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Oracle® Essbase Oracle Essbaseの使用

F17137-05
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機械翻訳について

透過およびレプリケート・パーティションの理解

パーティションとは、別のキューブと共有されているキューブの一領域です。 ターゲットとソースのキューブ間で透過またはレプリケート・パーティションを作成し、ターゲットとソースで一致するキューブ領域を共有できます。 Essbase Webインタフェースで、ターゲット・キューブにパーティションの定義を作成します。

透過パーティションのターゲット領域は仮想です。データは、保存されたデータを含むソース・キューブ領域からオンデマンドで取り込まれます。 ソース・キューブは、同じまたは別のアプリケーション内、あるいは別のEssbaseインスタンスのいずれにあってもかまいません。

レプリケート・パーティションのターゲット領域は、ソース・キューブ領域の保存されたデータの物理的なコピーです。 レプリケート・パーティションのターゲット領域に保存されたデータは、ソース・キューブのデータが変更されたときに同期する必要があります。 レプリケート・パーティションを使用して、あるユーザーはターゲットのデータにアクセスし、別のユーザーはソースのデータにアクセスします。

レプリケート・パーティション内のデータに加えた変更は、ソースからターゲットに流れます。 ユーザーにターゲット・パーティション領域のデータを変更する権限が付与されていても、レプリケート・パーティションがリフレッシュされたときに上書きされます。

透過またはレプリケート・パーティションに含まれているすべてのキューブが同一のEssbaseインスタンスでホストされている場合、パーティション設定の一環でログイン資格証明は要求されません。 ただし、パーティションを作成するユーザーは、ターゲット・アプリケーションおよびソース・アプリケーションに対してもプロビジョニングされている必要があります。 ターゲット・キューブを問い合せるビジネス・ユーザーは、両方のキューブに対して、通常は読取りアクセス権を使用してプロビジョニングされている必要があります。