3 オブジェクト・ブラウザを使用したデータベース・オブジェクトの管理
オブジェクト・ブラウザでは、開発者がデータベースでオブジェクトを参照、作成および編集できます。
Oracle Application Expressには、基礎となる表構造の処理に役立つよう定義されたビューが多数用意されています。ビューでは複数の実表が結合され、わかりやすい列名が使用されるため、複雑さが最小限に抑えられ、より直観的に使用しやすくなっています。
- オブジェクト・ブラウザへのアクセス
オブジェクト・ブラウザにアクセスする方法を学習します。 - オブジェクト・ブラウザの管理
オブジェクト・ブラウザを使用して、ワークスペース内のデータベース・オブジェクトを確認します。 - 表の管理
表を作成、参照、編集、削除できるほか、各種の表レポートを表示できます。 - ビューの管理
ビューとは、別の表または表の組合せの論理表現です。ビューを作成、参照、編集、ダウンロード、コンパイル、削除し、レポートを表示できます。 - 索引の管理
索引は、表およびクラスタに関連付けられたオプションの構造です。索引を作成、参照、削除し、レポートを表示できます。 - 順序の管理
順序は、データベース表の数値列に対して連続した一意の番号のリストを生成します。順序を作成、参照、削除、変更し、レポートを表示できます。 - タイプの管理
タイプは、ユーザー指定のオブジェクトまたはコレクションの定義です。タイプを作成、参照、削除し、レポートを表示できます。 - パッケージの管理
パッケージは、論理的に関連するPL/SQLタイプ、アイテム、ファンクションおよびプロシージャをグループ化するデータベース・オブジェクトです。パッケージを作成、表示、編集、コンパイル、削除、ダウンロードし、レポートを表示できます。 - プロシージャの管理
プロシージャは、特定のアクションを実行するサブプログラムです。オブジェクト・ブラウザを使用して、プロシージャを表示、作成、編集、ダウンロードおよび削除できます。 - ファンクションの管理
ファンクションは、パラメータを取ることができ、単一値を戻すサブプログラムです。オブジェクト・ブラウザを使用してファンクションを作成、参照、編集、コンパイル、ダウンロード、削除し、レポートを表示できます。 - トリガーの管理
データベース・トリガーは、データベースの表、ビューまたはイベントに関連付けられているストアド・サブプログラムです。トリガーを作成、参照、編集、コンパイル、ダウンロード、削除、無効化または有効化し、レポートを表示できます。 - データベース・リンクの管理
データベース・リンクは1つのデータベースのスキーマ・オブジェクトであり、これを使用すると、別のデータベース上のオブジェクトにアクセスできます。データベース・リンクを作成、参照、削除し、レポートを表示できます。 - マテリアライズド・ビューの管理
マテリアライズド・ビューは、問合せの結果を別のスキーマ・オブジェクトに格納して、表データへの間接的なアクセスを提供します。マテリアライズド・ビューを作成、参照、削除し、レポートを表示できます。 - シノニムの管理
シノニムとはスキーマ・オブジェクトの別名です。シノニムを作成、表示および削除できます。 - SODAコレクションの管理
Simple Oracle Document Access (SODA)はNoSQL形式のAPIセットであり、これを使用すると、Oracle Databaseのドキュメントのコレクションを作成および格納でき、Structured Query Language (SQL)や、ドキュメントがどのようにデータベースに格納されているかを理解していなくても、そのコレクションの取得や問合せを行うことができます。
関連項目: