4.3 「SQLコマンド」ホームページについて
「SQLコマンド」ホームページについて学習します。
「SQLコマンド」ホームページは、コマンド・エディタおよび表示ペインの2つのセクションに分かれます。コマンド・エディタを使用するとSQLコマンドが実行され、表示ペインには出力、保存されたコマンドのリストおよび履歴リストが表示されます。
「「SQLコマンド」」ホームページの上部にはコマンド・エディタおよび次のコントロールがあります。
-
行。「表示」リストから、同時に表示する出力の行数(最大100,000行)を選択します。「表示」リストの設定に関係なく、DBMS出力のすべての行が表示されます。
-
コマンドのクリア。「コマンドのクリア」ボタンを使用して、コマンド・エディタのテキストを消去します。
-
表の検索。「表の検索」ボタンを使用して、現在選択しているスキーマ内の表を表示します。
-
保存。「保存」ボタンをクリックするとコマンド・エディタのコンテンツ、またはファイルで現在ハイライトされているコンテンツが保存されます。名前および説明(オプション)を入力するよう求められます。「保存されたSQL」リストにコマンドが表示されます。
-
実行。「実行」ボタン([Ctrl]+[Enter])をクリックすると、コマンド・エディタ内のコマンド、または現在コマンド・エディタでハイライトされているコマンドが実行されます。
テキスト・エディタには次のボタンがあります。
- 「元に戻す」。直前の操作を元に戻します。
- 「やり直し」。直前の元に戻した操作を繰り返します。
- 「検索」。テキスト検索フィールドを展開します。オプションで、「大/小文字の区別」および「正規表現」での検索を有効にします。
- 「置換」。検索して置換フィールドを展開します。
- 「オートコンプリート」。コードの記述に使用可能なオプションを表示できるようにします。
- 「設定」(歯車)。クリックすると、表示、[Tab]キー設定、インデント・スペース・サイズ、色テーマなどのエディタ設定を調整できます。
表示ペインは、「SQLコマンド」ホームページの下部にあり、次の5つのタブを備えています。
-
結果。「結果」タブをクリックして、最後に正常に実行されたSQLコマンドからの結果を表示します。表示された結果の下部にある「DBMS出力」をクリックして、DBMS出力の行を表示します。このコントロールは、表示するDBMS出力がある場合にのみ表示されます。「ダウンロード」をクリックして、結果をローカル・ファイルシステムのカンマ区切りファイルにエクスポートします。
-
実行計画。「実行計画」タブをクリックして、オプティマイザで使用される実行計画を調べ、データベースに変更を加える文がないかどうかを確認します。出力内のオブジェクトはオブジェクト・ブラウザにリンクされています。リンクされたオブジェクトをクリックして、そのオブジェクトのプロパティをオブジェクト・ブラウザに表示します。
-
説明。「説明」タブで、Describe object_nameと入力して「実行」をクリックし、表またはビューの列定義を表示するか、あるいはファンクションまたはプロシージャの仕様を表示します。「説明」に表示されたリンクを選択して、その情報をコマンド・エディタに書き込みます。たとえば、owner.tableを追加するには表名を、列名を追加するには列名を、パラメータを持つオブジェクト・コールを追加するにはプロシージャ名またはファンクション名を、パッケージ・コールを追加するにはパッケージ名をクリックします。
-
保存されたSQL。「保存されたSQL」タブをクリックして、現行のワークスペースに保存されたすべてのSQLコマンドのリストを表示します。コマンドのタイトルをクリックして、そのコマンドをコマンド・エディタにロードします。
-
履歴。「履歴」タブをクリックして、最近実行されたコマンドのリストを表示します。最後に実行された200のコマンドが保存されています。
関連項目:
-
「スキーマの選択」
親トピック: SQLコマンドの使用