D 監査レコードのフィールド

監査レコードのフィールドには、ターゲット名、サービス名、ポリシー名などのデータが取得されます。

表D-1に、Oracle AVDF監査レコードのフィールドを示します。

表D-1 監査レコードのフィールド

監査レコードのフィールド 説明 列タイプ

ターゲット名

AVDFによって保護されるターゲット・システム

VARCHAR(255)

ターゲット・タイプ

ターゲットのタイプ(たとえば、Microsoft SQL Server、IBM DB2など)

VARCHAR2(255)

サービス名

このイベントを実行するために使用されたターゲット・サービス

VARCHAR2 (255 CHAR)

ポリシー名

イベントが記録された際のポリシーの名前

VARCHAR2(1024)

ポリシー名

Oracle AVDF 20.3以降から

イベントを発生させたポリシーの名前

VARCHAR2(4000 CHAR)

イベント・サーバー時間

監査レコードがAudit Vault Serverに入力された時刻

timestamp with local timezone

イベント時間

イベント発生時刻

timestamp with local timezone

ユーザー名

イベントを実行したターゲット・ユーザー

VARCHAR2(255)

イベント・ステータス

イベントの完了ステータス

VARCHAR2(30)

エラー・コード

イベント失敗時のエラー番号

VARCHAR2(30)

エラー・メッセージ

イベント失敗時のエラー・メッセージ

VARCHAR2(1000)

イベント名

ターゲットによって認識されるイベントの名前

VARCHAR2(255)

実行されたアクション

コマンドに対して実行されたアクション

VARCHAR2(255)

脅威の重大度

コマンドに割り当てられた脅威の重大度

VARCHAR2(30 CHAR)

原因の記録

イベントをロギングする理由

NUMBER (最大22バイト)

オブジェクト

イベントによって影響を受けるオブジェクト

VARCHAR2(255)

オブジェクト・タイプ

ターゲット・オブジェクトのタイプ(たとえば、「パッケージ」、「タイプ」、「表」)

VARCHAR2(255)

オブジェクト所有者

ターゲット・オブジェクトの所有者

VARCHAR2(255)

端末

イベントのソースの端末名(Unix端末など)

VARCHAR2(255 CHAR)

OSユーザー名

イベントを引き起こしたターゲット・ユーザーのオペレーティング・システム・ログイン名

VARCHAR2(255)

クライアント・ホスト名

ホスト・マシン名

VARCHAR2(255)

クライアントID

アクションが監査されたユーザーのクライアントID

VARCHAR2(1024 CHAR)

クライアントIP

クライアント・ホストのIPアドレス

VARCHAR2(255)

ネットワーク接続

ネットワーク接続の説明

VARCHAR2(255)

クライアント・プログラム

コマンドを発行したクライアント・ホスト上のプログラムの名前

VARCHAR2(255)

コマンド・テキスト

ターゲット・ユーザーが発行したコマンド文

CLOB Securefile

コマンド・パラメータ

コマンド・テキストに関連付けられているパラメータ

CLOB

拡張子

監査対象イベントに関する追加の詳細情報

CLOB Securefile

元のコンテンツ

ターゲットによって生成された監査レコード

CLOB Securefile

コマンド・クラス

イベントを引き起こしたターゲット・ユーザーが発行したコマンドのクラス

VARCHAR2(255)

監査タイプ

監査のタイプ

(Oracle AVDF 20.3以降)

VARCHAR2(255 CHAR)

アプリケーション・コンテキスト

グローバル・アプリケーション・コンテキスト情報

(Oracle AVDF 20.3以降)

VARCHAR2(4000 BYTE)