verify

各種のストア・パラメータをチェックするためにコマンドをカプセル化します。サブコマンドの1つを指定し、オプションで-silentまたは-jsonを付けます。

verify {configuration | prerequisite | upgrade} [-silent] [-json] 
サブコマンドかフラグを指定しないでverifyを起動すると、非推奨のメッセージが返されます。
kv-> verify
The command:

        verify [-silent]

is deprecated and has been replaced by:

        verify configuration [-silent]

verify configuration

verify configuration [-silent] [-json] 

反復的にコンポーネントを処理して、管理データベースに含まれる内容に対してその状態をチェックすることで、ストア構成を検証します。大規模なストアでは、このコマンドは時間がかかることがあります。

-jsonオプションによって、すべての出力をJSON形式で表示することが指定されます。

-silentオプションによって、検証の進行中に詳細な検証メッセージが抑制されます。-silentオプションを使用すると、初期起動メッセージと最終検証メッセージのみが表示されます。このオプションは、-jsonオプションが指定されている場合は効果を発揮しません。

verify configurationコマンドによって、violationsnotesが生成される場合があります。たとえば、次のような場合です。

  • ディスクが制限例外に到達しました。

  • 使用可能な記憶域サイズが5GB未満です。

  • シャードにパーティションがありません。

  • レプリケーション・ノードまたはストレージ・ノードが実行されていません。

verify prerequisite

verify prerequisite [-silent] [-sn snX]*

ストレージ・ノードが、現行バージョンにアップグレードするために必要な前提条件となるソフトウェア・バージョン以上であることを確認します。このコールは、規模の大きいストアでは時間がかかる可能性があります。

検証プロセスの一部として、このコマンドは前提条件を満たしていない、またはアクセスできないコンポーネントを表示します。また、インストールされているソフトウェアが現行バージョンより新しいマイナー・リリースであるという無効なダウングレード状況にならないか確認します。

このコマンドを使用する場合、現行バージョンとはコマンドライン・インタフェースを実行しているソフトウェアのバージョンのことです。

検証するストレージ・ノードを指定するには、-snオプションを使用します。ストレージ・ノードが指定されていない場合は、ストア内のすべてのノードがチェックされます。

-silentオプションは、検証の進行中に表示される冗長な検証メッセージを非表示にします。かわりに、最初の起動メッセージおよび最後の検証メッセージのみが表示されます。

verify upgrade

verify upgrade [-silent] [-sn snX]*

ストレージ・ノード(およびその管理対象コンポーネント)が現行バージョン以上であることを確認します。このコールは、規模の大きいストアでは時間がかかる可能性があります。

検証プロセスの一部として、このコマンドはアップグレードされていない、またはアクセスできないコンポーネントを表示します。

このコマンドを使用する場合、現行バージョンとはコマンドライン・インタフェースを実行しているソフトウェアのバージョンのことです。

検証するストレージ・ノードを指定するには、-snオプションを使用します。ストレージ・ノードが指定されていない場合は、ストア内のすべてのノードがチェックされます。

-silentオプションは、検証の進行中に表示される冗長な検証メッセージを非表示にします。かわりに、最初の起動メッセージおよび最後の検証メッセージのみが表示されます。