「メンバー検査」の「フォーミュラ」タブで、ブロック・ストレージ・キューブと集約ストレージ・キューブの両方のメンバー式を作成および編集できます。 これらの式は、デフォルトのキューブ計算および計算スクリプト計算によって計算されます。
演算子、関数、ディメンション名、メンバー名、代替変数および数値定数からブロック・ストレージのメンバー式を構築できます。 ブロック・ストレージ・アウトライン用の式を記述するために、計算関数と演算子のセットが用意されています。 構文および例は、「計算関数」を参照してください。
集約ストレージのメンバー式は、Calculator言語を使用して作成できません。 かわりに、マルチディメンショナル式言語(MDX)を使用して作成します。
メンバー式の例を作成します。 “Watchlist Products”という動的計算メンバーがあり、このメンバーは製品“100-10”、“200-10”および“300-10”の合計になる必要があるとします。
式は次のようになります: "100-10"+"200-10"+"300-10";
ここで作成したようなメンバー式にはEssbase関数を含めることもできます。 メンバー式でEssbase関数を使用する場合は、式エディタの右側にある「関数名」メニューを使用して、計算関数を検索してスクリプトに追加します。 各関数の説明を読むには、メニューにある「関数の説明」を参照します。
「ブロック・ストレージ・データベースの式の開発」を参照してください。
ブロック・ストレージ・アウトライン用の式を記述するために、CalculatorまたはCalc言語と呼ばれる、計算関数と演算子のセットが提供されています。 計算コマンドおよび関数の詳細は、「計算コマンド」および「計算関数」を参照してください。
集約ストレージのメンバー式は、Calculator言語を使用して作成できません。 かわりに、マルチディメンショナル式言語(MDX)を使用して作成します。 「集約ストレージおよびMDXアウトライン式」および「集約ストレージ・アウトラインでの式の開発」を参照してください。