put

ストアにキー/値のペアを格納または表に行を格納するコマンドをカプセル化します。サブコマンドは次のとおりです。

put kv

put kv -key <keyString> -value <valueString> [-file]
    [-hex] [-if-absent] [-if-present] 

指定のキー/値のペアをストアに格納します。次の引数が、putコマンドに適用されます。

  • -key<keyString>

    ストアに格納するキーの名前を指定します。キーはメジャーおよびマイナー・キー・パスの両方、またはメジャー・キー・パスのみから構成されます。<keyString>>の形式は、major-key-path/-/minor-key-pathです。

    たとえば、メジャーおよびマイナー・キー・パスを含むキーは、次のとおりです。

    kv-> put kv -key /Smith/Bob/-/email -value
    "{\"id\": 1,\"email\":\"bob.smith@example.com\"}" 
    

    たとえば、メジャー・キー・パスのみを含むキーは、次のとおりです。

    kv-> put kv -key /Smith/Bob -value"{\"name\":
     \"bob.smith\", \"age\": 20, \"phone\":\"408 555 5555\", \"email\":
     \"bob.smith@example.com\"}" 
  • -value <valueString>

    -fileを指定しない場合、<valueString>は、RAWバイト配列して扱われます。

    次に例を示します。

    kv-> put kv -key /Smith/Bob/-/phonenumber -value "408 555 5555"

    注意:

    RAW配列とデータ構造とのマッピング(シリアライズおよびデシリアライズ)はすべて、アプリケーションで行う必要があります。

  • -file

    値がファイルから取得されることを示します。使用するファイルは値パラメータで識別されます。

    次に例を示します。

    kv-> put kv -key /Smith/Bob -value ./smith-bob-info.txt
     -file 
  • -hex

    値が、BASE64エンコーディングによるBinHexエンコード・バイト値であることを示します。

  • -if-absent

    指定のキーに値が存在しない場合のみ、キー/値ペアがputであることを示します。

  • -if-present

    指定のキーに値が存在する場合のみ、キー/値ペアがputであることを示します。

put table

kv-> put table -name table_name [if-absent | -if-present ]
    [-json string] [-file file_name] [-exact] [-update] 

指定された表に1つ以上の行を格納します。

  • -name

    次のような異なるタイプの表を識別できる表名を指定します。

    • table_name - この表は、デフォルトのネームスペースsysdefaultに作成された最上位の表です。デフォルトのsysdefault:ネームスペース接頭辞は必要ありません。
    • table_name.child_name - この表は子表です。常にchild_name表の前にその親のtable_nameを指定し、その後にピリオド(.)セパレータを付けます。
    • namespace_name:table_name - この表は、指定したネームスペースに作成されています。常にtable_nameの前にそのnamespace_nameを指定し、その後にコロン(:)を付けます。
    • namespace_name:table_name.child_name - この表は、ネームスペースに作成された親表の子表です。child_nameの前にnamespace_name:とその親のtable_nameの両方を指定し、その後にピリオド(.)セパレータを付けます。
  • -if-absent

    行が存在しない場合のみ、行を格納することを示します。

  • -if-present

    行がすでに存在する場合のみ、行を格納することを示します。

  • -json

    値がJSON文字列であることを示します。

  • -file

    JSON文字列のファイルをロードする場合に使用します。

  • -exact

    入力JSON文字列またはファイルには、表のすべての列の値が含まれる必要があり、無関係なフィールドを含めることはできないことを指定します。

  • -update

    既存のレコードを部分的に更新するために使用できます。