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SET CALCTASKDIMS

パラレル計算のタスクの識別に含まれる疎ディメンションの数を指定します。

構文

SET CALCTASKDIMS n;

パラメータ

n

必須パラメータ。Essbaseが同時に実行できるタスクを識別するときに含める疎ディメンションの数を指定する整数です。

値1は、アウトラインの最後の疎ディメンションのみがタスクの識別に使用されることを示します。 たとえば、値2は、アウトラインの最後と最後の疎ディメンションが使用されることを示します。

選択した疎ディメンションのメンバーの一意の組合せはそれぞれ潜在的なタスクであるため、パラレル・タスクの潜在的な数は、選択したディメンションのメンバー数の積になります。 最大値は、アウトラインの疎ディメンションの数です。

値が1未満の場合、Essbaseはエラーを発行します。 アウトラインの疎ディメンションの数より大きい値は、有効な最大値として解釈されます。

計算機のビットマップ・キャッシュを使用すると、この値に影響を与える可能性があります。 「計算機キャッシュ」を参照してください。

ノート

  • 多数の特徴がパラレル計算の影響を受けます。 これらの影響のリストおよびEssbaseによるパラレル計算の実行方法の詳細は、「CALCPARALLELパラレル計算とその他のEssbase機能の関係」を参照してください。

  • SET CALCTASKDIMS計算コマンドは、アウトラインで多数の空のタスクが生成され、パラレル計算の機会が減少する場合にのみ使用します。

  • SET CALCTASKDIMSの値を増やしてもパフォーマンスが向上しない場合は、Essbaseが選択した最適な数値に戻すことを検討してください。 タスクの生成および管理のオーバーヘッドが大きすぎるため、より多くのタスク・ディメンションを使用すると、パフォーマンスが向上するかわりにそのような多数のタスクが生成される場合があります。 「パラレル計算の追加タスクの理解」および「ログ・メッセージを使用したCALCPARALLELのチューニング」を参照してください。

SET CALCTASKDIMS 2;

アウトラインの最後の2つの疎ディメンションを使用して、計算パス中に同時に実行される可能性のあるタスクを識別することを指定します。

関連項目

SET CALCPARALLEL