計算スクリプトでは、ブロック・ストレージ・キューブの計算方法が指定されます。それにより、アウトラインで定義されているキューブ計算はオーバーライドされます。 たとえば、キューブのサブセットを計算することや、メンバー間でデータ値をコピーすることができます。
Essbase Webインタフェースのスクリプト・エディタを使用して、計算スクリプトを作成します。
計算スクリプトは、集約ストレージ・アプリケーションには適用されません。
- アプリケーション・ページで、アプリケーションを展開します。
- キューブ名の右にある「アクション」メニューから、インスペクタを起動します。
- 「スクリプト」タブを選択し、「計算スクリプト」タブを選択します。
の追加をクリックして、新しい計算スクリプトを作成します。
- 計算スクリプトでメンバー名が必要な場合、「メンバー・ツリー」にドリルして追加するメンバーを見つけます。
ディメンション名またはメンバー名を右クリックして、それらをスクリプトに挿入します。
- 計算スクリプトで関数名が必要な場合、「関数名」メニューを使用して、計算関数を検索してスクリプトに追加します。
各関数の説明を読むには、メニューにある「関数の説明」を参照します。
- スクリプトを保存する前に「検証」をクリックします。
スクリプトの検証では、スクリプト構文が確認されます。 たとえば、スペルが正しくない関数名や行末のセミコロンの欠落が特定されます。 検証では、ディメンション名およびメンバー名も確認されます。
- 検証エラーを修正します。
計算スクリプトには、Smart Viewグリッドの視点(POV)から計算スコープを導出するように設計されたランタイム代替変数を含めることができます。 視点はSmart Viewグリッドからのみ知ることができるため、これらのタイプの計算スクリプトはサーバーでの検証をパスしません。
- 「保存」をクリックします。
計算スクリプト・ロジックの詳細は、「ブロック・ストレージ・データベース用の計算スクリプトの開発」を参照してください。
計算関数およびコマンドの詳細は、「計算関数」および「計算コマンド」を参照してください。