整数は、構成履歴ページへのリンクでもあります。 |
ターゲットのアラート履歴の表示
特定のターゲットのアラート履歴を表示するには、次のステップに従います。
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「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。
-
ナビゲーション・ツリーから、BIインスタンスまたはEssbaseサーバー・ターゲットを含む「Oracle Fusion Middlewareファーム」を選択します。BIインスタンスまたはEssbaseサーバーの名前をクリックします。
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「ターゲット・ナビゲーション」ウィンドウのナビゲーション・ツリーで、必要なターゲットの名前をクリックします。
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ターゲットのホームページに表示される、BIインスタンス・コンポーネント・メニュー、またはEssbaseターゲット・メニューから、「モニタリング」、「アラート履歴」の順に選択します。
アラート履歴ページには、特定のメトリックがクリティカルしきい値を大幅に超えていた期間やメトリックが計算できなかった期間など、ターゲット・メトリックの詳細が表示されます。これらの詳細は、サーバーに障害が発生したり、停止時間が長期にわたる前にメトリックに関連する問題を修正する方法の計画に役立ちます。
表11-5では、「アラート履歴」ページの要素について説明します。
表11-5 ターゲットのアラート履歴
項目 | 説明 |
---|---|
メトリック |
ターゲットのパフォーマンスに関連するパラメータ。 |
履歴 |
様々な時間でのメトリックの状態。状態の値は、クリティカル、警告、クリアおよびデータなしです。 |
ターゲット・インシデントの表示
ターゲットに関連するインシデントを表示するには、次のステップに従って「インシデント」セクションに移動します。
-
「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。
-
ナビゲーション・ツリーから、BIインスタンスまたはEssbaseサーバー・ターゲットを含む「Oracle Fusion Middlewareファーム」を選択します。BIインスタンスまたはEssbaseサーバーの名前をクリックします。
-
「ターゲット・ナビゲーション」ウィンドウのナビゲーション・ツリーで、必要なターゲットの名前をクリックします。
「インシデント」セクションには、ビジネス・インテリジェンス・システムに悪影響を与える、ターゲット関連の様々なイベントの詳細が表示されます。これらのイベントにはユーザー処理が必要です。このセクションに表示される詳細(インシデント・サマリー、重大度、ターゲット、ターゲット・タイプなど)は、トラブルシューティングに必要です。
ターゲットのインシデントの詳細レポートについては、「インシデント・マネージャ」ページにアクセスしてください。このページにアクセスするには、BIインスタンス・コンポーネント・メニューまたはEssbaseターゲット・メニューで、「モニタリング」、「インシデント・マネージャ」の順に選択します。
「インシデント」セクションの要素の詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド』を参照してください。
ターゲット・ログの表示
特定のターゲットに関連するログ・メッセージを表示するには、次のステップに従います。
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「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。
-
ナビゲーション・ツリーから、BIインスタンスまたはEssbaseサーバー・ターゲットを含む「Oracle Fusion Middlewareファーム」を選択します。BIインスタンスまたはEssbaseサーバーの名前をクリックします。
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ターゲットのホームページに表示される、BIインスタンス・コンポーネント・メニュー、またはEssbaseターゲット・メニューから、「ログ」、「ログ・メッセージの表示」の順に選択します。
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(オプション)ターゲット・ログ・ファイルの表示またはダウンロードを行うには、「ターゲット・ログ・ファイル」をクリックして必要なログ・ファイルを選択し、それぞれ「ログ・ファイルの表示」または「ダウンロード」をクリックします。
-
(オプション)ログ・メッセージをファイルにエクスポートするには、ログ・メッセージ・ページで必要なメッセージを選択します。「メッセージをファイルにエクスポート」メニューから、選択したメッセージのエクスポート先の形式をクリックします。場所を選択し、ファイルをダウンロードします。
ターゲットのログは、ターゲットのエラー・メッセージ、警告および通知のリポジトリです。操作の中間処理の追跡に使用され、インシデントと問題のトラブルシューティングに必要です。
ログ・メッセージ・ページを使用して、すべてのログ・メッセージの表示、特定のメッセージの検索、メッセージに関連するメッセージの表示、メッセージのファイルへのエクスポート、ターゲット・ログ・ファイルの表示およびログ・ファイルのダウンロードを行えます。ログ・ファイルの詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド』を参照してください。
BIインスタンス・ターゲットの場合、このページには、すべてのシステム・コンポーネントとJava EEコンポーネントに関連するログ・メッセージが表示されます。他のBIインスタンス・コンポーネント・ターゲットおよびEssbaseターゲットの場合、このページには、ターゲットに関連するログ・メッセージのみが表示されます。
表11-6では、「ログ・メッセージ」ページの要素について説明します。
表11-6 ターゲットのログ・メッセージ
項目 | 説明 |
---|---|
時間 |
ログ・メッセージが作成された日付と時間。 |
メッセージ・タイプ |
ログ・メッセージのタイプ。メッセージ・タイプは、インシデント・エラー、エラー、警告、通知、トレース、不明のいずれかです。これらのタイプはメッセージの降順の重大度を表します。トレースが最も重大度の低いメッセージを表し、インシデント・エラーが最も重大度の高いメッセージを表します。「不明」は、メッセージ・タイプが不明なことを表します。 |
メッセージID |
フレームワーク内でメッセージを一意に識別する9桁の文字列。 |
メッセージ |
ログ・メッセージのテキスト。 |
実行コンテキストID (ECID) |
ターゲット・コンポーネントが関連する特定のリクエストの実行のグローバル一意識別子。ECIDを使用して、異なるターゲット・コンポーネントからエラー・メッセージを関連付けることができます。 |
関係ID |
同じリクエストについて、あるプロセスのあるスレッドで実行された作業を、同じまたは別のプロセスの別のスレッドで実行された作業と区別する識別子。 |
コンポーネント |
メッセージの生成元のターゲット・コンポーネント。 |
モジュール |
メッセージの生成元のモジュールの識別子。 |
インシデントID |
メッセージが対応しているインシデントの識別子。 |
インスタンス |
メッセージの生成元のターゲット・コンポーネントを含むOracleインスタンス。 |
メッセージ・グループ |
メッセージが含まれているグループ。 |
メッセージ・レベル |
メッセージの重大度を表す整数値。範囲は、1(最も重大)から32(最も重大でない)です。 |
ホストするクライアント |
メッセージに関連するクライアントまたはセキュリティ・グループの識別子。 |
組織 |
メッセージの生成元のターゲット・コンポーネントの組織ID。Oracleコンポーネントの場合はすべてこのIDは |
ホスト |
メッセージの生成元のホストの名前。 |
ホストIPアドレス |
メッセージの生成元のホストのネットワーク・アドレス。 |
ユーザー |
メッセージの生成元の実行コンテキストを持つユーザー。 |
プロセスID |
メッセージの生成元のプロセスまたは実行単位の識別子。 |
スレッドID |
メッセージの生成元のスレッドの識別子。 |
アップストリーム・コンポーネント |
クライアント側でコンポーネントを生成するメッセージと協働するコンポーネント。 |
ダウンストリーム・コンポーネント |
サーバー側でコンポーネントを生成するメッセージと協働するコンポーネント。 |
詳細な位置 |
メッセージに関する追加情報にリンクするURL。 |
追加詳細 |
メッセージ・テキストより詳しい、メッセージの詳細情報。 |
ターゲット・ログ・ファイル |
ターゲット・ログ・ファイルへのリンク。 |
ログ・ファイル |
メッセージが含まれているログ・ファイル。 |
ターゲットの構成および構成ファイルの表示
ターゲットの構成データを表示するには、次のステップに従います。
-
「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。
-
ナビゲーション・ツリーから、BIインスタンスまたはEssbaseサーバー・ターゲットを含む「Oracle Fusion Middlewareファーム」を選択します。BIインスタンスまたはEssbaseサーバーの名前をクリックします。
-
「ターゲット・ナビゲーション」ウィンドウのナビゲーション・ツリーで、必要なターゲットの名前をクリックします。
-
ターゲットのホームページに表示される、BIインスタンス・コンポーネント・メニュー、またはEssbaseターゲット・メニューから、「構成」、「最新収集」の順に選択して、「ターゲットの構成」ブラウザにアクセスします。
-
(オプション)ターゲット構成データを構成ファイルにエクスポートするには、「エクスポート」をクリックします。エクスポートしたターゲット構成データは
.xls
ファイルに保存されます。
「ターゲットの構成」ブラウザを使用して、ターゲットの最新構成データを表示します。このブラウザを使用すると、構成データの検索、保存されたターゲット構成の表示、ターゲット構成の比較、ターゲット構成履歴の表示も行うことができます。
ターゲットのジョブ・アクティビティの表示
ターゲットに関連する過去のジョブ、現在実行中のジョブ、およびスケジュール済のジョブを表示するには、次のステップに従います。
-
「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。
-
ナビゲーション・ツリーから、BIインスタンスまたはEssbaseサーバー・ターゲットを含む「Oracle Fusion Middlewareファーム」を選択します。BIインスタンスまたはEssbaseサーバーの名前をクリックします。
-
「ターゲット・ナビゲーション」ウィンドウのナビゲーション・ツリーで、必要なターゲットの名前をクリックします。
-
ターゲットのホームページに表示される、BIインスタンス・コンポーネント・メニュー、またはEssbaseターゲット・メニューから、「ジョブ・アクティビティ」を選択します。
「ジョブ・アクティビティ」ページには、ターゲットの開始、ターゲットの停止、ターゲットのブラックアウトなどのターゲットの管理タスクに関連するターゲット・ジョブが表示されます。
「ジョブ・アクティビティ」ページを使用して、特定のジョブを検索したり、所有者、ステータス、スケジュール済開始時刻などのジョブの詳細を取得したりします。また、「ジョブ・アクティビティ」ページを使用すると、ジョブの作成、編集、一時停止、再開などのターゲット・ジョブ管理タスクを実行することもできます。
ターゲット・コンプライアンスの表示
コンプライアンス標準またはコンプライアンス・フレームワークに対するターゲットのコンプライアンスを表示するには、次のステップに従います。
-
「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。
-
ナビゲーション・ツリーから、BIインスタンスまたはEssbaseサーバー・ターゲットを含む「Oracle Fusion Middlewareファーム」を選択します。BIインスタンスまたはEssbaseサーバーの名前をクリックします。
-
「ターゲット・ナビゲーション」ウィンドウのナビゲーション・ツリーで、必要なターゲットの名前をクリックします。
-
ターゲットのホームページに表示される、BIインスタンス・コンポーネント・メニュー、またはEssbaseターゲット・メニューから、「コンプライアンス」、「結果」の順に選択します。
-
特定のコンプライアンス標準に対するターゲットのコンプライアンス結果を表示するには、「コンプライアンス標準」を選択します。特定のコンプライアンス・フレームワークに対するターゲットのコンプライアンス結果を表示するには、「コンプライアンス・フレームワーク」を選択します。
「コンプライアンス結果」ページを使用して、コンプライアンス標準およびコンプライアンス・フレームワークに対するターゲットのコンプライアンスを表示します。このページには、コンプライアンス標準およびコンプライアンス・フレームワークに対する違反の数も表示されるため、エンタープライズのターゲットが設定された標準に従っているかどうかを判断できます。
ターゲットのコンプライアンスの詳細は、Oracle Enterprise Managerライフサイクル管理の管理者ガイドを参照してください。
ターゲットに固有のモニタリング・タスクの実行
この項では、BIインスタンスおよびEssbaseターゲットのターゲットに固有のモニタリング・タスク(BIインスタンス・ダッシュボード・レポート、BIインスタンス・スケジューラ・レポート、Essbaseアプリケーション・データ記憶域の詳細の表示など)の実行方法について説明します。
この項は、次のトピックで構成されています。
BIインスタンス
Essbase
Oracle Business Intelligenceダッシュボード・レポートの表示
Oracle Business Intelligenceダッシュボード・レポートを表示するには、次のステップに従います。
-
「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。
-
ナビゲーション・ツリーから、BIインスタンスを含む「Oracle Fusion Middlewareファーム」を選択します。BIインスタンス名をクリックします。
-
「Business Intelligenceインスタンス」メニューから、「ダッシュボード・レポート」を選択します。
-
「表示」リストから、表示する一連のダッシュボード・レポートを選択します。
注意:
Enterprise Manager Cloud ControlでOracle Business Intelligenceダッシュボード・レポートを表示するには、使用量の追跡を有効にする必要があります。使用量の追跡を有効にする方法については、Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionシステム管理者ガイドの「使用量の追跡の管理」を参照してください。
このページを使用して、過去7日間のダッシュボードごとの使用状況、過去24時間に失敗したダッシュボード、過去7日間のリソース使用率による上位ダッシュボード、および過去7日間のリソース使用率による上位ユーザーを表示できます。これらの詳細は、どのダッシュボードが最もポピュラーか、どのダッシュボードが最近失敗したか、どのダッシュボードが最大のリソースを使用するか、およどのユーザーが最もアクティブかを示します。これらの詳細を詳しく分析すると、エンタープライズの機能への重要な見識を与えることができます。
注意:
「モニタリング資格証明」ページで適切な資格証明を指定しないと、特定のダッシュボード・レポートにアクセスできません。そのため、ダッシュボード・レポート・ページにアクセスする前に、モニタリング資格証明ページで適切な資格証明を指定していることを確認してください。
「モニタリング資格証明」ページにアクセスするには、「Business Intelligenceインスタンス」メニューから、「ターゲット設定」、「モニタリング資格証明」の順に選択します。
「過去7日間のリソース使用率による上位ダッシュボード」を選択して「SQLの詳細」アイコンをクリックすると、ダッシュボードでSQLドリルダウンを実行することもできます。
SQLドリルダウンを実行するためには、ダッシュボードがデータをフェッチするデータベースを検出する必要があります。これには、「Business Intelligenceインスタンス」メニューで「ターゲット設定」を選択してから「モニタリング資格証明」 を選択します。検出されたデータベースを選択し、ターゲット・セレクタ・アイコンを使用して追加します。
表11-7では、「ダッシュボード・レポート」ページの要素について説明します。
表11-7 Oracle Business Intelligenceダッシュボード・レポート
項目 | 説明 |
---|---|
ユーザー |
ダッシュボードにアクセスしたユーザー。 |
セッションの合計 |
ダッシュボードにアクセスしたユーザー・セッションの合計数。 |
最終アクセス |
ダッシュボードに最後にアクセスした時刻。 |
ダッシュボード |
ダッシュボード名。 |
エラー・コード |
ダッシュボードのエラー・コード。 |
エラー・メッセージ |
ダッシュボードのエラー・メッセージ。 |
リポジトリ |
ダッシュボードによってアクセスされたリポジトリの名前。 |
サブジェクト領域 |
ビジネス領域、または組織内のユーザーのグループに関する情報。 |
開始時間 |
サーバーがダッシュボードに対する論理リクエストを受信した時刻。 |
終了時間 |
サーバーがダッシュボードに対する論理リクエストの処理を完了した時刻。 |
ログ・メッセージの表示 |
ダッシュボードに関連するログ・メッセージを表示します。 |
合計時間 |
特定のダッシュボードに対して作成されたすべての論理リクエストを処理するのに要した合計時間。 注意: 「過去7日間のリソース使用率による上位ユーザー」レポートでは、この要素は、特定のユーザーによって作成されたすべての論理リクエストを処理するのに要した合計時間を表します。 |
データベース時間 |
特定のダッシュボードに対して作成されたすべての物理リクエストを、データベースが完了するのに要した時間。 注意: 「過去7日間のリソース使用率による上位ユーザー」レポートでは、この要素は、特定のユーザーによって作成されたすべての物理リクエストを、データベースが完了するのに要した合計時間を表します。 |
コンパイル時 |
特定のダッシュボードに対して作成されたすべての論理リクエストを変換するのに要した時間。 注意: 「過去7日間のリソース使用率による上位ユーザー」レポートでは、この要素は、特定のユーザーによって作成されたすべての論理リクエストを、物理リクエストに変換するのに要した時間を表します。 |
失敗した論理リクエスト |
ダッシュボードに対して作成された、失敗した論理リクエストの数。 注意: 「過去7日間のリソース使用率による上位ユーザー」レポートでは、この要素は、特定のユーザーによって作成された、失敗した論理リクエストの数を表します。 |
論理リクエストの合計 |
ダッシュボードに対して作成された論理リクエストの合計数。 注意: 「過去7日間のリソース使用率による上位ユーザー」レポートでは、この要素は、特定のユーザーによって作成された論理リクエストの合計数を表します。 |
Oracle Business Intelligenceスケジューラ・レポートの表示
Oracle Business Intelligenceスケジューラ・レポートを表示するには、次のステップに従います。
-
「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。
-
ナビゲーション・ツリーから、BIインスタンスを含む「Oracle Fusion Middlewareファーム」を選択します。BIインスタンス名をクリックします。
-
「Business Intelligenceインスタンス」メニューから、「スケジューラ・レポート」を選択します。
-
「表示」リストから、表示する一連のスケジューラ・レポートを選択します。
このページを使用して、過去24時間に失敗したBIインスタンス・ターゲット・ジョブ、および後で開始するようスケジュールされたBIインスタンス・ターゲット・ジョブを表示できます。これらの詳細によって、最近失敗したジョブ、および将来実行するようスケジュールされているジョブについて通知され、BIインスタンスの過去および将来のジョブ・アクティビティのサマリーが提供されます。
表11-8では、「スケジューラ・レポート」ページの要素について説明します。
表11-8 Oracle Business Intelligenceインスタンスのスケジューラ・レポート
項目 | 説明 |
---|---|
ジョブ名 |
ジョブを作成したユーザーが指定したジョブの名前。 |
インスタンスID |
ジョブ・インスタンスのID。 |
ジョブID |
ジョブのID。 |
開始時間 |
ジョブが開始した時刻。 |
終了時間 |
ジョブが終了または失敗した時刻。 |
エラー・メッセージ |
失敗したジョブのエラー・メッセージ。 |
ユーザー |
ジョブを作成したユーザー。 |
スケジュール時間 |
ジョブを開始するようスケジュールされた時刻。 |
スクリプト・タイプ |
実行するスクリプトのタイプ。 |
Oracle Business Intelligenceインスタンスの主要なメトリックの表示
BIインスタンス・ターゲットに関連する主要なメトリックを表示するには、次のステップに従って「メトリック」セクションに移動します。
-
「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。
-
ナビゲーション・ツリーから、BIインスタンスを含む「Oracle Fusion Middlewareファーム」を選択します。BIインスタンス名をクリックします。
「メトリック」セクションには、BIインスタンスのパフォーマンスをモニターするために使用される主要なメトリックが表示されます。これらのメトリックを分析すると、エラーおよびインシデントの警告が早期に提供され、問題のある領域をすばやく特定するのに役立ちます。
BIインスタンスのメトリックをすべて表示するには、「すべてのメトリック」ページにアクセスします。このページにアクセスするには、「Business Intelligenceインスタンス」メニューから、「モニタリング」、「すべてのメトリック」の順に選択します。このページの詳細は、「ターゲットのメトリックの表示」を参照してください。
表11-9では、「メトリック」セクションの要素について説明します。
表11-9 Oracle Business Intelligenceインスタンスの主要なメトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
リクエスト処理時間(ミリ秒) |
BIサーバーがリクエストの処理に要した平均時間(ミリ秒)。このメトリックは、BI分析アプリケーションが最後に起動した時点から収集されます。 |
SOAリクエスト処理時間(ミリ秒) |
Oracle WebLogic ServerクラスタがWebサービス・リクエストの処理に要した平均時間(ミリ秒)。このメトリックは、BI SOAアプリケーションが最後に起動した時点から収集されます。 |
平均問合せ時間(秒) |
BIサーバーが問合せの処理に要した平均時間(秒)。このメトリックは、BIサーバーが最後に起動した時点から収集されます。 |
アクティブ・セッション |
BIインスタンスのアクティブなセッションの合計数。このメトリックは、BI分析アプリケーションが最後に起動した時点から収集されます。 |
リクエスト(/分) |
BIサーバーが受信したリクエストの1分当たりの平均数。このメトリックは、BI分析アプリケーションが最後に起動した時点から収集されます。 |
SOAリクエスト(/分) |
Oracle WebLogic Serverクラスタ全体のWebサービス・リクエストでのサーブレットまたはJavaServer Pages (JSP) (あるいはその両方)の呼出しの1分当たりの平均数。このメトリックは、BI SOAアプリケーションが最後に起動した時点から収集されます。 |
プレゼンテーション・サービス・リクエスト(/秒) |
BIプレゼンテーション・サーバーが受信したリクエストの1秒当たりの平均数。このメトリックは、BIプレゼンテーション・サーバーが最後に起動した時点から収集されます。 |
サーバー問合せ(/秒) |
BIサーバーが完了した問合せの1秒当たりの平均数。このメトリックは、BIサーバーが最後に起動した時点から収集されます。 |
失敗した問合せ |
失敗したBIサーバー問合せの数。このメトリックは、BIプレゼンテーション・サーバーが最後に起動した時点から収集されます。 |
Oracle Essbaseアプリケーションのサマリーの表示
Oracle Business Intelligence Essbaseアプリケーションのサマリーを表示するには、次のステップに従って「アプリケーション」セクションに移動します。
-
「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。
-
ナビゲーション・ツリーから、Essbaseサーバー・ターゲットを含む「Oracle Fusion Middlewareファーム」を選択します。Essbaseサーバー名をクリックします。
「アプリケーション」セクションでは、Essbaseサーバーの下の様々なEssbaseアプリケーションの、ステータス、リソース使用率およびデータ記憶域タイプの詳細が表示されます。このセクションは、モニターするEssbaseアプリケーションの可用性および記憶域の詳細の概要を迅速に取得したい管理者に役立ちます。
注意:
「アプリケーション」セクションに表示されるアプリケーションがターゲット・ナビゲーション・ウィンドウに表示されるアプリケーションと異なる場合、Oracle Fusion Middlewareファームをリフレッシュします。これを行うには、ターゲット・ナビゲーション・ウィンドウから、Oracle Fusion Middlewareファーム名をクリックします。「ファーム」メニューから、「WebLogicドメインのリフレッシュ」をクリックします。「ターゲットの追加/更新」をクリックします。
表11-10では、このセクションの要素について説明します。
表11-10 Oracle Essbaseアプリケーションのサマリー
項目 | 説明 |
---|---|
名前 |
アプリケーションの名前。 |
ステータス |
アプリケーションのステータス(アプリケーションが稼働中または停止中かどうか)。 |
記憶域タイプ |
アプリケーションのデータ記憶域のタイプ。 |
メモリー使用量(MB) |
アプリケーションで使用されるメモリー(MB)。 |
キューブ |
アプリケーションに含まれるキューブの数。 |
Oracle Essbaseアプリケーションのデータ記憶域の詳細の表示
Oracle Business Intelligence Essbaseアプリケーションのデータを保存する方法の詳細を表示するには、次のステップに従って「キューブ」セクションに移動します。
-
「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。
-
ナビゲーション・ツリーから、Essbaseサーバー・ターゲットを含む「Oracle Fusion Middlewareファーム」を選択します。Essbaseサーバー名をクリックします。
-
ターゲット・ナビゲーション・ウィンドウにあるナビゲーション・ツリーから、必要なEssbaseアプリケーションの名前をクリックします。
「キューブ」セクションでは、Essbaseアプリケーションに含まれるキューブに関する構造および使用状況の情報が表示されます。これらの詳細は、データ記憶域がどのようにアプリケーション用に設計されるか、および、アプリケーション・データが現在どのようにアクセス可能になるかを示します。
表11-11では、このセクションの要素について説明します。
表11-11 Oracle Essbaseアプリケーションのデータ記憶域の詳細
項目 | 説明 |
---|---|
名前 |
キューブの名前。 |
ディメンション |
キューブに含まれるディメンションの数。 |
接続ユーザー |
現在、キューブ・データに接続しているユーザーの数。 |
ロック |
現在、キューブに保持されているデータ・ブロック・ロックの数。 |
データ・キャッシュ・サイズ(KB) |
未圧縮のデータ・ブロックを保持するメモリー内のバッファのサイズ(KB)。 |
Oracle Business IntelligenceインスタンスおよびEssbaseターゲットの管理
Enterprise Manager Cloud Controlを使用してOracle Business Intelligenceインスタンス(BIインスタンス)およびEssbaseターゲットを管理するには、必要なターゲットのホームページに移動します。この実行方法の詳細は、「Oracle Business IntelligenceインスタンスおよびEssbaseターゲットのモニタリング」を参照してください。
Enterprise Manager Cloud Controlを使用すると、一般的な管理タスクおよびターゲットに固有の管理タスクを実行できます。
この項は、次のトピックで構成されています。
一般的な管理タスクの実行
この項では、BIインスタンスおよびEssbaseターゲットの一般的な管理タスク(ターゲットの起動、停止または再起動、ターゲットのアクセス権限の管理、ターゲットのブラックアウトの管理など)の実行方法について説明します。
この項は、次のトピックで構成されています。
ターゲットの起動、停止または再起動
ターゲットを開始、停止または再起動するには、次のステップに従います。
-
「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。
-
ナビゲーション・ツリーから、BIインスタンスまたはEssbaseサーバー・ターゲットを含む「Oracle Fusion Middlewareファーム」を選択します。BIインスタンスまたはEssbaseサーバーの名前をクリックします。
-
「ターゲット・ナビゲーション」ウィンドウのナビゲーション・ツリーで、必要なターゲットの名前をクリックします。
-
「起動」、「停止」または「再起動」をクリックして、ターゲットをそれぞれ起動、停止または再起動します。あるいは、BIインスタンス・コンポーネント・メニューまたはEssbaseターゲット・メニューから、「制御」を選択し、「起動」、「停止」、または「再起動」を選択します。
特定のパッチ適用タスクおよびメンテナンス・タスクを行うには、ターゲットを停止してタスクを実行し、操作の完了後にターゲットを再起動する必要があります。
ターゲットのアクセス権限の管理
ターゲットのアクセス権限を管理するには、次のステップに従います。
-
「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。
-
ナビゲーション・ツリーから、BIインスタンスまたはEssbaseサーバー・ターゲットを含む「Oracle Fusion Middlewareファーム」を選択します。BIインスタンスまたはEssbaseサーバーの名前をクリックします。
-
「ターゲット・ナビゲーション」ウィンドウのナビゲーション・ツリーで、必要なターゲットの名前をクリックします。
-
ターゲットのホームページに表示される、BIインスタンス・コンポーネント・メニュー、またはEssbaseターゲット・メニューから、「ターゲット設定」、「管理者アクセス」の順に選択します。
-
「追加」をクリックして、ロールまたは管理者にターゲットのアクセス権限を付与します。
「アクセス」ページを使用して、ロールおよび管理者のターゲット権限を設定します。使用可能な権限は、「表示」、「オペレータ」および「完全」です。
「表示」ではコンソールにターゲットを表示するのみですが、「オペレータ」ではターゲットを表示したり、ターゲットの削除を除くすべての管理アクションを実行したりすることができます。「完全」では、ターゲットを表示したり、すべての管理アクションを実行したりすることができます。
ターゲットのブラックアウトの管理
ターゲットのブラックアウトを管理するには、次のステップに従います。
-
「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。
-
ナビゲーション・ツリーから、BIインスタンスまたはEssbaseサーバー・ターゲットを含む「Oracle Fusion Middlewareファーム」を選択します。BIインスタンスまたはEssbaseサーバーの名前をクリックします。
-
「ターゲット・ナビゲーション」ウィンドウのナビゲーション・ツリーで、必要なターゲットの名前をクリックします。
-
ターゲットのホームページに表示される、BIインスタンス・コンポーネント・メニュー、またはEssbaseターゲット・メニューから、「モニタリング」、「ブラックアウト」の順に選択します。
ブラックアウトは、モニター対象ターゲットでのデータ収集を一時停止します。ブラックアウトは、モニター対象ターゲットで、スケジュール済のメンテナンス・タスクを実行する場合に役立ちます。
「ブラックアウト」ページを使用して、既存のターゲットのブラックアウトの検索、既存のブラックアウトの編集、新しいブラックアウトの定義、ブラックアウトの停止を行います。BIインスタンス・コンポーネント・メニューまたはEssbaseターゲット・メニューを使用して、ブラックアウトの作成や停止を行うこともできます。ブラックアウトの作成や停止を行うには、BIインスタンス・コンポーネント・メニューまたはEssbaseターゲット・メニューで、「制御」を選択して、「ブラックアウトの作成」または「ブラックアウトの終了」をそれぞれ選択します。
ターゲットのモニタリング構成の表示
特定のターゲットのモニタリング構成の詳細を表示するには、次のステップに従います。
-
「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。
-
ナビゲーション・ツリーから、BIインスタンスまたはEssbaseサーバー・ターゲットを含む「Oracle Fusion Middlewareファーム」を選択します。BIインスタンスまたはEssbaseサーバーの名前をクリックします。
-
「ターゲット・ナビゲーション」ウィンドウのナビゲーション・ツリーで、必要なターゲットの名前をクリックします。
-
ターゲットのホームページに表示される、BIインスタンス・コンポーネント・メニューまたはEssbaseターゲット・メニューから、「ターゲット設定」、「モニタリング構成」の順に選択します。
モニタリング構成ページには、ターゲットのモニタリングに関する内部的な詳細を表す、ターゲットのインスタンス・プロパティの詳細が表示されます。
表11-12では、「監視構成」ページの要素について説明します。
表11-12 ターゲットの監視構成
項目 | 説明 |
---|---|
正規パス |
|
Oracleインスタンス・ホーム |
ターゲット・コンテンツ・ファイル、メタデータ、構成ファイルおよびログ・ファイルの場所。 |
DBクラス文字列 |
ターゲット・リポジトリとのJDBC接続を形成するために必要な文字列。 |
DB接続文字列 |
ターゲット・リポジトリに関する情報、およびそれに接続するための手段を指定する文字列。 |
DBパスワード |
リポジトリ・データベースのパスワード。 |
DBユーザー名 |
リポジトリ・データベースのユーザー名。 |
ドメイン・ホーム |
ターゲットが一部となっているWebLogicドメインのドメイン・ホーム・ディレクトリ。 |
JRF有効 |
Oracle Java Required Files (JRF)がターゲット・インスタンスに適用されるかどうか。 |
モニタリング・モード |
ターゲットのモニタリング時にEnterprise Managerインスタンスでリポジトリを使用するかどうかを示します。リポジトリはリポジトリが使用されることを表し、リポジトリなしはリポジトリが使用されないことを表します。 |
バージョン |
ターゲット・ソフトウェアのバージョン |
ターゲットに固有の管理タスクの実行
この項では、BIインスタンスおよびEssbaseターゲットのターゲットに固有の管理タスク(BIインスタンス・コンポーネントのフェイルオーバーの表示やBIインスタンスのモニタリング資格証明の編集など)の実行方法について説明します。
この項は、次のトピックで構成されています。
Oracle Business Intelligenceコンポーネントのフェイルオーバーの表示
BIインスタンス・コンポーネントのフェイルオーバーを表示するには、次のステップに従います。
-
「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。
-
ナビゲーション・ツリーから、BIインスタンス・ターゲットを含む「Oracle Fusion Middlewareファーム」を選択します。BIインスタンス名をクリックします。
-
「可用性」タブを選択し、「フェイルオーバー」を選択します。
このページには、BIインスタンスのコンポーネント障害のリスク・レベル、コンポーネント障害を回避するための推奨のバックアップ・アクション、および、フェイルオーバーを構成したコンポーネントのバックアップ・ホストまたはセカンダリ・ホストが表示されます。管理者は、この情報を使用して、障害が発生するリスクの高いBIインスタンスのコンポーネントのフェイルオーバーを計画できます。
BIインスタンス・コンポーネントの障害を回避するための推奨バックアップ処理の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionシステム管理者ガイドを参照してください。
Oracle Business Intelligenceのモニタリング資格証明の編集
BIインスタンスのモニタリング資格証明を編集するには、次のステップに従います。
-
「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。
-
ナビゲーション・ツリーから、BIインスタンスを含む「Oracle Fusion Middlewareファーム」を選択します。BIインスタンス名をクリックします。
-
「Business Intelligenceインスタンス」メニューから、「ターゲット設定」、「モニタリング資格証明」の順に選択します。
-
必要なフィールドを編集して、「保存」をクリックします。
このページでは、スケジューリングおよび使用状況トラッキング情報が格納されているデータベースに接続するために必要な資格証明を指定および編集できます。このページで適切な資格証明を指定しないと、特定のダッシュボード・レポートにアクセスできません。そのため、ダッシュボード・レポート・ページにアクセスする前に、このページで適切な資格証明を指定していることを確認してください。
表11-13では、「モニタリング資格証明」ページの要素について説明します。
表11-13 Oracle Business Intelligenceインスタンスのモニタリング資格証明
項目 | 説明 |
---|---|
データベース・タイプ |
データベースのタイプ。 |
ホスト名 |
データベースがインストールされているホストの名前。 |
ポート |
データベースとの通信に使用されるポート。 |
サービス名 |
データベース・サービスの名前。 |
ユーザー名 |
データベース・ログインに使用するユーザー名。 |
パスワード |
データベース・ログインに使用するパスワード。 |
Oracle Business Intelligenceドメインのスケール・アウト
この項では、Business Intelligenceドメインをスケール・アウトする手順について説明します。
Business Intelligenceドメインをスケール・アウトするための前提条件
デプロイメント・プロシージャを実行する前に、次の前提条件を満たしている必要があります。
-
スケール・アップ対象のBusiness Intelligenceドメインは、Cloud Controlを使用して検出された既存のドメインである必要があります。
-
ドメインをスケール・アウトする場合、宛先のマシンに十分な領域があることを確認します。ソース・マシンのMiddlewareホームのサイズが3GBであれば、ソースと宛先マシンの作業ディレクトリに約3GBの空き領域が必要になります。さらに、宛先マシンには、Middlewareホーム用に3GBの領域が必要になります。デプロイメント・プロシージャが正常終了すれば、作業ディレクトリの中は空になります。
-
宛先マシンに指定するMiddlewareホームのディレクトリは、新規ディレクトリか空のディレクトリにする必要があります。
-
管理エージェントが、(管理サーバーが実行されている)ソース・マシンおよび宛先マシンにインストールされている必要があります。ドメインの管理サーバーが起動され、実行されている必要があります。
-
管理サーバーおよび管理対象サーバー(クローニングされるサーバー)は、デプロイメント・プロシージャを実行する前に稼働している必要があります。
-
管理対象サーバーおよびノード・マネージャのポートは、空いている必要があります。
-
リスナー・アドレスはAdminserverの管理コンソールで更新する必要があります。
-
スケール・アウト・デプロイメント・プロシージャを開始する前に、oraInst.locファイルを接続先ホストに作成しておく必要があります。
-
接続元ホストと接続先ホストの両方が同じユーザー名とターゲット・ユーザーを持つ必要があります。
-
ユーザーには、次の権限が必要です。
-
次の読取り権限:
-
管理サーバーのホスト・ミドルウェア・ディレクトリ
-
管理サーバーのホスト・ドメイン・ディレクトリ
-
-
次の書込み権限:
-
管理サーバーのホスト作業ディレクトリ
-
すべての宛先管理対象サーバー・ホストの作業ディレクトリ
-
すべての宛先管理対象サーバー・ホストのミドルウェア・ディレクトリ
-
すべての宛先管理対象サーバー・ホストのドメイン・ディレクトリ
-
-
Business Intelligenceドメインをスケール・アウトする手順
既存のBusiness Intelligence(BI)ドメインをオンライン・モードでスケール・アウトするには、次のステップに従います。
-
BIインスタンス・スケール・アウト・デプロイメント・プロシージャ・ページには、次の2つの方法のいずれを使用してもアクセスできます。
-
BIインスタンス・ホームページで、「Business Intelligenceインスタンス」メニューから「プロビジョニング」を選択し、「Business Intelligenceのスケール・アウト」を選択します。
-
「エンタープライズ」メニューから、「プロビジョニングとパッチ適用」→「Middlewareプロビジョニング」を選択します。「Middlewareプロビジョニング」ページの「デプロイメント・プロシージャ」セクションで、「Business Intelligenceのスケール・アウト」を選択し、「起動」をクリックします。
Oracle Business Intelligenceスケール・アウト・ウィザードが開きます。
-
-
Business Intelligence詳細ページで、Business Intelligenceインスタンスを選択します。
「作業ディレクトリ」フィールドで、ドメイン・スケール・アウトに関連するファイルを一時的に保存する管理サーバー・マシンのディレクトリを指定します。このディレクトリが存在しない場合は、作成されます。スケール・アウト操作が完了すると、ディレクトリとその内容は削除されます。
注意:
ミドルウェア・ホームまたはBIドメイン・ホームのディレクトリの下に、作業ディレクトリを作成しないでください。
-
「ソース情報」セクションに、「ミドルウェア・ホーム」、BIドメイン・ホーム、BIドメインの場所を含むソース・ドメインの詳細が表示されます。詳細を確認します。
-
「Oracleインスタンス詳細」セクションで、Oracle Business Intelligenceドメインをスケール・アウトするホストを選択するには、「ホストの追加」をクリックします。
「ターゲット・セレクタ」ダイアログ・ボックスで、ホストを選択し、「選択」を選択します。「ホストの追加」を再度クリックすると、ホストをさらに選択できます。
「次へ」をクリックします。
インスタンスの名前を追加し、BIサーバー、プレゼンテーション・サーバー、およびJavaホストの数を選択できます。ポート範囲を選択することもできます。
-
資格証明ページで、ホスト資格証明およびWebLogic管理者資格証明を指定します。
-
優先資格証明: 管理リポジトリに格納されている優先資格証明を使用します。「優先資格証明」オプションは、Cloud Controlで優先資格証明が定義されている場合にのみ使用可能になります。
-
名前付き資格証明: 管理リポジトリに格納されている資格証明を使用します。管理リポジトリに格納されている名前付き資格証明を使用するには、優先資格証明の各タイプをあらかじめ一意の名前で登録している必要があります。目的の名前付き資格証明を、「資格証明名」で使用可能なリストから選択します。必要な名前付き資格証明をすべて作成している場合は、それをここで使用できます。まだ作成していない場合は、このデプロイメント・プロシージャを使用して作成できます。
「次へ」をクリックします。
-
-
「スケジュール」ページで、デプロイメント・インスタンス名を指定します。プロシージャを即時実行する場合は、デフォルトで選択されている「即時」 を選択します。プロシージャを後で実行する場合は、「後で」を選択し、タイムゾーン、開始日および開始時刻の詳細を指定します。デプロイメント・プロシージャのステータスに応じて、通知プリファレンスを設定できます。前提条件のみを実行する場合は、「必要な前提条件チェックの完了後にプロシージャを一時停止します」を選択すると、すべての前提条件チェックの実行後にプロシージャ実行を一時停止できます。
「次へ」をクリックします。
-
確認ページで、デプロイメント・プロシージャに対して指定した詳細を確認します。その詳細で問題がない場合は、「発行」をクリックし、スケジュール・セットに従ってデプロイメント・プロシージャを実行します。詳細を変更する場合は、そのセクションにある「編集」リンクをクリックして変更するか、または「戻る」のクリックを繰り返して変更したいページに戻ります。また、ページの上部にある、目的のページに対応するトレイン・ボタンをクリックし、必要なページに直接移動することもできます。
-
プロシージャ・アクティビティ・ページに移動します。「エンタープライズ」メニューから「プロビジョニングとパッチ適用」を選択し、「プロシージャ・アクティビティ」を選択します。
「プロシージャ・アクティビティ」ページで、デプロイメント・プロシージャのジョブおよびステップの実行ステータスを確認します。各ステップの「ステータス」リンクをクリックして、各ステップの実行の詳細を表示します。ロギング・レベルを「デバッグ」に設定するには、「デバッグ」をクリックし、プロシージャの実行を停止するには、「停止」をクリックします。
Oracle Business Intelligenceインスタンスのプロビジョニング・プロファイルの作成
この項では、Business Intelligence (BI)インスタンスのスナップショットを作成する手順について説明します。
BIインスタンスのスナップショットを作成するには、次のステップに従います。
注意:
スナップショットを作成する前に、NFSソフトウェア・ライブラリまたはエージェントSWライブラリを構成する必要があります。
BI 12cターゲットのプロビジョニングはサポートされません。
-
「エンタープライズ」メニューから、「プロビジョニングとパッチ適用」→「Middlewareプロビジョニング」を選択します。
-
Middlewareプロビジョニング・ページの「デプロイメント・プロシージャ」セクションで、「Business Intelligenceプロファイルの作成」を選択し、「起動」をクリックします。
-
スナップショットの作成: Business Intelligence詳細ページで、検索アイコンをクリックして、スナップショットを作成するOracle Business Intelligenceインスタンスを検索および選択します。
-
スナップショットの作成: 資格証明ページで、ホスト資格証明およびWebLogic管理者資格証明を指定します。
-
優先資格証明: 管理リポジトリに格納されている優先資格証明を使用します。「優先資格証明」オプションは、Cloud Controlで優先資格証明が定義されている場合にのみ使用可能になります。
-
名前付き資格証明: 管理リポジトリに格納されている資格証明を使用します。管理リポジトリに格納されている名前付き資格証明を使用するには、優先資格証明の各タイプをあらかじめ一意の名前で登録している必要があります。目的の名前付き資格証明を、「資格証明名」で使用可能なリストから選択します。必要な名前付き資格証明をすべて作成している場合は、それをここで使用できます。まだ作成していない場合は、このデプロイメント・プロシージャを使用して作成できます。
「次へ」をクリックします。
-
-
Business Intelligence詳細ページで、BIインスタンスの詳細を確認または指定します。「次へ」をクリックします。
-
スナップショットの詳細ページで、作成するスナップショットの詳細を確認または指定します。「次へ」をクリックします。
-
確認ページで、デプロイメント・プロシージャに対して指定した詳細を確認します。その詳細で問題がない場合は、「発行」をクリックし、スケジュール・セットに従ってデプロイメント・プロシージャを実行します。詳細を変更する場合は、そのセクションにある「編集」リンクをクリックして変更するか、または「戻る」のクリックを繰り返して変更したいページに戻ります。また、ページの上部にある、目的のページに対応するトレイン・ボタンをクリックし、必要なページに直接移動することもできます。
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プロシージャ・アクティビティ・ページに移動します。「エンタープライズ」メニューから「プロビジョニングとパッチ適用」を選択し、「プロシージャ・アクティビティ」を選択します。
「プロシージャ・アクティビティ」ページで、デプロイメント・プロシージャのジョブおよびステップの実行ステータスを確認します。各ステップの「ステータス」リンクをクリックして、各ステップの実行の詳細を表示します。ロギング・レベルを「デバッグ」に設定するには、「デバッグ」をクリックし、プロシージャの実行を停止するには、「停止」をクリックします。
Oracle Business Intelligenceインスタンスのクローニング
この項では、ソフトウェア・ライブラリに存在するプロビジョニング・プロファイルからBusiness Intelligenceインスタンスをクローニングする際の手順を説明します。
Business Intelligenceインスタンスをクローニングするための前提条件
このデプロイメント・プロシージャを実行する前に、次の前提条件を満たしている必要があります。
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ユーザーが次のディレクトリに対する書込み権限を持っている必要があります。
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すべての宛先ホスト上の作業ディレクトリ。
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すべての宛先ホスト上のミドルウェア・ホーム。
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管理サーバー、管理対象サーバーおよびノード・マネージャ上のポートが空きポートである必要があります。
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Business Intelligenceインスタンスのプロビジョニング・プロファイルは、NFSソフトウェア・ライブラリまたはエージェント・ソフトウェア・ライブラリに存在する必要があります。このプロファイルの作成の詳細は、「Business Intelligenceのプロビジョニング・プロファイルの作成」を参照してください。
それ以外の場合、ルート資格証明を資格証明ページで使用する必要があります。
Business Intelligenceインスタンスをクローニングする手順
Business Intelligence (BI)インスタンスをプロファイルからクローニングするには、次のステップに従います。
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「エンタープライズ」メニューから、「プロビジョニングとパッチ適用」→「Middlewareプロビジョニング」を選択します。
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「Middlewareプロビジョニング」ページの「デプロイメント・プロシージャ」セクションで、「Business Intelligenceクローニング」を選択し、「起動」をクリックします。
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BIインスタンスのクローン: スナップショット・ページで、検索アイコンをクリックします。「スナップショットの選択」ダイアログ・ボックスで、リストからスナップショットを検索または選択し、「選択」をクリックします。
「次へ」をクリックします。
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BIインスタンスのクローニング: 接続先ホストページで、「追加」をクリックして、Business Intelligenceインスタンスのクローニング先のホストを選択します。
注意:
宛先ベース・ディレクトリは読取り専用であり、ソースの場所と一致するように自動的に構成されます。
コンテンツ移動デプロイメント・プロシージャが実行されると、一時作業ディレクトリは削除されます。
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BIインスタンスのクローン: 資格証明ページで、次を指定します。
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通常ホスト資格証明
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ルート・ホスト資格証明
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Weblogic管理サーバー・パスワード
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グローバル・ノード・マネージャ・パスワード
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キーストア・パスフレーズ
優先資格証明: 管理リポジトリに格納されている優先資格証明を使用します。「優先資格証明」オプションは、Cloud Controlで優先資格証明が定義されている場合にのみ使用可能になります。
名前付き資格証明: 管理リポジトリに格納されている資格証明を使用します。管理リポジトリに格納されている名前付き資格証明を使用するには、優先資格証明の各タイプをあらかじめ一意の名前で登録している必要があります。目的の名前付き資格証明を、「資格証明名」で使用可能なリストから選択します。必要な名前付き資格証明をすべて作成している場合は、それをここで使用できます。まだ作成していない場合は、このデプロイメント・プロシージャを使用して作成できます。
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BIインスタンスのクローン: ドメイン・ページで、BIドメイン情報を構成するには、次の手順を実行します。
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「宛先ホスト」セクションで、宛先環境に構成されたデータベース・ホストを検索し、各データベースに対して割り当てられたパスワードを入力し、「接続テスト」をクリックし、エントリが有効であることを確認します。
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「RPD構成」セクションで、データ・ソースおよびパスワードを指定します。
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「Business Intelligence Publisherの構成」セクションで、XMLPデータ・ソースのURLを指定します。
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「電子メール・オプション」セクションで、SMTPサーバー名、ポート、表示名:自、および送信者の電子メール・アドレスを指定します。
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「次へ」をクリックします。
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確認ページで、デプロイメント・プロシージャに対して指定した詳細を確認します。その詳細で問題がない場合は、「発行」をクリックし、スケジュール・セットに従ってデプロイメント・プロシージャを実行します。詳細を変更する場合は、そのセクションにある「編集」リンクをクリックして変更するか、または「戻る」のクリックを繰り返して変更したいページに戻ります。また、ページの上部にある、目的のページに対応するトレイン・ボタンをクリックし、必要なページに直接移動することもできます。
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プロシージャ・アクティビティ・ページに移動します。「エンタープライズ」メニューから「プロビジョニングとパッチ適用」を選択し、「プロシージャ・アクティビティ」を選択します。
「プロシージャ・アクティビティ」ページで、デプロイメント・プロシージャのジョブおよびステップの実行ステータスを確認します。各ステップの「ステータス」リンクをクリックして、各ステップの実行の詳細を表示します。ロギング・レベルを「デバッグ」に設定するには、「デバッグ」をクリックし、プロシージャの実行を停止するには、「停止」をクリックします。