2 Microsoft Active Directoryターゲットの検出
この項の内容は次のとおりです。
Microsoft Active Directoryターゲットの検出
プラグインが正常にデプロイできたら、次のステップに従って、プラグイン・ターゲットをCloud Controlに追加します。これにより、ターゲットが集中的な監視および管理の対象になります。
注意:
プラグインをデプロイして、環境内で1つ以上のターゲットを監視するように構成した後、プラグインの監視設定をカスタマイズできます。これにより、環境の特別な要件を満たすようにメトリックの収集間隔およびしきい値の設定を変更できます。メトリックの収集を1つ以上無効にした場合、メトリックなどに関するレポートに影響を与える可能性があります。
プラグインの検査および検証
プラグインでデータの収集が開始するまで数分間待機した後、次のステップを使用して、プラグイン・ターゲットがEnterprise Managerで適切に監視されていることを検査および検証します。
- 「ターゲット」をクリックし、次に「すべてのターゲット」をクリックします。「すべてのターゲット」ページで、エージェントのホームページの「監視ターゲット」から、「Active Directory」ターゲット・リンクをクリックします。Microsoft Active Directoryのホームページが表示されます。
- 「メトリック」表に、メトリック収集エラーが報告されていないことを確認します。
- 「レポート」プロパティ・ページを選択して、レポートが表示されていること、およびエラーが報告されていないことを確認します。
リモート・エージェントの構成
プラグインのデプロイ・ステップは、リモート・エージェント監視とローカル・エージェント監視で共通です。ただし、エージェントがプラグイン・ターゲットのリモート・コンピュータにある場合、プラグインのあるコンピュータのWindows Management Instrumentation (WMI)データにアクセスするように構成する必要があります。
コンピュータAでエージェントが実行されており、コンピュータBにターゲットがインストールされている場合、コンピュータAを次のように設定します。
これで、エージェントがプラグイン・ターゲットのリモート・コンピュータからデータを収集できるようになります。前述の構成を開始しない場合、プラグイン・ターゲット・メトリックのメトリック収集エラーが表示される可能性があります。
Enterprise Manager内でメトリック収集エラーが確実に発生しないようにするには、WMIの設定についてMicrosoft社のドキュメントを参照することをお薦めします。追加構成の詳細は、Microsoft社のWebサイトでMicrosoft社のドキュメントを参照してください。
注意:
デフォルト設定のリモート・エージェント監視の場合、Cloud Controlではプライマリ・ドメイン・コントローラに関連付けられたActive Directoryのみ監視できます。
リモート・エージェントの場合、エージェントのインストール先プラットフォームは、Active DirectoryをサポートしていないWindowsタイプにすることができます。たとえば、Active DirectoryがWindows 2003で実行されている場合、Windows XPにリモート・エージェントをインストールして監視することができます。