Oracle Cloud Infrastructure Monitoring Serviceを使用した操作およびリソースのモニター
Oracle Cloud Infrastructure Monitoring Serviceを使用すると、メトリックおよびアラーム機能を使用してクラウド・リソースを積極的および受動的に監視できます。
ノート:
この機能は、バージョン19.3.0.3.4で追加されました。スタックにデプロイされたEssbaseプロセスおよびボリュームのメトリックを収集するモニタリング・サービスを使用して、CPU、メモリーおよびストレージ使用率に関連するアラームおよびトリガーを作成します。 Oracle Cloud Infrastructureドキュメントの「モニタリングの概要」に関する項を参照してください。 関連する追加ポリシーを設定する必要があります。
モニタリングが有効になっている場合、コンピュート・インスタンスはバックグラウンド・プロセスを開始してメトリックを収集し、oracle_essbaseネームスペースを使用してOracle Cloud Infrastructureモニタリング・サービスに公開します。
モニタリング問合せは、Oracle Cloud Infrastructureコンソールのモニタリング→メトリック・エクスプローラからアクセスできるメトリック・エクスプローラでカスタマイズおよび実行できます。 デフォルトのメトリックの表示および問合せの作成の詳細は、Oracle Cloud Infrastructureドキュメントの「デフォルトのメトリック・チャートの表示」および「メトリック問合せの作成」を参照してください。
メトリック・ディメンションには、表示されるメトリックのフィルタに使用できる様々なディメンションが用意されています。 次のような注目すべきディメンションがあります:
- stackDisplayName - スタック定義ページで指定されたスタックの名前に対応します。
 
- Volume - コンピュート・インスタンスにアタッチされたブロック・ボリュームごとに収集されます
                        
- VolumeTotalSize - 指定されたボリュームの合計サイズ(バイト)
 - VolumeUsedSize - 指定されたボリュームに使用されるバイト数
 - VolumeFreeSize - 指定されたボリュームの空きバイト数
 - VolumeUsedPercent - 使用済ボリュームの割合
 
 - プロセス - コンピュート・インスタンスで実行されているすべてのEssbaseプロセスに対して収集されます
                        
- CpuUtilization - プロセスのCPU使用率
 - MemoryUtilization - プロセスのメモリー使用率