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アウトラインでの重複メンバー名の作成

アウトラインで重複する名前を使用できるのは、アウトラインで重複メンバーの許可オプションが有効になっている場合のみです。

アウトラインで重複メンバー名を使用可能にすると、Essbaseでは、アウトラインに同じ名前を使用して複数のメンバーが表示されます。 通常の方法で名前を作成します。 「ディメンション、メンバーおよび別名の命名規則」を参照してください。

アウトラインを保存すると、Essbaseによってアウトラインが検証され、重複するメンバー名で保存されます。 修飾名フォーマットでは、重複メンバー名が区別されます。

「図5-1」には、New York州メンバーとNew York市メンバーがNew Yorkとしてアウトラインに表示される重複メンバー・アウトラインの例が示されています。

図5-1 重複メンバー名"New York"


この図は、図の前のテキストで説明されているように、2つのメンバーが同じ名前を使用する重複メンバー・アウトラインを示しています。

「図5-1」の例の修飾メンバー名は[State].[New York]および[City].[New York]です。 「重複するメンバー名および別名を指定する構文」を参照してください。

重複メンバー名を使用可能にするアウトラインを作成するには、「non_unique_membersの使用」create database MaxL文を使用します。 または、アプリケーション・ワークブックからキューブを構築する場合は、Cube.Settingsタブで「アウトライン・タイプ」プロパティを「重複」に設定します。

重複メンバー・アウトラインを作成すると、デフォルトでは、アウトラインのすべてのディメンションが重複としてタグ付けされます。

ディメンションで重複メンバーが使用可能になっている場合、ディメンション内の特定の世代またはレベルに一意のタグを付けることができます。 競合するプロパティがメンバーに割り当てられている場合は、一意のプロパティが優先されます。

ノート:

重複メンバー・アウトライン属性ディメンションには、一意のアウトラインの属性ディメンションに適用される接頭辞または接尾辞が添付されていません。 たとえば、重複メンバーのブール属性ディメンションでは、メンバーにTRUEおよびFALSEメンバーに関連するディメンション、親、祖父母または祖先は含まれません。 「属性ディメンションのメンバー名の接頭辞および接尾辞のフォーマットの設定」を参照してください。