リリース19.3.0.3.4 - 2020年9月
ここでは、このバージョンの新機能、機能強化、問題、パッチ、その他の変更およびバージョン情報の概要を示します。
新機能
- 新機能および拡張機能:
- ロード・バランサのプライベート・デプロイメントのサポートを追加しました。
- プライベートIPでEssbase VMをデプロイする場合には、Bastionホストがオプションになりました。
- Bastionホストの可用性ドメインの選択がサポートされるようになりました。
- Essbaseコンピュート・ライフ・サイクル・イベントに対してOracle Notification Serviceとの統合が提供されるようになりました。これにより、内部ログを参照してデプロイメント結果を評価する必要がなくなりました。
- Essbase操作メトリックに対してOracle Cloud Infrastructure Monitoring Serviceとの統合がサポートされるようになりました。これにより、Essbaseスタックの操作状態に基づいてアラームおよびトリガーを設定できます。
- より小さなデータおよび構成ボリュームを定義できるようになりました。構成ボリュームのデフォルト・サイズを64Gbに削減しました。データ・ボリュームの最小サイズが256Gbになりました
- 変更:
- Essbaseスタック構成がバックグラウンドで開始されるようになりました。
- 一時的なランタイム・データ(バックアップと復元のライフ・サイクル・イベントを除く)を格納できるように一時ボリューム(デフォルトで64Gb)を追加しました。
- Autonomous Databaseのデフォルト・バージョンが19cになりました。
イメージの詳細
ソフトウェアのバージョン:
- Oracle-Linux-7.8-2020.07.28-0
- Oracle Fusion Middleware 12.2.1.3.0 GA
- Oracle Essbase 19.3.0.0.0 GA
- Oracle JDK 8 update 261 Server JRE
適用されるパッチ:
- 28186730: FMW/WLS 12.2.1.3.0および12.2.1.4.0のOPatch 13.9.4.2.4
- 30965714: WebLogicパッチ・セット更新12.2.1.3.200227
- 31470751: OPatchを使用したCoherence 12.2.1.3.10累積パッチ
- 31532341: ADFバンドル・パッチ12.2.1.3.200623
- 30146350: OPSSバンドル・パッチ12.2.1.3.191015
- 29650702: FMWプラットフォーム12.2.1.3.0 SPU 2019年4月
- 20623024: RCUパッチ
- 29840258: 無効なFMWREGISTRYパスワードに対するRCUパッチ
- 30977621: Essbase累積バンドル・パッチ
既知の問題
このバージョンのOracle Essbase via Marketplaceの既知の問題:
パッチおよび不具合修正
パッチの適用手順については、Oracle Essbaseの管理のドキュメントのパッチおよびロールバックを参照してください。
Oracle Essbase via Marketplaceの修正された不具合と既知の問題を確認するには、https://support.oracle.com/rs?type=doc&id=2621654.1を参照してください。