SSMEMBERIDPROCESSING
Smart Viewで、一意に修飾された(安定性の低い)メンバー名のかわりに安定したメンバーIDを使用して、レポートのメンバーを追跡するかどうかを制御します。
重複メンバー名が有効になっているデータベースでは、内部メンバーIDが各メンバーに関連付けられます。 ただし、メンバーIDは、Essbase Business Intelligenceアクセラレーション・ウィザードからデプロイされたキューブにのみ適用できます。
構文
SSMEMBERIDPROCESSING [appname [dbname]] TRUE | FALSE-
appname - オプション。 メンバーIDを使用するアプリケーションを指定します。
appnameの値を指定し、dbnameの値を指定しない場合、設定は指定したアプリケーションのすべてのデータベースに適用されます。
設定を特定のデータベースに対して有効にするには、アプリケーションとデータベースを指定する必要があります。
アプリケーションを指定しない場合、データベースは指定できず、設定は「Essbaseサーバー」上のすべてのアプリケーションおよびデータベースに適用されます。
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dbname-オプション。 appnameによって指定されたアプリケーションで、メンバーIDを使用するデータベースを指定します。
dbnameの値を指定し、appnameの値を指定しない場合、指定は無視されます。
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TRUE-Essbaseは、安定したメンバーIDを使用してメンバーを追跡します。 これは、DISPLAY_KEYおよびMEMBER_VALUE別名表がアウトラインに存在する場合のBIアウトラインのデフォルトです。
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FALSE-Essbaseは、修飾メンバー名を使用してメンバーを追跡します。
説明
重複メンバー名のアウトラインに関するSmart Viewレポートの場合、メンバーIDは、アウトラインのメンバーが移動または名前変更された場合でも、すべてのメンバーのレポートの有効性を維持するのに役立ちます。
ノート
メンバーIDのかわりに修飾メンバー名を使用してメンバーを追跡することを選択した場合、アウトラインのメンバーが移動または名前変更されると、Smart Viewレポートが無効になる可能性があります。
例
SSMEMBERIDPROCESSING Sample TRUE