6.9 Webシート・アクセスの制御
Webシート・アプリケーションへのアクセスは、認証メカニズム(Oracle Application Expressアカウント、シングル・サインオンの検証、LDAP資格証明の検証など)を選択するか、カスタム・アクセス制御リストを作成することによって制御します。
6.9.1 Webシート・アクセスの動作
管理者は、次の認証メカニズムのいずれかを指定して、Webシート・アプリケーションにログインできるユーザーを制御します。
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パブリック・アクセス(認証なし)
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Oracle Application Expressアカウント
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シングル・サインオン検証
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LDAP資格証明の検証
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カスタム
認証が「カスタム」として定義されている場合は、このアプリケーションのユーザーの権限はアクセス制御リストで管理されます。
認証がOracle Application Expressアカウントの場合は、Application Expressワークスペースに定義されたユーザー・ロールで認可を判断するか、アクセス制御リストで認可を判断するかを指定する必要があります。Oracle Application Expressアカウント以外のすべての認証タイプでは、認可は常にアクセス制御リストで判断されます。
ユーザーがアプリケーションにログインすると、ユーザーに割り当てられたロールによってアクセス権が判断されます。ユーザーに割り当てられるロールには次のものがあります。
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リーダー: コンテンツを表示できますが、編集はできません。
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コントリビュータ: コンテンツを表示および編集できます。
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管理者: コンテンツを表示および編集でき、「Webシート・プロパティ」の編集および「アクセス制御リスト」の管理を行うこともできます。
親トピック: Webシート・アクセスの制御
6.9.2 アクセス制御リスト・タイプの指定
アクセス制御リストを使用するには、「Webシート・プロパティ」を編集し、「アクセス制御リスト・タイプ」を「カスタム」として定義します。
「Webシート・プロパティ」ページにアクセスするには:
関連項目:
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