MaxLの線路図の読み方
MaxL文の構造
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キーワードは、プレーンな小文字フォントで表され、MaxL文法の単位です。 キーワードは、MaxL文に正しい順序でリテラルに入力する必要があります。 次の図の抜粋のキーワードの例を参照してください:
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ターミナルは、角カッコなしで大文字で表され、「ターミナル」表に定義されている適切な形式の値に置き換えられます。 前述の図で、DBS-NAMEはターミナルです。 ターミナルを有効な名前(
sample.basic
など)に置き換える必要があります。キーワードは、一重引用符で囲まれていないかぎり、ターミナルとして使用できません。 たとえば、databaseという名前のデータベースを作成する場合、文
create database database;
はエラーを返しますが、create database "database";
は機能します。 -
セミコロンは文の終わりを示します。 セミコロンを省略するか、文の予期される終わりの前にセミコロンを配置すると、構文エラーが発生します。
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山カッコ<>を使用して大文字で表される非ターミナルは、追加の図 (通常はメイン図の下)で定義されます。 ここには非ターミナルは表示されません。
線路図記号
次の表は、線路図で使用される記号の意味を示しています。
表3-1 線路図記号
記号 | 定義 |
---|---|
![]() |
文はここから始まります。 |
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文は次の行に続きます。 |
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文は前の行から続きます。 |
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文はここで終わります。 |
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代替: オプションで、キーワードを1つ選択します。 太字は、何も選択しない場合のデフォルトを示します。 |
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代替: キーワードを1つ選択する必要があります。 |
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任意の長さのカンマ区切りリストを使用できます。 |
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単語がこれ以上定義されていません。 「ターミナル」表に表示されている書式の値に置き換えます。 |
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文で使用される単語がさらに定義されます。 |
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文で使用される非ターミナルは、ここで定義されます。 |
サンプル線路図
次の図は、次の英語の文を解析するバリアント文法を示しています:
"The quick brown fox jumps over the lazy dog."

「図sample.gifの説明」
(矢印マークの付いた)本線のキーワードと変数は必須です。オプションの文法は(本線の下の)埋め込みです。 単語の垂直スタックは代替を表します。 太字は、単語が選択されていない場合のデフォルトを示します。
例の文法で解析可能な有効な文は次のとおりです:
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The fox jumps over the dog. 太字は、オプションが入力されていない場合のデフォルト値を示します。したがって、この文のエントリはThe brown fox jumps over the dogとして解釈されます。
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The quick brown fox jumps over the dog.
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The red fox jumps over the lazy cat.
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The quick brown fox jumps onto the tired elephant.