リリース19.3.0.0.2 - 2020年3月

ここでは、このリリースの新機能、機能強化、問題、パッチ、その他の変更およびバージョン情報の概要を示します。

機能 説明
Essbaseメタデータ用に既存のOracle Cloud Infrastructureデータベースを使用する Essbaseメタデータ用に既存のAutonomous Databaseインスタンスを使用する(または新しいものをプロビジョニングする)のではなく、既存のOracle Cloud Infrastructure Databaseインスタンスを選択できるようになりました。

Essbaseコンピュート・ノードでのHTTPS

スタック内のEssbaseコンピュート・インスタンスが、デフォルトでHTTPSを使用したSSLで保護されるようになりました。有効なCA証明書をデプロイする必要があります。そうしないと、デモ用証明書をサポートしていない一部のアプリケーションが接続できなくなります。たとえば、Oracle Analytics Cloud Data Visualizationです。ロード・バランサは、HTTPSのサポートに必須ではありません。

KMS暗号化が必須に

Essbaseのデプロイメントに暗号化(ボールトとキー)を使用するようになりました。仮想ボールトを使用できます。これは、仮想プライベート・ボールトよりも低コストのオプションです。

オープン・ソースのTerraformスクリプト すでにインストールされているEssbaseでOracleカスタム事前作成イメージを使用できます。テナンシに設定したネットワーク・トポロジに基づいてデプロイメントをカスタマイズすることもできます。Terraformスクリプトおよび手順については、GitHubリポジトリを参照してください。

バージョン情報

ベースOCIイメージ - Oracle Linux 7.7-2020.01.28-0

19.3.0.0.2に使用されているソフトウェア・バージョン:

  • Java 1.8.0 u241
  • Fusion Middleware 12.2.1.3.0
  • Essbase 19.3.0.0.0

適用されるパッチ:

  • WebLogicパッチ・セット更新2020年1月(30675853)
  • OPSSパッチ・バンドル2019年10月(30146350)
  • FMWパッチ29840258
  • OPATCH 13.9.4.2.0 FOR FMW/WLS 12.2.1.3 (28186730)

既知の問題

パッチ、変更のリスト、不具合修正

パッチの適用手順については、Oracle Essbaseの管理のドキュメントのパッチおよびロールバックを参照してください。
Oracle Essbaseの変更のリストを参照するには、https://support.oracle.com/rs?type=doc&id=2635762.1を参照してください。
Oracle Essbaseの修正された不具合と既知の問題を確認するには、https://support.oracle.com/rs?type=doc&id=2621654.1を参照してください。