一貫性ポリシーの指定
一貫性ポリシーを指定するには、Consistency
クラスの静的インスタンスのいずれか、またはそのネストしたクラスのいずれかを使用します。
一貫性ポリシーを選択したら、2つの方法のいずれかで使用できます。1つ目は、これを使用してデフォルトの一貫性ポリシーを定義する、KVStoreConfig.setConsistency()
メソッドの使用です。このように一貫性ポリシーを指定すると、操作時に操作ベースでオーバーライドされないかぎり、すべての格納操作でそのポリシーが使用されることになります。
一貫性保証を使用する2つ目の方法は、ストア読取り操作に使用しているTableAPI
メソッドに指定するReadOption
クラス・インスタンスを使用して、デフォルト・ポリシーをオーバーライドすることです。
次の例では、ストアのデフォルトの一貫性ポリシーの設定方法を示します。次の項では、操作ごとに一貫性ポリシーを指定する方法について説明します。
package kvstore.basicExample;
import oracle.kv.Consistency;
import oracle.kv.KVStore;
import oracle.kv.KVStoreConfig;
import oracle.kv.KVStoreFactory;
...
KVStoreConfig kconfig = new KVStoreConfig("exampleStore",
"node1.example.org:5088, node2.example.org:4129");
kconfig.setConsistency(Consistency.NONE_REQUIRED);
KVStore kvstore = KVStoreFactory.getStore(kconfig);