パフォーマンス・アナライザは、ログに基づいてCSVデータを生成し、それを列に編成します。 まず、CSVデータを収集してその.csvファイルをExcelで開き、Excelのフィルタ・ツールでデータを確認して使用できます。
CSVデータを収集するには:- 分析する.csvファイルを探します。
- 「Essbase webインタフェース」で、「コンソール」を選択します。
- 「パフォーマンス・アナライザ」を選択します。
- 関心のある期間に一致する1つ以上の.csvファイルを検索します。
- ファイルをダウンロードします:
- 「アクション」の下にある「ダウンロード」アイコンを選択して、各ファイルをダウンロードします。
- ダウンロードする追加のファイルに対して繰り返します。
ファイルをExcelで開き、ファイルの上部で列を確認します。 ほとんどの列は見れば内容がわかります。 アプリケーションやキューブの名前、タイム・スタンプ、日付など、パフォーマンス分析のフィルタに役立つデータが格納されています。
列NとOには重要な情報が格納されているため、さらに説明が必要です。 列Nには、構成の設定やデータベースの設定、ユーザー・ログインなどの情報が格納されています。 列Oには、それらのカテゴリの中の特定のエントリが格納されています。 Excelで、列Nをフィルタしてカテゴリを選択し、列Oをフィルタすると、それらのカテゴリ内の特定のエントリを選択できます。
列N (Operation.OperationType)は、ログ・メッセージのタイプを説明します:- 「UserLogin」は、ユーザーがアクティブであった期間と、ユーザーがログアウトした時間を表示します。
- 「UserOperation」は、データ・ロードや計算、再構築など、すべてのユーザー操作を表示します。 エラーと例外も表示されます。
- 「SystemOperation」は、CPU、メモリー、ディスクおよびI/O使用率を表示します。
- 「DBSettings」は、データベース統計を表示します。
- 「ConfigurationSetting」は、構成の設定を表示します。
- 「Notification」は、重大なエラーがある場合に識別します。
列Nをフィルタして、関心のある特定のカテゴリを選択したら、列Oをフィルタすることで、そのカテゴリ内のイベントを表示できます。
列Nのフィルタのサンプル表示:

列Oのフィルタのサンプル表示:
