@PARENTVAL

指定されたディメンションで計算されているメンバーの親値を戻します。

構文

@PARENTVAL (dimName [, mbrName])

パラメータ

dimName: 親値のフォーカス・ディメンションを定義する単一ディメンション名の指定。
mbrName: オプション。任意の有効な単一メンバー名、または単一メンバーを戻す関数。

例

この例は、Sample Basicデータベースに基づいています。式では、各州の販売値を東部(その親)全体の販売のパーセンテージとして取得することで、各州のマーケット・シェアが計算されます。市場シェア->東部は、その親である市場の東部パーセントとして計算されます。

"Market Share" = Sales % @PARENTVAL(Market,Sales);

この例では、次のレポートが作成されます:

                  Cola     Actual    Jan        
                  Sales     Market Share
                  =====     ============
New York           678         37.42
Massachusetts      494         27.26
Florida            210         11.59
Connecticut        310         17.11
New Hampshire      120          6.62
  East            1812         37.29

Market            4860        100

「マーケット・シェア」メンバーおよび式をアウトラインに追加すると、前述と同じ結果が生成されます。