トラブルシューティング

8 トラブルシューティング

このトピックでは、Oracle GoldenGate Enterprise Manager Plug-In使用時に発生する可能性のある問題の解決方法について説明します。

内容は次のとおりです

8.1 Windows 64ビット・マシンでのADFCエラーの修正

Windows 64ビット・マシンでは、Oracle GoldenGate Enterprise Manager Plug-Inホームページからターゲットを選択すると、ADFC例外が発生する場合があります。この問題を修正するには、次のコマンドを実行します。

emctl load policies -plugin_id "oracle.fmw.gg" -policies_file 
"middleware_home/plugins/goldengate_plugin_home
/metadata/security/jaznpolicy/jazn-data.xml"

ノート:

middleware_homeは、Oracle Fusion Middleware製品をインストールした場所です。

8.2 Oracle GoldenGate Enterprise Manager Plug-inのログ・ファイルの場所

Oracle GoldenGate Enterprise Manager Plug-inのログ・ファイルを次に示します(ORACLE_HOMEに/home/oracle/が設定されていることを想定しています)。これは、Oracle GoldenGate Enterprise Manager Plug-inのトラブルシューティングに役立ちます。

検出関連のエラー詳細ログ・ファイル: ogg_so_logs.log.0

このファイルは、$AGENT_STATE_DIR/sysman/emd/ディレクトリにあります。

ogg_so_logファイルには、検出関連のエラー、実行コマンドの詳細、およびレポート/廃棄/構成ファイルへの操作が含まれています。Oracle GoldenGate Enterprise Manager Plug-inエージェントがiAgentで接続しているときにエラーが発生した場合、このファイルに情報が記録されます。

次に例を示します。

/home/oracle/oem/agent/agent_inst/sysman/emd/ogg_so_l ogs.log.0

EMエージェント・エラー詳細ログ・ファイル: emagent.log

このファイルは、$AGENT_STATE_DIR/sysman/log/ディレクトリにあります。次に例を示します。

/home/oracle/oem/agent/agent_inst/sysman/log/gcagent.log

Oracle GoldenGate Enterprise Manager Plug-Inユーザー・インタフェース・エラー詳細ログ・ファイル: emoms.log

このファイルは、$T_WORK/ user_projects/domains/EMGC_DOMAIN/servers/EMGC_OMS1/sysman/log/ディレクトリにあります。次に例を示します。

/home/oracle/oem/gc_inst/user_projects/domains/EMGC_DOMAIN/servers/EMGC_OMS1/sysman/log/emoms.log

Oracle Management Servicesログ・ファイル: EMGC_OMS1.out

このファイルは、$T_WORK/user_projects/domains/EMGC_DOMAIN/servers/EMGC_OMS1/logs/ディレクトリにあります。次に例を示します。

/home/oracle/oem/gc_inst/user_projects/domains/EMGC_DOMAIN/servers/EMGC_OMS1/logs/EMGC_OMS1.out

8.3 可用性エラー

Oracle GoldenGate Microservicesターゲットの場合は、クラシック・ターゲットの場合とは異なり、ターゲットのステータスおよびその他のメトリックを取得するためにモニタリング資格証明を正しく設定する必要があります。クラシック・ターゲットの場合は、メトリックを表示するために優先資格証明を設定する必要はありません。

優先資格証明は、ログの取得および「構成」タブの表示でのみ必要でした。モニタリング資格証明が設定されていない場合は、まずそれらを設定する必要があります。この資格証明が設定されている場合は、次のことを確認する必要があります。

Enterprise Managerエージェントが起動されており実行中であるかどうか。
このエージェントが実行されている場合は、この資格証明をリセットする必要があります。この資格証明を変更するには:

ユーザー名を変更します。
新しいユーザー名の詳細を保存します。
同じユーザー名とパスワードを使用します。