2.11 ユーザー・プリファレンスの管理
開発者がプリファレンスを使用すると、特定のApplication Expressユーザーの値を異なるセッションにわたって格納できます。これらのプリファレンスは、設定後、プログラムによって、または手動で削除できます。管理者は、ページ・プロセスの作成またはプリファレンスのアイテム・ソース値の計算によって、あるいはPL/SQL APIを使用してプログラムによって、ユーザー・プリファレンスを設定できます。
- ユーザー・プリファレンスの設定
開発者は、ページ・プロセスの作成またはプリファレンス・アイテムの作成、あるいはPL/SQL APIを使用してプログラムを介して、アプリケーション内でユーザー・プリファレンスを設定できます。 - ユーザー別のプリファレンスの表示
「ユーザー別のプリファレンス」ページで、ユーザー別のユーザー・プリファレンスを表示します。 - 現行のユーザーのプリファレンスの表示
現行のユーザーのプリファレンスを表示します。 - 特定のユーザーのプリファレンスの消去
「プリファレンスのパージ」ページで、特定のユーザーのプリファレンスを消去します。 - 現行のユーザーのプリファレンスの消去
「現行のユーザー・プリファレンス」ページで、現行のユーザーのプリファレンスを消去します。 - プログラムでのユーザー・プリファレンスの削除
PL/SQL APIを使用して、ユーザー・プリファレンスをプログラムによって削除します。 - ページ・プロセスを使用したユーザー・プリファレンスのリセット
ページ・プロセスを作成してユーザー・プリファレンスをリセットします。
親トピック: ワークスペースおよびアプリケーションの管理
2.11.1 ユーザー・プリファレンスの設定
開発者は、ページ・プロセスの作成またはプリファレンス・アイテムの作成、あるいはPL/SQL APIを使用してプログラムを介して、アプリケーション内でユーザー・プリファレンスを設定できます。
- ページ・プロセスを作成してユーザー・プリファレンスを設定
ページ・プロセスを作成してユーザー・プリファレンス値を設定します。 - ユーザー・プリファレンスに基づいたアイテムのソースの設定
アイテム・ソース・タイプをプリファレンスとして定義することによって、ユーザー・プリファレンスに基づいてアイテムのソースを設定します。 - プログラムでのユーザー・プリファレンスの設定
PL/SQL APIを使用して、ユーザー・プリファレンスをプログラムによって設定または参照します。
親トピック: ユーザー・プリファレンスの管理
2.11.1.1 ページ・プロセスを作成してユーザー・プリファレンスを設定
ページ・プロセスを作成してユーザー・プリファレンス値を設定します。
ページ・プロセスの作成によってユーザー・プリファレンスを設定するには:
参照:
Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの"ページ・プロセスの作成
親トピック: ユーザー・プリファレンスの設定
2.11.1.2 ユーザー・プリファレンスに基づいたアイテムのソースの設定
アイテム・ソース・タイプをプリファレンスとして定義することによって、ユーザー・プリファレンスに基づいてアイテムのソースを設定します。
ユーザー・プリファレンスに基づいてアイテムのソースを定義するには:
親トピック: ユーザー・プリファレンスの設定
2.11.1.3 プログラムでのユーザー・プリファレンスの設定
PL/SQL APIを使用して、ユーザー・プリファレンスをプログラムによって設定または参照します。
ユーザー・レベルのキャッシュが、プログラムを介して使用できます。ユーザー・レベルのプリファレンスNAMED_PREFERENCE
を設定するには、SET_PREFERENCE
プロシージャを使用します。次に例を示します。
APEX_UTIL.SET_PREFERENCE( p_preference=>'NAMED_PREFERENCE', p_value =>:ITEM_NAME);
ユーザー・プリファレンスの値を参照するには、GET_PREFERENCE
ファンクションを使用します。次に例を示します。
NVL(APEX_UTIL.GET_PREFERENCE('NAMED_PREFERENCE'),15)
前述の例では、プリファレンスに値が含まれていない場合、このプリファレンスの値はデフォルトの15になります。
参照:
Oracle Application Express APIリファレンスのGET_PREFERENCEファンクションおよびSET_PREFERENCEプロシージャ
親トピック: ユーザー・プリファレンスの設定
2.11.2 ユーザー別のプリファレンスの表示
「ユーザー別のプリファレンス」ページで、ユーザー別のユーザー・プリファレンスを表示します。
ユーザー別のプリファレンスを表示するには:
親トピック: ユーザー・プリファレンスの管理
2.11.4 特定のユーザーのユーザー・プリファレンスの消去
「プリファレンスのパージ」ページで特定のユーザーのプリファレンスを消去します。
特定のユーザーのユーザー・プリファレンスを消去するには:
親トピック: ユーザー・プリファレンスの管理
2.11.5 カレント・ユーザーのプリファレンスの消去
「現行のユーザー・プリファレンス」ページで現行のユーザーのプリファレンスを消去します。
カレント・ユーザーのプリファレンスを消去するには:
親トピック: ユーザー・プリファレンスの管理
2.11.6 プログラムでのユーザー・プリファレンスの削除
PL/SQL APIを使用して、ユーザー・プリファレンスをプログラムによって削除します。
ユーザー・プリファレンスをプログラムによって削除するには、REMOVE_PREFERENCE
プロシージャを使用して、NAMED_PREFERENCE
というユーザー・レベルのプリファレンスを削除します。次に例を示します。
APEX_UTIL.REMOVE_PREFERENCE( p_preference=>'NAMED_PREFERENCE');
参照:
『Oracle Application Express APIリファレンス』のREMOVE_PREFERENCEに関する説明
親トピック: ユーザー・プリファレンスの管理
2.11.7 ページ・プロセスを使用したユーザー・プリファレンスのリセット
ページ・プロセスを作成してユーザー・プリファレンスをリセットします。
ページ・プロセスを使用してユーザー・プリファレンスをリセットするには:
参照:
Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの"ページ・プロセスの作成
親トピック: ユーザー・プリファレンスの管理