7.16 アプリケーションのバックアップの管理
バックアップ履歴を確認し、手動バックアップを実行するか、バックアップからアプリケーションをリストアします。
- アプリケーションのバックアップについて
バックアップを使用すると、開発者は予期せず変更または削除された可能性のあるアプリケーションを簡単にリカバリできます。 - すべてのアプリケーション・バックアップの表示
バックアップの管理ページで、すべてのアプリケーション・バックアップのサマリーを表示します。 - 特定のアプリケーションのバックアップの管理
バックアップの管理ページですべてのアプリケーションのバックアップを管理します。
親トピック: データベース・アプリケーションの作成
7.16.1 アプリケーション・バックアップについて
バックアップを使用すると、開発者は、予期せず変更または削除された可能性のあるアプリケーションを簡単にリカバリできます。
Oracle Application Expressでは、日次メンテナンスの一環として、変更されたアプリケーションが自動的にバックアップされます。ただし、アプリケーションは次の基準を満たしている場合、バックアップされません。
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前回のバックアップ以降にアプリケーションを変更していない場合、アプリケーションは再度バックアップされません。
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ランタイムのみのアプリケーションはバックアップされません。
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ランタイムのみのインスタンスにインストールされるアプリケーションはバックアップされません。
バックアップ数の構成について
デフォルトでは、Application Expressは最新の25件のバックアップのみを保持します。古いバックアップは削除され、新しいバックアップ用の領域が確保されます。
インスタンス管理者は、アプリケーションごとのバックアップ数を構成するか、自動バックアップをすべて無効にできます。各アプリケーションのバックアップ数を構成するには、管理サービス・アプリケーションにサインインし、「インスタンスの管理」、「機能構成」、「アプリケーション開発」にナビゲートして、「アプリケーション当たりのバックアップ数」属性を更新します。有効な値は0から30です。0 (ゼロ)の値を指定すると、バックアップ機能が無効になります。
バックアップ・ログの表示
インスタンス管理者は、バックアップ・ログ内のバックアップ・ジョブのパフォーマンスを監視します。バックアップ・ログを表示するには、管理サービス・アプリケーションにサインインし、「アクティビティのモニター」、「バックアップ・ログ」にナビゲートします。バックアップ・ログにより、バックアップ・ジョブが実行された時期、ジョブによってバックアップされたアプリケーションの数、およびアプリケーションのバックアップに必要な経過時間がレポートされます。
バックアップの管理
開発者は「アプリケーション・ビルダー」、「ワークスペース・ユーティリティ」、「アプリケーション・ビルダー」のすべてのバックアップを表示できます。特定のアプリケーションのバックアップを表示するには、アプリケーション名をクリックします。
親トピック: アプリケーション・バックアップの管理
7.16.2 すべてのアプリケーション・バックアップの表示
バックアップの管理ページで、すべてのアプリケーション・バックアップのサマリーを表示します。
アプリケーション・ビルダーでは、変更されたアプリケーションが毎日自動的にバックアップされます。
バックアップの管理ページを表示するには、次のステップを実行します。
ヒント:
また、アプリケーション・ビルダーのホームページからバックアップの管理ページにアクセスすることもできます。「タスク」リージョンから「バックアップの管理」を選択します。親トピック: アプリケーション・バックアップの管理
7.16.3 特定のアプリケーションのバックアップの管理
バックアップの管理ページですべてのアプリケーションのバックアップを管理します。
特定のアプリケーションのバックアップを管理するには、次のステップを実行します。
注意:
アプリケーションのホームページから特定のアプリケーションのバックアップにアクセスすることもできます。アプリケーションにナビゲートし、「タスク」リストから「バックアップの管理」を選択します。
親トピック: アプリケーション・バックアップの管理