目的

このドキュメントには、このリリースのOracle Smart View for Officeに関する重要な最新情報が記載されています。Smart Viewをインストールする前に、このReadmeをよくお読みください。

新しいURLマッピング・ツールでの接続の移行

新しい「URLマッピング」ダイアログを使用すると、迅速かつ容易に接続を環境間で移行できます。

管理者は、古い接続URLを新しいURLに置き換えるマッピングを構成します。

「URLマッピングの管理」オプションを選択して、「プライベート接続」ドロップダウン・メニューからマッピングにアクセスします。

Oracle Smart View for Officeユーザーズ・ガイド接続URLマッピングの管理を参照してください。

新しいVBA関数、HypUpdateConnection

新しいVBA関数HypUpdateConnectionでは、既存の接続を更新できます。

詳細は、Oracle Smart View for Office開発者ガイドのHypUpdateConnectionを参照してください。

HypSetCustomHeaderの基本認証のサポート

HypSetCustomHeader関数は、PlanningPlanningモジュールFinancial Consolidation and CloseおよびTax ReportingOracle Enterprise Performance Management Cloudを介して基本認証をサポートするようになりました。

詳細は、Oracle Smart View for Office開発者ガイドHypSetCustomHeaderを参照してください。

パフォーマンスの向上

このリリースには、いくつかのパフォーマンスの改善が含まれています。

これらのパフォーマンスの改善を利用するには、Officeのバージョン(2010、2013、2016、2019または365クライアント)にMicrosoft社の最新の更新プログラムが適用されていることを確認する必要があります。

次の点についてはこのリリースで対処しました。

  • Office 2007と比較した場合のOffice 2016の「リフレッシュ」のパフォーマンス(26107242)。

  • Office 2010と比較した場合のOffice 2016の「すべてリフレッシュ」のパフォーマンス(30463777)。

  • シートにExcelの数式が含まれている場合の「リフレッシュ」のパフォーマンス(30529813)。

Narrative Reporting 20.11の拡張機能の更新

Oracle Smart View for OfficeNarrative Reporting 20.11拡張機能をダウンロードしてインストールできます。この更新には、一般的な改善および不具合修正が含まれています。

Narrative Reporting 20.10の拡張機能の更新

Oracle Smart View for OfficeNarrative Reporting 20.10拡張機能をダウンロードしてインストールできます。この更新には、一般的な改善および不具合修正が含まれています。

Narrative Reporting 20.09の拡張機能の更新

Oracle Smart View for OfficeNarrative Reporting 20.09拡張機能をダウンロードしてインストールできます。この更新には、管理レポート・レポートのインポート機能の修正、および他の一般的なパフォーマンスの改善および不具合の修正が含まれます。

Smart ViewでのNarrative Reportingを使用したフォーマット済管理レポートのインポート

レポート・パッケージ外で管理レポートをフォーマット済レポートとしてOracle Smart View for Officeにインポートできるようになりました。レポートにプロンプトが含まれている場合は、インポート時にプロンプトを指定します。

インポート後は、次の操作を実行できます。

  • 必要に応じて、POVを変更し、レポート・データをリフレッシュします

  • プロンプトを編集します

  • レポートをExcelファイルとして他のユーザーに配布します

  • レポートからアド・ホック・グリッドを生成し、データ分析の目的でさらにアド・ホック操作を実行します

Narrative Reporting拡張機能を使用してSmart Viewに管理レポートをフォーマット済レポートとしてインポートすると、レポート・パッケージ外でExcelファイルに保存して配布できるリフレッシュ可能なレポートを迅速かつ容易に作成できます。

Smart Viewに管理レポートをフォーマット済レポートしてインポートするには、最新のNarrative Reporting拡張機能をダウンロードしてインストールします。

Oracle Smart View for Officeの操作フォーマット済管理レポートのインポートおよび操作を参照してください。

Narrative Reporting 20.08の拡張機能の更新

Oracle Smart View for OfficeNarrative Reporting 20.08拡張機能をダウンロードしてインストールできます。この更新には、フォーマット済管理レポートのSmart Viewへのインポートのサポート、および他の一般的なパフォーマンスの改善および不具合の修正が含まれます。

Narrative Reporting 20.06の拡張機能の更新

Oracle Smart View for OfficeNarrative Reporting 20.06拡張機能が使用可能です。この更新には、チェックアウト時に新しいバージョンのドックレットが使用可能な場合に通知する新規メッセージと、他のアクセシビリティ関連および一般的な改善と不具合修正が含まれています。

インストール情報

このリリースは、次のサイトからダウンロードできます。My Oracle Support:

https://support.oracle.com

最新のSmart Viewリリースのダウンロード・リンクを含むOracle Smart View for Officeに関する情報については、My Oracle Supportのナレッジ記事、Smart Viewサポート・マトリックスおよび互換性に関するFAQ (Doc ID 1923582.1)を参照してください。ナレッジ記事にアクセスするには、My Oracle Support (MOS)のユーザー・アカウントが必要です。

ベスト・プラクティスとして、MOSのナレッジ記事Doc ID 1923582.1で、最新のSmart Viewリリースについて定期的に確認してダウンロードすることをお薦めします。

https://support.oracle.com

詳細なインストール手順は、Oracle Smart View for Officeインストレーションおよび構成ガイドにあります。このガイドは、Oracle Help CenterSmart View 20.100ライブラリで入手できます。

https://docs.oracle.com/en/applications/enterprise-performance-management/index.html

Google ChromeまたはMozilla Firefoxをデフォルト・ブラウザとして使用している場合は、これらのブラウザ用のSmart Viewの拡張機能のダウンロードおよびインストールに関する情報について、ブラウザ・サポートのトピックを参照してください。

Microsoft Windows オペレーティング・システムのサポート

  • Oracle Smart View for Office 20.100は、Windows 10ではサポートされています。

    Smart View 11.1.2.5.520は、Windows 10でのサポート対象となる最初のリリースでした。Windows 10では、それ以前のバージョンのSmart Viewはサポートされていません。

  • Smart View 20.100は、Windows 8.1ではサポートされています。

  • Smart View 20.100は、Windows 7ではサポートされていません。

Microsoft .NET Frameworkサポート

Oracle Smart View for Officeリリース11.1.2.5.600以降をインストールして使用するには、Microsoft .NET Framework 4.5以降が必要です。

Microsoft Officeのサポート

Microsoft Office 2010、2013、2016および2019

Oracle Smart View for Officeは、Microsoft Office 2010、2013、2016、2019をサポートしています。

  • Microsoft Office 2019でのSmart Viewのサポートは、11.1.2.5.900リリースからです。

  • Microsoft Office 2016でのSmart Viewのサポートは、11.1.2.5.520リリースからです。

  • Microsoft社は、Office 2010のサポートを2020年10月13日に終了すると発表しました。その日付より後は、Microsoft社はOffice 2010をサポートしなくなります。これは、今後はそれについて新しい開発、技術的支援またはソフトウェア更新を行わないということです。

    オラクル社は、ベンダーがサポートしなくなったアプリケーションについては、サポートを提供できません。現在Office 2010を使用しているお客様は、現時点でサポートされているOfficeバージョンへの移行を積極的に計画する必要があります。

    Office 2010のサポート終了の詳細は、Microsoft社による次の声明を参照してください。

    https://support.microsoft.com/en-us/office/end-of-support-for-office-2010-3a3e45de-51ac-4944-b2ba-c2e415432789?ui=en-us&=en-us&=us#ID0EAABAAA=Office_2010_at_work_or_school

Microsoft Office 365

Windows用のSmart Viewでは、クイック実行を使用してインストールされたOffice 365 ProPlusなど、サポート対象バージョンのMicrosoft Office 365アプリケーションがローカルにインストールされている必要があります。Smart View (Macおよびブラウザ)では、OracleのEPM CloudソリューションおよびWindowsまたはMacシステムのWebブラウザまたはOffice for MacにデプロイされたMicrosoft Office 365の間のインタフェースが提供されます。

詳細は、Smart Viewサポート・マトリックスおよび互換性のFAQ (Doc ID 1923582.1)というタイトルのナレッジ記事を参照してください。

https://support.oracle.com/epmos/faces/DocumentDisplay?id=1923582.1

ブラウザ・サポート

ブラウザ・アドオン

Oracle Smart View for Officeを使用して、Oracle Enterprise Performance Management CloudおよびOracle Enterprise Performance Management Systemで次の2つの方法によって、サポートされているブラウザベースのアプリケーションと相互作用できます。

  • Smart Viewのフォームまたはアドホック・グリッドで開始して、ドリルスルーを使用してブラウザにアプリケーションWebページを起動します

  • Webアプリケーションで開始して、Excel用のSmart Viewにフォームまたはアドホック・グリッドを起動します。

デフォルトのブラウザがMozilla Firefox、Google ChromeまたはMicrosoft Edgeの場合、ドリルスルーおよびWebの起動のSmart Viewアドオンが必要です。

ノート:

Oracle Enterprise Performance Management Cloud 20.09更新およびOracle Enterprise Performance Management System 11.2.2リリース以降では、Internet Explorerユーザーがデフォルトのブラウザとして新しいMicrosoft Edgeに移行することを推奨するMicrosoft社の方針に基づいて、Internet Explorer 11はサポートされなくなりました。オラクル社ではInternet Explorerを使用してEPM CloudおよびEPM Systemをテストすることがなくなるため、現在Internet Explorerで機能している既存の機能は、20.09更新またはリリース11.2.2以降では機能しなくなる可能性があります。

すべてのユーザーがサポートされているブラウザに移行することをお薦めします。

ブラウザ機能拡張のインストール手順については、Oracle Smart View for Officeインストレーションおよび構成ガイドブラウザ・アドオンのインストールを参照してください。このガイドは、Oracle Help CenterSmart View 20.100ライブラリで入手できます。

https://docs.oracle.com/en/applications/enterprise-performance-management/index.html

ブラウザ・バージョン・サポート

Smart Viewはブラウザのバージョンに依存しませんが、Smart Viewと連動する製品は依存する可能性があります。

ご使用のプラットフォームおよび製品について、システム要件ドキュメントとサポート対象プラットフォーム・ドキュメントを参照してください。また、その他のブラウザ・サポート要件については固有の製品Readmeを参照してください。

Smart Viewと仮想環境

仮想環境でのOracle Smart View for Officeは、正式には認証されていません。仮想環境は、公式にはSmart Viewによってサポートされていません。

ノート:

仮想環境は仮想デスクトップ統合(VDI)製品とも呼ばれます。

詳細は、My Oracle Supportのナレッジ記事、サード・パーティの仮想環境でのOracleのHyperion製品のサポート(Doc ID 588303.1)を参照してください。

モバイル・デバイスのサポート

Oracle Smart View for Officeがサポートされているのは、Microsoft Surface Proタブレットのみです。その他のタブレットまたはスマートフォンでは、Smart Viewはサポートされていません。

サポートされている言語

Oracle Smart View for Officeのユーザー・インタフェースでは、次の言語がサポートされています。

言語 言語 言語 言語
アラビア語 フィンランド語 イタリア語 ルーマニア語
中国語(簡体字) フランス語 日本語 ロシア語
中国語(繁体字) フランス語(カナダ) 韓国語 スロバキア語
チェコ語 ドイツ語 ノルウェー語 スペイン語
デンマーク語 ギリシャ語 ポーランド語 スウェーデン語
オランダ語 ヘブライ語 ポルトガル語(ブラジル) タイ語
英語 ハンガリー語 ポルトガル語(ポルトガル) トルコ語

サポートされているこのリリースへのパス

Oracle Smart View for Officeは、次のリリースからリリース20.100にアップグレードできます。

表1-1 サポートされているこのリリースへのパス

アップグレード・パスのリリース: 元

11.1.2.5.xxx

20.100

後方互換性

Oracle Smart View for Officeでは、ご使用の環境についてのシステム要件ドキュメントおよびプラットフォーム・サポート・ドキュメントでリストされている製品バージョンがサポートされています。

その他のOracleプラットフォームおよび製品との互換性の情報は、ご使用の環境についてのシステム要件ドキュメントとサポート対象プラットフォーム・ドキュメント、および固有の製品Readmeを参照してください。

このリリースで修正された問題について

この項のトピックには、リリース20.100で修正された不具合が含まれます。以前のリリースで修正された不具合のリストを確認するには、Defects Fixed Finderを使用します。このツールを使用すると、所有している製品および現在の実装のリリースを識別できます。1回のクリックで、ツールは修正された不具合の説明とその関連プラットフォームおよびパッチ番号に関するカスタマイズされたレポートをすばやく生成します。このツールはこちらにあります:

https://support.oracle.com/oip/faces/secure/km/DocumentDisplay.jspx?id=1292603.1

全般

  • 26922457 -- カスケード・ワークシートからカスケードするときに、ワークブック内のワークシート名が重複する場合、カスケードを続行または停止するように求めるプロンプトが表示されるようになりました。

  • 30450571 -- ツールバーのカスタマイズによってExcel.xlbファイルのサイズが意図せず増加することはなくなりました。

  • 30550302 -- Oracle Smart View for Officeをアンインストールした後に、Officeの「アドイン」タブにSmart Viewツールバーが表示されることはなくなりました。

  • 30623173、30864841、30968920、31003396、31235820、31312923 -- このリリースでは次の予期しないシャットダウンの問題に対処しました。

    • 30864841 -- 特定の条件で、ページのドロップダウンが無効になり、マウスの使用中にExcelが突然終了します。

    • 30968920 -- ワークシート名に無効な文字が含まれていると、突然シャットダウンします。

    • 31003396 -- 「ズーム・アウト」「数値のフォーマットを保持」オプションと組み合せて使用すると、Smart Viewが突然シャットダウンします。

    • 31235820 -- インターリーブ・コメントおよびdouble値を含む特定のレイアウトのワークシートが切り替えられたときに、Excelが突然終了することはなくなりました。

    • 30623173、31312923 -- 右下をダブルクリックしてセルを自動入力すると、Smart Viewが予期せず終了します。

EPM Cloud

ノート:

特に規定がないかぎり、EPM Cloudの修正された問題の項で説明されている修正された問題は、次のOracle Enterprise Performance Management Cloudサービスに適用されます。

  • Planning

  • Planningモジュール(戦略モデリングを含む)

  • Financial Consolidation and Close

  • Tax Reporting

EPM Cloudの修正された問題

  • 25449636 -- 「ビジネス・ルール」ダイアログの「実行時プロンプト」テキスト・ボックスでフィルタの自動拡張が発生しなくなり、ビジネス・ルールが再度起動されたとき、直前のメンバー・フィルタの選択が保持されます。たとえば、ILvl0Descendants(Capital Expenditures)がメンバー範囲実行時プロンプトの実行時プロンプト値として使用されている場合、これは「実行時プロンプト」テキスト・ボックスでカンマ区切りメンバーに展開されず、式はビジネス・ルールの次回起動時に保持されます。

  • 29385407 -- 式参照を代替変数とともに使用すると、送信操作中に失われます。

  • 29688304 -- フォーマットは、「分析」オプションを使用してフォームからアド・ホックを起動すると、正しく保持されます。

  • 30068739 -- Oracle Smart View for Officeでテンプレート・ベースのビジネス・ルールを実行すると、ダイアログに「次」ボタンが正しく表示され、テンプレートの次のページで適切な選択を行い、ビジネス・ルールを起動できます。

  • 30099819 -- カスタム・フォーマットをフォームに保存すると、フォームを再度開いたときにフォーマットが正しく表示され、「適用」「カスタム・スタイル」オプションを選択できるようになりました。

  • 30170914 -- グリッドの左側に空白の列が挿入されたワークブックで、ワークブックが閉じられてから再度開かれ、Smart Viewに再接続されると、「属性の挿入」ダイアログが起動し、属性が正しく挿入されるようになりました。

  • 30265375 -- A1以外のセルで始まり、「アドホック操作の式とコメントを保存(ピボットと元に戻すを除く)」オプションが選択されていないグリッドでは、リフレッシュ後にグリッドは同じ場所に存在します。

  • 30361838 -- グリッドに行を挿入してから日付値を変更すると、データの送信時に日付値が0に変更されません。

  • 30424953 -- HsSetValueを使用して、スマート・リスト値やテキスト・データなどのテキスト・メジャーを送信できるようになりました。

  • 30436994 -- アプリケーションで「Smart Viewアド・ホック動作」が「標準」に設定され、かつアド・ホック・グリッドに式が含まれている場合に、「選択項目のみ保持」が正常に機能するようになりました。

  • 30457648 -- ドリルスルーの結果に英語以外の文字が含まれている場合でも、ドリルスルーが失敗しないようになりました。

  • 30602666 -- リフレッシュを実行せずにグリッドからPOVにピボットすると、POVの変更が保持されます。選択したメンバーは、リフレッシュされずにPOVに残るようになりました。

  • 30852154 -- 戦略モデリングのみ。Oracle Cloud Infrastructure環境でデータ・ソースに接続したときに、Smart Viewパネルでモデル・ビュー・ノードの下のアイテムが正しく表示されるようになりました。

  • 31071443 -- ビジネス・ルールを実行したときに、実行時プロンプトのスマート・リスト値が正しく表示され、ドロップダウン・リストから選択できるようになりました。

  • 31104970 -- フォームのページ・メンバーまたはPOVメンバーを変更およびリフレッシュしたときに、セル参照および式が保持されます。

  • 31378704 -- 各グリッドが異なるキューブに接続されている複数グリッド・ワークシートで、ワークブックを閉じて再度開き、リフレッシュを実行すると、グリッドが正常にリフレッシュされます。また、「すべて切断」を実行し、ワークブックを閉じて再度開き、グリッドをリフレッシュすることもできます。

Financial Management

  • 30563145 -- Excelの右クリック・メニューを使用して仕訳に行を挿入するときに、警告メッセージが表示されなくなりました。

  • 30565494 -- Oracle Journals。Oracle Journalsの関数CreateJournalを使用して作成されたテンプレートを開くと、最初のテンプレートの後に開かれる後続のテンプレートが正しいPOVで開かれるようになりました。この修正を使用するには、このリリースに含まれている20.100バージョンでOracle Journals拡張機能を更新する必要があります。

  • 30625769 -- いずれかのシートにすでに関数が含まれている場合、ユーザーはアド・ホック分析を開始できるようになりました。

  • 30970865 -- 「オプション」ダイアログで「メンバー名の表示」オプションを選択した後に「デフォルトとして保存」を選択すると、ワークブックの新しいシートに選択が適用されるようになりました。

Oracle BI EEOracle Analytics Cloud

  • 30466020 -- 「Excelピボットとして挿入」コマンドを使用してピボット・テーブルが挿入されると、ワークブックに空のシート・タブが作成されません。Sheet1の「Excelピボットとして挿入」をクリックすると、Excelピボット・テーブルはSheet3に挿入され、Sheet2タブは作成されません。

  • 30581632 -- フィルタを変更した後に「すべてリフレッシュ」を実行すると、PowerPointのすべてのスライドが更新されるようになりました。

  • 30620530、31436025 -- Office 365クライアント・バージョン(Excel、WordまたはPowerPoint)を使用してOracle Smart View for Officeに挿入されたチャートに、Oracle Analytics CloudおよびOracle Business Intelligence Enterprise Editionで指定されたユーザー定義の色が正しく適用されるようになりました。

EssbaseOracle Analytics Cloud - Essbase

30452800 -- 「すべてリフレッシュ」操作中のちらつきが減りました。

Narrative Reporting

関連トピック

20.11

20.10

20.09

20.08

20.06

20.11

次の不具合は、Narrative Reporting 20.11の拡張機能更新で修正されています。

  • 31740941 -- Oracle Smart View for Office「変数」パネルと「レポート・センター」パネルを切り替える際のパフォーマンスが向上しました。これはレポート・パッケージに大量の変数が含まれている場合でも同様です。

  • 31874264 -- 複数のフォーマット済レポート・オブジェクトが含まれている管理レポート・レポートをSmart Viewに正しくインポートできるようになりました。

  • 31896233 -- この更新には一般的なパフォーマンス改善が含まれています。その一例として、Smart ViewNarrative Reporting拡張機能を使用しているときの、Excelのウィンドウ切り替えの時間が改善します。

  • 31908151 -- Smart Viewで、「変数」パネルのすべてのページ内に変数が正しくリストされるようになりました。

  • 31932147 -- 管理レポート・レポートをSmart Viewにインポートする際、特殊文字を含むメンバー名("+"など。例: "ABCDE5+7")に対するプロンプトがレポートに含まれていても、インポートは正常に完了し、"無効な選択"のエラーが表示されなくなりました。

20.10

次の不具合は、Narrative Reporting 20.10の拡張機能更新で修正されています。

  • 31597823、31715192 -- 変数の強調表示および強調表示解除が、Excel、WordおよびPowerPointで正常に機能するようになりました。使用中の変数に適用されたカスタム・フォーマットは、チェックアウトからチェックインまでの間保持されます。

  • 31765320 -- プロンプトを含む完全にフォーマットされた管理レポート・レポートをインポートするときに、プロンプト選択でメンバー別名が指定されていないケースが処理されるようになりました。

  • 31769844 -- 「ユーザー・プリファレンス」プロンプトのプレビュー・オプションが有効になっている場合は、完全にフォーマットされた管理レポート・レポートのインポート中にメンバー選択が起動されたときにエラーなしで「POVの選択」ダイアログが表示され、レポートを起動する前にPOVを変更できるようになりました。

20.09

次の不具合は、Narrative Reporting 20.09の拡張機能更新で修正されています。

  • 1626335 -- Smart Viewで、注釈付きセルが含まれている管理レポート・レポートをインポートできるようになりました。

  • 31555248 -- Smart Viewで管理レポート・レポートをフォーマット済レポートとしてインポートするときに、テキスト・オブジェクトがグリッドに重ならないようになりました。

  • 31584996 -- Smart Viewで、「ソースへのドリル・スルー」プロパティが表示に設定されている管理レポート・レポートをインポートできるようになりました。

  • 31736070 - 完全にフォーマットされた管理レポート・レポートをSmart Viewにインポートするときに、資格証明の入力を繰り返し求められなくなりました。この修正には、Narrative Reporting拡張機能の最新の更新が必要です。拡張機能の更新は、Narrative Reporting「ダウンロード」リンクからダウンロードできます(クライアントのダウンロードおよびインストール)。または、Smart Viewで拡張機能を更新するには、拡張機能の更新を参照してください。

20.08

次の不具合は、Narrative Reporting 20.08の拡張機能更新で修正されています。

  • 28257719 -- Smart ViewおよびNarrative Reporting拡張機能がインストールされている場合、Excelファイルまたはドックレットを閉じた後に、Excelプロセスが正常に終了するようになりました。

  • 30837892 -- WordからExcelドックレットを開いてこれらをExcelで閉じたときに、Excelプロセスが正常に起動および閉じるようになりました。

  • 31596544 -- ExcelおよびWordで、テキスト強調表示(Word)またはセルの塗りつぶしの色(Excel)を含む変数は、ユーザーが変数強調表示オプションを使用していないかぎり、アップロード時にフォーマットを保持します。変数が変数強調表示オプションを使用して強調表示されている場合、すべての変数のテキスト強調表示またはセルの塗りつぶしの色はアップロード時に削除されます。

  • 31736070 - 完全にフォーマットされた管理レポート・レポートをSmart Viewにインポートするときに、資格証明の入力を繰り返し求められなくなりました。この修正には、Narrative Reporting拡張機能の最新の更新が必要です。拡張機能の更新は、Narrative Reportingの「ダウンロード」リンクからダウンロードできます。または、Smart Viewで拡張機能を更新することもできます。

    Smart ViewNarrative Reporting拡張機能の更新をインストールするには:

    1. Smart Viewリボンから、「オプション」「拡張機能」を選択し、「Microsoft Officeの開始時に更新をチェック」オプションをクリアします。

    2. プロンプトで「更新、新規インストールおよびアンインストールのチェック」リンクをクリックし、Narrative Reportingのサーバーの場所を選択し、「更新の取得」をクリックして「閉じる」をクリックします。

    3. 「オプション」で、拡張機能のリストからNarrative Reporting拡張機能を見つけて、「削除」ボタンをクリックします。

    4. Officeを再起動し、「更新、新規インストールおよびアンインストールのチェック」をクリックし、Narrative Reportingのサーバーの場所を選択し、「更新の取得」をクリックして「閉じる」をクリックします。

    5. 拡張機能のリストでNarrative Reporting拡張機能を見つけて、「インストール」ボタンをクリックします。

    6. Officeを再起動し、20.08のNarrative Reporting拡張機能が拡張機能のリストに表示されることを確認します。

20.06

次の不具合は、Narrative Reporting 20.06の拡張機能更新で修正されています。

  • 30990416 -- Smart Viewに管理レポート・レポートをインポートする前に、すべてのレポート・プロンプトに有効な選択内容またはデフォルトの選択内容があることを確認する必要があります。

  • 31211404 -- ユーザーがドックレットを開いた後にチェックアウトしようとしたとき、その間にドックレットが別のユーザーによってチェックアウトされてチェックインされている場合に、メッセージが表示されるようになりました。レポート・コンテンツをすべて保護するために、コンテンツを変更する前にチェックアウトを実行することをお薦めします。これにより、自分または他のユーザーが加えた変更が、誤って上書きされることがなくなります。

既知の問題

全般

  • 21810748 -- Excelで、POVまたはスライダが含まれているシートをワークブック内の別のシートにコピーすると、エラーが発生します。

  • 23174312 -- Oracle Smart View for OfficeとMicrosoft PowerPivotに同時に接続している場合、Excelを閉じてから再度開くと、Smart ViewとPowerPivotの両方のリボンがExcelに表示されなくなります。

    回避策: Windowsタスク・マネージャでExcelプロセスを終了してから、Excelを再度開きます。

EPM Cloud

ノート:

特に規定がないかぎり、EPM Cloudの既知の問題の項で説明されている既知の問題は、次のOracle Enterprise Performance Management Cloudサービスに適用されます。

  • Planning

  • Financial Consolidation and Close

  • Tax Reporting

EPM Cloudの既知の問題

  • 27008788 -- 「操作にダブルクリックを使用」オプションがアド・ホック・シートでは機能しますが、フォームでは機能しません。

  • 28891270 -- スマート・リスト値を送信するためにHsSetValue関数を使用し、値を送信すると、送信したスマート・リスト値ではなく数値がリフレッシュ後に表示されます。

  • 28891346 -- 日付値を送信するためにHsSetValue関数を使用し、値を送信すると、リフレッシュ後に日付が異なるフォーマットで表示されます。

  • 30447730 – プロバイダ・サーバーで「繰返しメンバー・ラベル」オプションが有効になっており、Oracle Smart View for Office「繰返しメンバー・ラベル」オプションが無効になっている場合は、送信後に、ユーザーに、Smart Viewにおけるその設定に従ってメンバー・ラベルが表示されます(つまり、非繰返しメンバー・ラベル、またはマージ済セル)。これは正しい動作ではありません。Smart Viewでは、プロバイダで「繰返しメンバー・ラベル」が選択されている場合には必ずプロバイダ設定が尊重される必要があるためです。

Financial Management

27474347 -- 「メンバー選択」で「エンティティ」ディメンション・メンバーを検索すると、検索対象のメンバーではなく、「エンティティ」ディメンションが強調表示される場合があります。

ヒントとトラブルシューティング

ヒントとトラブルシューティングのトピックは、Oracle Smart View for Officeインストレーションおよび構成ガイドヒントとトラブルシューティングに掲載されています。

Oracle Smart View for Office 20.100のガイドはすべてOracle Help Centerのライブラリで入手できます。

https://docs.oracle.com/en/applications/enterprise-performance-management/index.html

EPM CloudおよびEPM System製品ドキュメントへのアクセス

最新のOracle Enterprise Performance Management CloudおよびOracle Enterprise Performance Management System製品ガイドをOracle Help Centerで探してください。

https://docs.oracle.com/en/

EPM Cloud

Oracle Help CenterEPM Cloudのドキュメントおよびビデオは、「クラウド」アイコン、「アプリケーション」の順にクリックします。アプリケーション・サービス・ページで、「統合業績管理」グループのサービスのリンクをクリックします。

EPM System

EPM System製品ガイドを表示またはダウンロードするには、Oracle Help Center「Applications」アイコンをクリックします。Oracle Applicationsページで、「Enterprise Performance Management」を選択し、Enterprise Performance Managementページでリリースを探します。

デプロイメント関連のドキュメントは、Oracle Technology Network(http://www.oracle.com/technetwork/index.html)およびOracle Software Delivery Cloud Webサイト(http://edelivery.oracle.com/EPD/WelcomePage/get_form)でも探すことができます。

PDFからのコード・スニペットのコピーと貼付け

PDFファイルからコード・スニペットを切り取って貼り付ける際、貼付け操作時に一部の文字が失われる場合があり、これによりコード・スニペットが無効になります。

回避策: HTMLバージョンのドキュメントから切り取って貼り付けます。

Narrative Reportingのアクセシビリティの更新

  • 20140751 -- Oracle Smart View for Officeで、レビュー・コメント・パネルのキーボード・コントロールを使用して「コメントのソート」または「コメントのフィルタ」メニューを開く場合は、上矢印キーまたは下矢印キーを使用してソートまたはフィルタ・オプションに移動し、[Enter]を押して選択に応じてコメントをソートまたはフィルタします。選択したオプションにフォーカスを置くには、[Enter]を押す必要があります。

  • 27913684、30284549 -- 次の状況でキーボードを使用すると、フォーカスの問題が発生する可能性があります。

    • 27913684 -- キーボードを使用してレポート・ページを作成した後。ホーム・パネルがフォーカスされるまで[F6]ファンクション・キーを押し、次に[Ctrl]+[Tab]を押してレポート・パッケージがフォーカスされるまでパネル内でカーソルを移動することにより、ホーム・パネルに戻ってレポート・パッケージを開くことができます。次に、[Enter]を押してレポート・パッケージを開きます。

    • 30284549 -- キーボードを使用してドックレットを開いた後。タスク・ペインがフォーカスされるまで[F6]ファンクション・キーを押してタスク・ペインに戻り、[Ctrl]+[Tab]を押して"root"がフォーカスされるまでタスク・ペイン内のペイン間でカーソルを移動できます。次に、[Enter]を押してドックレット・パネルがリフレッシュされていることを確認します。

    [F6]を押しても目的のパネルまたはペインが表示されない場合は、[Alt]を押してメニュー・バーを選択し、[Ctrl]+[Tab]を押してタスク・ペインに移動してください。

サードパーティ・コンポーネント

このトピックでは、Oracle Smart View for Officeに含まれているまたはOracle Smart View for Officeで使用されるオープンソースおよび所有権専有のサードパーティ・ソフトウェア・コンポーネント(またはその一部)をリストします。

  • MSXML 6.0

  • NewtonSoft.Json 12.0.2

  • Office PIA 14.0

  • InstallShield 2019

  • Open XML SDK 2.10.0

  • Zlib Data Compression Library 1.2.11