MDXレポートを使用して、Essbase Webインタフェースで問合せを格納およびレンダリングできます。 レポートの作成に必要な最低限の権限は、「データベース・マネージャ」です。
「アド・ホック分析」タブを使用したレイアウトの定義は、高度なレポートを作成するための常に最も効率的な方法とはかぎりません。 問い合せる対象が正確にわかっている場合は、MDXを使用して、グリッドに移入するための問合せを作成できます。
MDXの詳細は、MDXおよび「MDX問合せの記述」を参照してください。
レポートを使用する方法はキューブ・アクセスによって異なります。
少なくとも、データベース・アクセスのアプリケーションレベルのロールを持つユーザーは、他のユーザーが作成した保存済MDXレポートをレンダリングできます。 レポートで表示されるデータはユーザーのフィルタ・アクセスによって異なります。
保存済レポートのレンダリングに加えて、データベース・アクセス・ユーザーは、HTML、CSV、ExcelおよびJSONなど、様々な形式で結果セットをエクスポートできます。
データベース・アクセス・ユーザーは、レポート名の横にある「アクション」メニューをクリックし、「表示」を選択して、レポートを定義するMDX問合せを表示することもできます。
少なくともデータベース・マネージャのロールを持っている場合、データベース・アクセス・ユーザーと同様にレポートを使用できます。 また、「アクション」メニューを使用してレポートを編集および削除できます。
サービス管理者の場合、さらに、「次として実行」ボタンを使用すると、他のユーザーに偽装し、データ・アクセスを確認できます。 これは、様々なユーザーに割り当てられたフィルタをテストする際に役立つことがあります。
この項のMDXの例は、「アド・ホック分析」ビューでは簡単に実行できない、MDXレポートを使用して実行できる特別なタイプの分析を示します。
次の例は、Sample Basicキューブで使用するために設計されています。
メタデータ・レポート
次の例は、メタデータのみを返します(メンバー名を返し、データは返しません)。
SELECT {[Product].Levels(1).Members} ON ROWS, {} ON COLUMNS
グリッドを返す:
属性レポート
次の例では、列に属性ディメンションのメンバーを使用します。
SELECT [Product].Children ON ROWS, [Ounces].Children ON COLUMNS WHERE {Sales}
グリッドを返す:
フィルタされたレポート
次の例では、スライサ(WHERE句)を使用して問合せをColaに限定しています。 さらに、Filter関数が、問合せのレベル0の市場を負の利益を持つ市場に限定しています。
SELECT { Profit } ON COLUMNS, Filter( [Market].levels(0).members, Profit < 0) ON ROWS WHERE {Cola}
グリッドを返す:
UDAレポート
次の例は、ユーザー定義属性(UDA) "Major Market"を持つMarketディメンション・メンバーのProductデータを示しています。 スライサ(WHERE句)が、Salesデータのみを含むように問合せを限定しています。
SELECT [Product].Children ON ROWS, {Intersect(UDA([Market], "Major Market"), [Market].Children)} ON COLUMNS WHERE {Sales}
グリッドを返す: