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Oracle® Essbase Oracle Essbaseの使用

F17137-05
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機械翻訳について

MDXワークシートの理解

アプリケーション・ワークブックには、1つ以上のMDX挿入ワークシートを作成できます。 これらのワークシートを使用して、対応するMDXファイルをキューブに作成したり、キューブの構築時にオプションでMDXを実行したりできます。

  • キューブの構築時にMDXを実行するには、アプリケーション・ワークブックのMDXワークシートの「MDXの実行」フィールドで「はい」を指定します。
  • キューブの作成後にMDXを実行するには、Essbase Webインタフェース「ジョブ」からMDXスクリプトを実行します。

次の画像は、サンプル・アプリケーション・ワークブックのMDX挿入ワークシートを示しています。


アプリケーション・ワークブックのMDX挿入ワークシートのイメージ。

mdxTest1 MDXスクリプトの場合、MDXワークシートはMDX.mdxTest1というように、各MDXワークシートの名前はMDX.scriptnameになります。

MDXワークシートのコンテンツはキューブにMDX挿入スクリプトを作成するために使用されます。 MDXスクリプトには、MDXシートの定義領域に指定されたファイル名が使用され、拡張子は.mdxになります。 たとえば、filename.mdxです。

プロパティまたはフィールド 有効な値 説明
ファイル名 有効なMDXスクリプトのファイル名。 「ファイル名」フィールドには、MDXスクリプトの名前を定義します。 MDXスクリプトは、キューブの作成時にEssbaseに作成されます。 ファイル名に拡張子.mdxが付いたものが、Essbaseでのスクリプト名です。
MDXの実行
  • はい
  • いいえ
「はい」を入力した場合、キューブの構築時にMDXスクリプトが実行されます。 「いいえ」を入力すると、MDXスクリプトはすぐには実行されません。 いずれの場合も、各MDXワークシートによって、指定されたファイル名と.mdx拡張子を使用して、MDXスクリプトがEssbaseに作成されます。 こうすることで、任意のMDXスクリプトを後から実行できます。

MDXワークシートの作成や削除は、デザイナ・パネルで行います。 「キューブ・デザイナでのMDXワークシートの操作」を参照してください。

MDX挿入の詳細は、「MDXを使用したデータの挿入およびエクスポート」および「MDX挿入指定」を参照してください。