管理者のアクセス要件

Oracle Cloud InfrastructureOracle Essbaseを設定するための様々な管理アクセス要件について説明します。

管理者タイプ 説明
Oracle Cloud Infrastructure管理者 Oracle Cloud Infrastructureテナンシにサブスクライブされる管理者。この管理者は、コンパートメントのリソースにアクセスするためのポリシーを設定する他、スタックのデプロイ時に他の管理者(後述)を指定します。
IDCSシステム管理者 Oracle Identity Cloud Serviceアイデンティティ・ドメイン管理者。この管理者は、IDCS機密アプリケーションの作成や変更など、Identity Cloud ServiceでのEssbaseのアクセス権の設定を担当します。
IDCS Essbase管理ユーザー Essbaseの初期サービス管理者として機能するように選択されたIdentity Cloud Serviceユーザー。スタックのプロビジョニングおよびデプロイ時に、Oracle Cloud Infrastructure管理者はこのユーザーのIDを指定します。このユーザーは、Essbaseへのログインおよび他のユーザーのプロビジョニングができます。
Essbase管理ユーザー このユーザーは、スタックのプロビジョニングおよびデプロイ時にOracle Cloud Infrastructure管理者が指定します。これは、デプロイ時に使用されるネイティブのEssbase管理者です。このユーザーIDは、Essbase環境/デプロイメントを管理するためにEssbaseにログインする代替方法を提供します。